[movie]銀河ヒッチハイク・ガイド

銀河ヒッチハイク・ガイド

発売日:2005/09/22
価格: ¥ 5,985

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原題: The Hichhiker's Guide to the Galaxy
監督: ガース・ジェニングス
原作: ダグラス・アダムス
出演: サム・ロックウェル, モス・デフ, ズーイー・デシャネル, マーティン・フリーマンほか
2005年/アメリカ/カラー/109分

アーサー(マーティン・フリーマン)は平凡な英国人。ある日目覚めると、自分の家がバイパス工事で取り壊されそうになっていた。しかし、そこに飛んできた友人・フォード(モス・デフ)は全く意に介さず、何やら慌てている。あと数分で地球の最後だと言うのだ。すると急に空が暗くなって、巨大な飛行物体が現れ、こういった。「銀河バイパス工事のため、地球を爆破する」


宇宙のベストセラー、「銀河ヒッチハイク・ガイド」のフォードと共に銀河をヒッチハイクしながらのドタバタ劇と共に、実は根底に地球の生まれた意味、生命の意味などを考えるという側面もあり、なかなか面白かったです。まあ難しいことを考えなくても、大統領に振り回されながら進む銀河の旅を楽しむことだけでも十分かも。いつも慎重で臆病なアーサー、「ヒッチハイクガイド」の著者で冷徹なフォード、そしてぶっ飛んでる銀河大統領、美しく勇敢なトリリアン、そして鬱病のロボット・マーヴィンとキャラクターが揃ってて、よくあるロードムービー系でもあったり。裏を読めば、そういう極端なキャラクター設定が、「気持ちを入れ替える銃」というアイテムを取り入れることで、象徴的なものになっていたりと、案外奥深いともいえる作品でした。

原作を読んでないので、私にはいまいち背景が分かりづらいように感じることもあったのですが、細かいところで笑わせるのもうまくて、とりあえず良くできたおバカ映画が好きな方にはおすすめかも。

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