メダルの数

オリンピックも日本時間の今朝で終了。今まで低迷し続けた日本が、突然のメダルラッシュで、今まで最高だったロサンゼルス大会の獲得メダル数を超え、連日報道も過熱してました。

が、史上最高だった東京大会に1つ及ばなかった金メダルの数が、1位の選手の金メダル剥奪によって最終日に転がり込んできたのです。なんとなくメダルの数ばかりを喜ぶ報道に対する痛烈な皮肉になってる気がしました。大体競技数もメダルを獲った競技内容も異なる中で、そのメダルの数だけを見て超えたとか、減ったとか言っても仕方ないのでは?きっと今後のオリンピックのときに、この金メダルの逸話は出てこないんだと思うんですけど。

今回のオリンピックは、なんとなくギリシアが無理したんだな〜というのがあちこちに出てる大会でしたね。競技場はガラガラのところも多かったですし、シンクロでロシアの競技の途中に音楽が止まったり、最終日にはマラソンの選手を外に押しだそうとする男を止めることもできず。速度を競う競技はともかく、評価・審判系の競技はなんとなく後味の悪い終わり方だった競技も多々ありましたし。星野さんも「主審のストライクの取り方が変」と何度も言ってました。何事も完璧というのは無いですが、4年に一度の世界最大の大会だからこそ、誰もが納得するような競技会にしてもらいたいものです。

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