積丹の青と余市の赤

かつて陸の孤島だったという積丹半島に、シャコタンブルーと呼ばれる青い海を見ようと行ったのですが、残念ながら曇り空のせいか、それとも季節のせいか、思ったよりも青じゃなかった・・・。

神威岬

東京湾からみたら十分青ですが。ここはもう一度来てみたいな。10年前、積丹半島を巡る国道で岩盤崩落事故がありました(今もその名残が見られます)。それを教訓としてか、頑丈なトンネルが次々と掘られていました。一部狭くて暗いトンネルが残っていますが、全体的には走りやすい道です。ただ、カムイ岬の突端を見る限りでは、長年の海風にさらされた急峻な崖は非常に脆そう。再び事故が起きないことを祈ります。

余市まで戻って車を乗り捨て。駅の人に「まだ時間も大丈夫だし、小樽まで乗ってっても無料だよ」と言われましたが、ニッカウイスキー蒸留所で飲む予定だから~と断りました。

というわけで、お昼を食べて蒸留所にレッツゴー。人が少なくて良い!案内をお願いしたら、2人だけのためにおねえちゃんがついて回ってくれました。

すごかったのがポットスチルのための火。平日だからポットスチルに火が入っていて、おじさんが石炭で調節してました。カメラを構える私のために、「こっち開けるよ、いい?」と合図までしてくれました。

ポットスチルの火

石炭が燃えてるのを見るのは初めてです。しかも目の前で見られます。これはおすすめ。原酒や蒸留所で作られるウイスキーの試飲をして、リタハウスで午後の紅茶。お酒好きには良いのではないでしょうか。

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