2005年3月29日

[movie/スカパー]第十七捕虜収容所

第十七捕虜収容所

発売日:2005/03/25
価格: ¥ 1,575

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原題: Stalag 17
監督: ビリー・ワイルダー
出演: ウィリアム・ホールデン, ドン・テイラーほか
1953年/アメリカ/120分/白黒/

第2次世界大戦末期。ドイツの第17捕虜収容所の第4キャンプにはアメリカ空軍の軍曹ばかりが収容されていた。血の気が多く、しかし陽気な彼らのキャンプはいつも大騒ぎ。ある日、みんなの協力で2人が脱走することになった。しかし脱走は失敗に終わる。計画が漏れていたのだ。この中にスパイがいる。一体誰が・・・。


ブラボー。超面白かった。全編ほとんどバラックの中だけ、という限られた空間の中で、登場人物も限られていて、さて犯人は・・・っていう非常にわかりやすいストーリー。しかもそれだけじゃない。随所随所にアメリカンジョークが効果的に使われているんです。私はこういうドリフ系のくだらないノリは大好き。「回れ右!」のところは最高でしたね。"アニマル"の風貌や行動とかも良かった(笑)。どうやってドイツ軍と連絡を取っているのか、誰が連絡を取っているのか、そしてその犯人をどうするのか、観客を引きつける展開も魅力で、脚本の勝利といった感じの傑作でした。

2005年3月27日

最近のマイブーム


贅沢にデコポンをしぼってます。甘いぞ

[movie]サマリア


原題: 사마리아
監督・脚本・美術:キム・ギドク
出演:クァク・チミン/ソ・ミンジョン(ハン・ヨルム)/イ・オル/
配給:東芝エンタテインメント
2004年/韓国/95分/カラー/

ヨジン(クァク・チミン)とチェヨン(ソ・ミンジョン)は高校生。いつも一緒にいる大親友だ。2人はヨーロッパ旅行のため援助交際をしている。実際に男と会うのはチェヨン。ヨジンはそれを嫌がりながらも、チェヨンの相手となる男をあちこちで調達し、見張り役をやっていた。目標まであと少し。そんなときに悲劇が襲う。


この2人の関係っていうのがすんごく微妙で良いですね。私の見る限り、ヨジン→チェヨンの一方通行という感じ。ヨジンは大好きな親友に援助交際させている自分が嫌だし、男と楽しそうに会うチェヨンが嫌だし、そして何より罪悪感に苛まれているのに対し、チェヨンはどこまでもあっけらかんとしていて、かつその親友に家族の連絡先さえ教えていない。そのチェヨンに置いてけぼりにされているような気がしてイライラするヨジンの描写とか、すごい巧いな~と思いました。

面白いのは、この物語はあくまで「金欲しさに援助交際なんかする女子高生とその悲劇(喜劇)」がテーマじゃないってこと。援助交際と2人の友情について描かれる第1部は、実際は男と会わないヨジン側から描写されてるし、第2部以降、ヨジンが取った行動は「金欲しさ」ではなく、「喪失感、罪悪感」から出たもの。そして娘の行動を知ってしまった父親が取った行動は、娘に向かうものではなく、相手に向かったものでした。

そうして登場人物の誰もが傷を負い、悩み・・・というこの映画が、一体どこに落ち着くのかと思ったのですが、これは良いですね。最初から最後まで、一本筋の通ったものすごく考えられている映画だと思います。暗いですけど。

2005年3月25日

[movie/スカパー]エヴァとステファンとすてきな家族

エヴァとステファンとすてきな家族

発売日:2004/06/23
価格: ¥ 5,040

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原題: Tillsammans
監督・脚本: ルーカス・ムーディソン
出演: エンマ・サミュエルソン/サム・ケッセル/リーサ・リンドグレン/ミカエル・ニュークヴィスト/グスタフ・ハンマシュテーン /アニア・ルンドクヴィスト/イェシカ・リードベリィ/ウーラ・ノレル
2000年/スウェーデン/106分/カラー/

パパと喧嘩したママはエヴァとステファンを連れて家を飛び出した。身を寄せたのはおじさんが住む家。そこはへんてこな人たちが共同生活をしている「Together」というところで・・・。


一人じゃ寂しいしつまらない、みんなでやればどんなつらいことも楽しい。一方で人が集まると、それぞれがお互いに気を遣わないといろいろと大変。そんなことを赤い色と共に伝える映画。もっと優しい感じの映画かと思ってたんですけど、どっちかっていうとドロドロな人間関係とその人間関係を笑い飛ばすような作品だったんですね。スウェーデンてこういう映画作るんだ~と思いました。

2005年3月24日

祝い 初撮影

ひまわり6号による初の地球観測画像について (気象庁)

よかったですね~。もうゴーズ君最低でしたからね。ひまわりがようやく戻ってきます。今度の梅雨には間に合うそうで、今年は台風予想も天気予報も精度が上がることでしょう。無事正式稼働されることを祈ります。

10年前の教訓?

サッカーと万博で盛り上がっているらしい週末ですが、私の中ではドバイワールドカップと高松宮記念の週末です。アジュディミツオーがんばれ。

その愛知万博が開幕です。会場から近い相方の実家では既に前売り券を手に入れていて「いつでもいらっしゃい」状態なのですが、実態は大変そう。市民招待の内覧会では会場までのリニアが大混雑だったり、施設が動かなかったりと開催直後の大混乱が予想される事態が報道されてますよね。

私の中で万博というと、大阪万博ではなくてつくば科学博なので、そのときはどうだったのかな~、と思って当時の新聞を見てみると、電車で行くには非常に不便な場所にあったため、万博中央駅からのシャトルバスは赤字状態で減便をしていたとの記事がありました。周辺駐車場の混雑なんかはありましたけど、それなりだったようですね(確かに入場に苦労した記憶は・・・あるかも?)。会場がそれほど広くないために入場者が10万を超えると不満が多くなっていた、という記事もありました。ピークには30万人を超える人出だったようですが、私は当時県内に住んでいたので、人が少ない日を見計らって行ったような記憶があります。そうそう確か小学校5年生のときの遠足は万博でした。平日だったから、案外人気パビリオンに入れたんじゃなかったかしらん。

科学博のときは地元にいたからあの熱気を感じていましたが、こうして客観的に当時の全国紙(朝日・日経)を見ると、そうでもなかったようですね~。特に特需を期待していた地元への貢献はほとんど無かった模様。相方なんて「そんなの知らん、行ってもない」と言ってましたし。ちなみにつくばのときも環境問題への取り組みみたいなテーマがあったそうですが、元々雑木林を切り開いて会場を作り、そこに生息していた鳥たちも寄り付かなくなって何が環境問題か、という向きもあったようです。

万博って微妙なのかも。せいぜいテーマパークレベルなら、ディズニーランドでいいや、みたいな。ちなみに科学博のときも閉幕直前(夏休み)が一番混んだようですから、行くなら開幕から1ヶ月経ったくらい(落ち着いた頃)で、平日は無理でも連休ではない土曜日とかが良いかもしれないですね。

2005年3月23日

保護するならそれらしく

図書館にいるとたまに困った事例にぶつかります。図書館は著作権の31条で複写の例外が認められている機関ですから、他大学へ論文の複写を依頼したりすることが多々あります。しかし、全文コピーは著作権が切れてないとダメ。通常著作者の死後50年が著作権の期限です。つまり今年著作権が切れる資料は、1955年に著作者が亡くなっている資料。下手すると明治時代の本でも著作権が切れないのです。

当然そんな本は古本屋に行っても探せないものがほとんど。絶版になり、著者が亡くなってしまって誰が権利を持っているかもわからないような資料も多数存在します。しかしコピーをするには「著作権者の許諾が必要」です。当然亡くなった年が分からなければ、著作権の消滅を証明できないのでそれを調べる必要もあります。

が、しかしそれって現実的だと思います?つい先日もあと7年程度で著作権が消滅する本に複写依頼があったのですが、著作権は消滅しておらず、しかも著者が亡くなったのは40年以上前。誰と連絡を取ればいいのかさえもわからない。そもそも縁者がどこにいるのかを調べるのが図書館の仕事なのかどうか。資料は絶版で、国内で確認できるのは国会図書館とうちの館の2館だけ。そんなのもういいじゃん、って感じですよね。まあ絶版で手に入りにくい資料の場合、図書館への受入を前提として全文コピーをしてくれるサービスはあるんですけど(「保存を目的とするコピー」っていうやつですね)。

ちなみに団体著者の場合(○○協会が著作権を持っている場合)は公表後50年が著作権の期限です。公表年月日は通常資料に記載されていますから分からなくていつまでも著作権が消滅しないなんてこともありませんし、それがベターなんじゃないかなあ。少なくとも著作権者が亡くなって50年経っても経済的な価値がある資料って特に図書館には多くないんですよ。内容的に価値はあっても。漫画とか、アニメとか、著作権自体が金を生む場合はわかりませんよ。ただそんな場合は権利を主張する人間がいるでしょうから、公表後50年経ったら1年とか5年とか毎に登録料を取って、登録制にしたほうが良いと思うんですよね。それで最大70年保護とかにする。著作権者はデータベースで調べられるようになっていれば尚良。誰と交渉すればよいのか一目瞭然。そこに載ってなくて、公表後50年経ってる資料はもう著作権が消滅している。あいまいさが無くなって良いと思うんですけど。

保護するなら、保護期間、保護している対象はやっぱりはっきりすべきだと思うのです。法律なんですから。個人的には50年は長すぎると思ってるんですけどね。

2005年3月22日

昨日は従妹の結婚式でした

結婚式と言えば何がまず困るって着ていくものですよね。去年妹の時に着ていったのを着回すのもなんか失礼かな~とか、もう30超えて、そろそろ大学出たての頃着てたヒラヒラの服ってのもどうかと思ったし、新郎のお家が伝統を重んじる家というのを正月のときに聞いていたので、本当に迷ってました。そろそろ周りも大体結婚してしまったので、今更新調しても普段着ないし・・・とか。あんなペラペラな服でも結構しますしね。そこで何を思ったか、そうだ着物レンタルしちゃおうって思ったんですよ。肌着類や足袋は自分が結婚したときに一式揃えたので持ってるし、借りればそこで着付けもしてもらえそう。どんな洋服よりも正式な礼装ですし。というわけで、着物レンタルを専門にしているお店で着付けも髪もやってもらって行ってきました。

着慣れないからやっぱり少し疲れましたけど、以外と耐性があるというか、自分の結婚式のときに色打ち掛けでもガンガン食べられたので、料理も食べられたし、叔母さんにも喜んで貰ったし、よかったです。行く途中でじいちゃんばあちゃんに会って「あ、おばあちゃん」って声かけたら、一瞬「誰?」って顔されたときはちょっとショックでしたけど。

式は新郎が間違えて右手を出しそうになったり、賛美歌隊の一人が眠そうだったり、牧師がパックンマックンのマックンにそっくりだったりとなかなか刺激的なものでした。披露宴では妹はおろし立てのドレスにケーキをつけ、その夫はパンをオレンジジュースの中に落としたりしてましたが、総じて楽しかったです。直系じゃないと、やっぱり大分気が楽ですよね。うちの相方は花嫁の父(私の叔父)が泣かないかどうか、ひたすらかまっていましたけど。そして最後には花嫁に「キミの顔(酒に酔って真っ赤だ)を見ていると、涙もひっこむよ」と言われたそうです。

2005年3月21日

[movie]カナリア


監督・脚本: 塩田明彦
出演: 石田法嗣, 谷村美月ほか
日本/2004年/132分/カラー/

カルト教団ニルヴァーナがテロを起こした。そのとき施設にいた子供たちは警察に保護され、児童相談所に預けられた。子供たちは次第に心を開き、普通の生活になじんでいったが、一人の子は決して教団の教えから離れようとはしなかった。岩瀬光一、12歳。彼の妹は祖父母に引き取られたが、祖父は光一の引き取りを拒否する。彼は妹を祖父から取り戻すため、児童相談所を脱走した。


「子供は親を選べない」って言われますけど、それでも「子供にとってどんなにひどい親でも、親は親」なんですよね。それを見せつけるシーンが何度かあって、それがとても印象的でした。親は子供をどう育てることもできるけれども、子供はその良し悪しを判断できないことを肝に銘じなければならない、ってことなのかも。

父親を亡くし、母子3人でニルヴァーナに入信してしまった彼ら。母親と離ればなれで生活している中で、幼い娘は徐々に生きる気力を無くし、息子は反発する。あの顔で12歳っていうのはどうなの、って思いますけど、あえて寡黙・無表情にしたことで、心の傷の大きさを最大限に表現しているところがよかったですね。それと同行の女の子。強がってるけど、やっぱり12歳の女の子。こちらは逆にしゃべりたおすことで、孤独感や閉塞感に気づかないようにしようとしている感じ。大人の建前本音の使い分けというか、まあそれが大人っていうことなのかもしれないですけれども、それを強く感じ取っている彼らが、一方では援助交際、一方はカルト教団への頑なな傾倒という形で理不尽さに対する心の悲鳴を表そうとしているのかなと思ったのでした。

テーマとしては考えさせられる重い映画でしたが、ストーリーは結構軽快な感じだったですね。ちょっとステレオタイプ過ぎるところがもう少しかと私は思ったのですが、それはひねくれすぎでしょうか。

2005年3月18日

録画はハードディスクで

東芝・片岡秀夫氏が明かす、「RD-H1」“3時間で完売”の波紋 / デジタルARENA

うぉーこれすごいわかります。DVDはメディアとしてまだ高いし、そこまで録画しておきたい番組があるかっていうとそうでもない。ハードディスクに貯めてって、見たら消す、って分かる気がするな~。裏番組録画とか、昼間や深夜の番組録画(自分が見られない番組の録画)を主にする人なら、DVD録画機能がつかないだけで価格が3万前半になるなら、そっちを選びますよね(ちなみにDVD録画機能がついていて250GBのHDD搭載機は8万以上する)

私のパソコンにも同じ機能ついてます。最初は面白くてDVDに焼いてましたけど、最近は見たら消すになっちゃった。HDDがどんどん埋まっていくので、そろそろ見なくちゃ~ってがーって見ます。スカパーだと夜中や昼間に見たい映画やってますからね。パソコンなら録画した番組を一覧表示できますし、見たいのを選ぶのも簡単です。bitcast.TVで予約して、見て、消す。実は録画に視聴が追いつかず、HDDがどんどん埋まってて、もう1台増設を考えてるところです(笑)。映像系は今多機能とか高画質にこだわる製品が多いようですけど、実際見られないほどひどくなければ、それを売りにできるとは思えないんですよね。こういう風に一般には不必要な機能を殺ぎ落とし、かつ「低価格」、さらに外見がスタイリッシュ。これが家電の売れる秘訣な気がする。

2005年3月16日

新聞の復権?

ちょっと前、某テレビ局のホームページが見られないという子が来ました。大学で設置しているPCのブラウザについてるプラグインが古かったのか、何かセキュリティ的にブロックされたのか、結局わからなかったのですが(私の使っているパソコンでは見られたし)、そんなこんなでテレビ局のサイトを見ていて、ふと気づいたのです。

なんでテレビ局のサイトって見づらいんだろう。

インターネットでは実は新聞サイトのほうが古いですよね。元々紙面を作ることと、情報を2次元(文字や写真)で提供するという手法が、インターネットのウェブページとかみ合ったということもあるでしょうし、CD-ROMなどで図書館や企業向けに古くからデジタルデータを提供していたという経緯もあったのでしょう。朝日新聞のサイトを始めとして、日経、読売、産経、東京・・・と新聞社のほとんどがサイトを持ち、インターネットの成長や普及に合わせてどんどん洗練され、見やすくなってきました。記事単位でデータを提供したり、RSSを使って配信したり、ウェブ版の有料索引データベースを頒布したりとサービスも充実しています。日経ブロードバンドニュースのように、映像も効果的に使って、新聞の弱い部分を補う工夫も出てきました。

一方、映像を主要コンテンツとするテレビ局のサイトはやたらとゴテゴテして、必要な情報にたどり着くまでに手間取る印象があります。不必要な画像(動画)や、使い勝手よりも見た目を重視したサイト作り、そして情報の更新が遅いなど、ネット界のものさしで評価したら、はっきり言って誉められたサイトではありません。

思ったのは、テレビやラジオはあくまでもアナログなんですよね。最初から最後まで順列に見なくては(聴かなくては)ならない。一方で新聞は紙のままでも使い方はデジタル的。最初から順番に読む人は少ないと思うのです。見出し見て、必要な情報はじっくり、それ以外は飛ばす。1面から見なくてもいいし、そういうことが簡単にできるような形になっている。そういった考え方やコンテンツの違いが、サイトの良し悪しに現れているのかも。例えば「どっちの料理ショー」を、始まったとたん結論だけ見るって無理だし、それじゃこのコンテンツ自体の存在意義さえ問われてしまいます。

地上デジタル放送開始から1年が経ちました。本格化(全国化)まで、当初の予定だとあと1年。このままアナログのコンテンツをデジタルに持って行っても何の意味もないと思うのです。全然普及しているように思えないのは、テレビの頭がデジタルになってないからじゃないかと、サイトの違いからぼんやりと思う私なのでした。

2005年3月13日

[movie/スカパー]クライング・ゲーム

クライング・ゲーム DTSスペシャル・エディション

発売日:2005/03/11
価格: ¥ 4,179

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原題: The Crying Game
監督: ニール・ジョーダン
出演: スティーブン・レイ, ジェイ・デイヴィッドソン, ミランダ・リチャードソン, フォレスト・ウィテカー, エイドリアン・ダンバー
1992年/イギリス/112分/カラー/

IRAの一味は黒人兵士ジョディ(エイドリアン・ダンバー)を誘拐し、政府に捕らえられた仲間の釈放を要求する。期限までの3日間、ジョディと共に過ごしたIRA兵士のファーガス(スティーブン・レイ)は徐々にジョディとうち解けていく。もし自分が死んだら、ロンドンにいる恋人に「愛していた」と伝えて欲しいというジョディ。期限の日、ジョディ殺害を志願したファーガスだったが・・・。


うーん、わかったけどなー。多分女性ならわかると思うんですけどね。ああ、やっぱりそういうオチなんだな、みたいな。でもそこからが面白い。戸惑うファーガスの顔が良かったです。そしてどうしても保身のために誰かを切ることができないファーガスの性、というのが最後まで一本貫かれてて、ああよくできてるなと思いました。日本で公開されたとき、内容については一切公開不可、とされたとか。確かにどの要素がバラされても面白くないかも。オープニングに使われている歌、エンディングに使われている歌の対比もお見事で、スタイリッシュなという形容がぴったりな映画かもしれません。

[movie]レーシング・ストライプス


原題: Racing Stripes
監督: フレデリック・デュシュー
出演: ブルース・グリーンウッド, ヘイデン・パネッティアーほか

手違いで牧場に置き去りにされたシマウマ。牧場の娘にストライプスと名付けられて、大きくなった。そんなストライプスの夢は、競走馬としてレースに出ること。毎日郵便屋のトラックと競争して、脚を鍛えているストライプスだったが・・・。


ストーリーはすごーく単純で、まさに大人が安心して見せられるお子様向けの映画なのですが、輪乗りの中に明らかに一回り小さいシマウマがいるという絵はやっぱり笑えます。いっちょまえにブリンカーとかしてるし。きっとこの企画考えた人は競馬好きだったんだろーなーという感じ。体の小ささを活かして、内に潜り込む辺りも考えてるなと思ってしまいました。まあシマウマと競走馬じゃ全く速度が違うので、馴致できるかどうかには目をつぶったとしても、実際のところ「走ること」がレゾンデートルであるサラブレッドには勝てないんでしょうけど。

でもサラブレッドのお坊ちゃん(日本でいうとサンデーサイレンス産駒みたいな)たちの鼻持ちならないところとか、泥臭い勝負に弱いところとか、そして潔く負けを認める育ちの良さとか、普段サラブレッドたちを見ててもそんな雰囲気ありますね。馬って面白いです。

2005年3月11日

Googleニュースカスタマイズ

Google ニュース 日本版

前にGoogleニュースのそれぞれの表示数や表示順を変えられたらいいのに、と書いてたのですが、カスタマイズできるようになったようです。さっそくいじってみました。最近はなんでも「カスタマイズ」ですよね。

覚え書きを表示させてみました

右のサイドバーに備忘録を作っておきました。手帳に書いてても「あ、忘れてた」って思うことがあるんですもん。これからゴールデンウィークにかけて、面白そうな映画が沢山封切りされるので楽しみです。

そんな私は花粉症で泣いてます。目が痒くてたまりません。

2005年3月10日

アマゾンとbk1のリンクを同時にはりたい

前からG-toolsとか、bk1のリンク生成とか使ってリンクをはってたんですけど、私はAmazonにもbk1にも両方にリンクがはりたいし、TABLEタグはできれば使わないで、この要素を入れたいとか、超わがままなことを考えていたんですね。それでいろいろ探していて見つけたのが、この記事。

AmazonのXML Webサービス(REST)はXSLを書くだけでもかなり使える:Goodpic

おお、そうか、JavascriptでAWSからXMLを落としてきて、それにXSLを噛ませれば、結構簡単にG-toolsみたいにできるんだ。。。と思って、xslファイルを作ってみました。その成果がこのエントリです。

Bookmarkletもこんな形で作りました。

2005年3月9日

フジvsホリエモンで気になるのは

フジの日枝会長が、堤前会長とやたらと(顔や雰囲気が)似てるってこと。え、似てないですか?私の中ではこのふたつのニュースがかぶって混乱してるんですけど。あれ、なんで日枝さんが逮捕されてるの?みたいな(言い過ぎ)

10年前マードック@メディア王&孫@ソフトバンクが朝日放送の株式を大量取得したときのように、半ばで戦いが終わってしまうのか、興味深いところです。きっと当時若造、今ではすっかりコンピュータ業界の重鎮になってる孫氏もそう思って見てるんではないかな~と思ってるのですけど。10年前の新聞を見ると、テレビ業界の言動、発言者ともに全く変化が無くて、それが面白いです。

2005年3月7日

[movie/スカパー]ディアボロス

ディアボロス
アル・パチーノ

ポニーキャニオン 1998-11-18
売り上げランキング : 7,005

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原題: Devil's Advocate
監督: テイラー・ハックフォード
出演: キアヌ・リーヴス, アル・パチーノ, シャーリーズ・セロンほか
1997年/アメリカ/144分/カラー/

フロリダで無敗の弁護士として知られるケヴィン(キアヌ・リーヴス)。今日もまた、自分では明らかに有罪と思える被告の弁護に成功し、無罪を獲得した。妻のメリー・アン(シャーリーズ・セロン)らと祝杯をあげていたところに、一人の男が近づいてくる。ニューヨークの弁護士事務所で働かないかと。


うぉー微妙。3分の2くらいまで面白いんです。罪悪感を多少は感じながらも、結局は勝ちにこだわる若い弁護士。ニューヨークでの素晴らしい生活に有頂天。ところが部屋に置いてけぼりの妻は不満顔。しかもどこか周りの人間が変・・・という、見えない恐怖みたいなものを上手に醸し出していて、これにどういうオチが着くのか、期待も最高潮に達したとき・・・え!え!え!なんですかそれ。まあ確かにそういう伏線っぽいものも無くはない(いや、やっぱり無いと思う)けど、それって私にとってはやっぱりギャグにしか思えないんですけど。そんなやることが悠長で細かい○○なんて、現実に起こっている事件に比べれば可愛いって感じじゃないですか。この映画を見るには、宗教的な下地が無いとダメかなーと思ったのでした。

2005年3月6日

[movie]ビューティフル・デイズ

Beautiful Days Official Web Site


原題: Ada Apa Dengan Cinta?
監督:ルディ・スジャルウォ
出演:ディアン・サストロワルドヨ, ニコラス・サプトラ, ラディア・シェリル
脚本:ジュジュル・プラナント
2002年/インドネシア/1時間52分/カラー/

チンタ(ディアン・サストロワルドヨ)は明るく元気な17歳の高校生。詩を書くのが大好きなチンタは、毎年催される校内の作詩コンクールで今年も優勝を狙っていた。ところが優勝したのは、ランガ(ニコラス・サプトラ)という寡黙な男の子だった。親友たちと壁新聞を作っているチンタは、ランガを取材しようと試みるが・・・


すんごーくまっすぐで、ひねりのないストーリーなんですけど、愛(チンタ)という名前の元気な女の子と、傷つきやすい自尊心のかたまりのような少年、両方の主役の子がすんごくよかったんですよね。どちらもいかにもな高校生。チンタを取り囲む女の子グループというのもいかにも高校生らしくて。いつも精一杯背伸びしてるんだけど、ふと気を抜くとやっぱり子供みたいな。そんな彼らが画面の中で笑い、悩み、泣いて、また笑っていると、とっても元気な気分になれます。そんな映画でした。男性にはわかんないだろーなー。どう考えても女性向けの映画です。

2005年3月5日

[ドラマ]24

24 -TWENTY FOUR- シーズン1 DVDコレクターズ・ボックス
キーファー・サザーランド

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2004-08-20
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大統領候補の暗殺計画が実行されつつある。政府機関であるCTUのエージェント・ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)は、計画を阻止するために奔走するが、妻と娘が巻き込まれ、CTU内には内通者がいることがわかってきた。妻と娘を救出し、暗殺計画を阻止することは出来るのか?


現実の時間と同じ速度で進む人気ドラマ。既にシーズン3までDVDも出てるそうですが、私は今更ながらシーズン1を見てました。最初の12時間くらいが一番面白かったかな~。妻と娘が助け出される辺りまで。週1回だったのもそう思った原因かもしれません。一度に全部見たほうがいいのかも。

でも現実の時間と進みが同じっていうのは緊張感があって良いですね。あえて「あと何分で着く」とか、「現場到着まで5分」とかいう時間感覚を思い出させるセリフを効果的に使っているところもうまいと思います。おい、もう5分とっくに経っただろう・・・っていう映画とか多いですからねー。

でもラストは不満だなあ。こういうドラマだから「めでたしめでたし」で終わるんだと思ってたんですけどねー。「え、終わり?」って感じのラスト。時間の縛りがあるから、仕方なかったのかな。

17日からは(日本語吹き替えは14日から)、シーズン2が続けて放送されるそうで、文句を言いながらも続けて見てしまいそうです。

2005年3月4日

「風習」の創造

この前の節分の日、見慣れない光景を見ました。いつも閑散としているチェーン寿司店の前に人だかり。相方がそれを見て、「節分に太巻きって食べたっけ?」と聞いてきました。そういえばその数日前から「節分太巻き予約承り中」のポスターが出ていて、「節分太巻きって何?」と思っていたのです。私の実家は日本の風習をことごとく無視するいかにもな道産子家庭でしたから、そういうのもあるのかなーってくらいだったのですが、相方も知らないってことは、最近の風習なのか、それとも特定地域の風習なのか、と思ってネットで調べると、「恵方巻き」という関西方面の風習だったことが判明しました。最近コンビニチェーンが仕掛け人となってその風習が全国に広まってきたとか(産経新聞 2005年1月23日朝刊)。でもその起源も明治期の厄払いを元に1977年の大阪海苔問屋協同組合が始めたものってことなので、別に古くからの風習ということではないではないようです。まあ大抵の風習って元を調べたらそんなところに行き着くんでしょうけど。

で、昨日は3月3日桃の節句。今朝のテレビでお取り寄せランキングでカステラ屋が出てて、「この時期は最もカステラが出るんですって」「へえ、何ででしょうね」というやりとりがありました。出勤してみると、長崎文明堂の「桃カステラ」が上司の差し入れとして置かれていました。長崎の名物らしい「桃カステラ」は縁起物として桃の節句とかに贈答されるらしいです。へー。じゃあカステラが桃の節句に一番出るというのも、そこから来てるのかしら。

いろいろあるもんですねー。はっきり言ってどちらもチョコレートメーカーが始めたというバレンタインデーと大差無いのに、比較的一般に広まっている背景には、

1. でもどちらも厄払いとか、お祝いという、「縁起担ぎ」の意味合いがある。
2.それに対応する品物が「巻き寿司」や「桃カステラ」という日本的なもの(縁起担ぎらしい)

というポイントがあるように思います。「土用の丑の日」の鰻も元は伝承から無理矢理理由付けした平賀源内発案の売り上げ向上策だったという話もありますし、何かもっともらしい説明のある縁起担ぎの風習だと定着する可能性が高そうです。そう思ってカレンダーを見ると、3月3日と5月5日の間に4月4日というゾロ目の日がありますが、この日は特に何も行事が無い。そう言えば大昔は桜の散るころ疫病が良く流行ったという話がありますし、今でも鎮花祭という桜の花を鎮めて疫病退散のお祭りをするところもあるそうですから、それにあやかった無病祈願のお菓子や食べ物を発案して売り出したりすると根付くかもしれません。名前はせっかく鎮花(はなしずめ)という綺麗な言葉があるのでそれをいただくことにしましょう。キャッチフレーズとしては「鎮花には○○を食べる」とかどうでしょう。それにちょうどスギ花粉がピークを迎える時期でもありますから、花粉アレルギーにも良いらしいとか尾鰭をつけると尚良いかもしれません(詐欺師?)。でもだからといってヨーグルトにすると定着ポイントの2にはずれるのでダメです。もっと日本的なものを。桜を鎮めるに沿ったものだと、言い伝えにも信憑性が増しそう。何がいいかな~。さあ、頑張れ専門小売り店。売り出しのチャンス。

そして「鎮花祭」でググると、なんとトップに18禁ゲームがヒットするというオチなのでした。

2005年3月3日

東風吹かば

白梅

昨日は近所で梅を見てきました。ちょっとした梅林になっていて、平日の昼間はじいさんばあさんのお散歩スポットとなっているようです。

紅梅

もう咲ききってしまっているのから、これからというものまで様々でしたが、ちょっと花のつきは悪いようで、満開のものも寂しい感じでした。異常気象のせい?

桜と違って、梅は5分くらいが一番よさそうですね。つぼみと開いたのとが、半々くらいの。大昔、偕楽園の近所に住んでいたのですが、あれくらい大量にあると、やっぱり満開の梅は壮観なんですけど。

2005年3月1日

[movie]大統領の理髪師


原題: 효자동 이발사
監督・脚本:イム・チャンサン
出演: ソン・ガンホ, ムン・ソリ, イ・ジェウン, リュ・インスほか
2004年/韓国/カラー/154分/

ボクのお父さんはソン・ハンモ(ソン・ガンホ)。孝子洞で床屋を営んでいる。大統領官邸のお膝元である孝子洞で、政治の変化と革命を目の前で見てきた父は、ひょんなことから大統領官邸に出入りするようになる。大統領の理髪師になったのだ。


タイトルやポスターから、ちょっと社会派的な感動ものだと思っていた私。ところがどっこい、これが超爆笑ストーリーだったんですよ。良い意味で裏切られたというか。ソン・ガンホのすっとぼけた床屋もさることながら、床屋と大統領のやりとり、床屋と政府首脳のやりとりという、身分や考え方の違いからくるズレがお見事で、かなりツボにはまりました。シリアスな部分もあるにはあるのですが、それを悲惨ではなく、ブラックユーモアに変えちゃう辺りも韓国映画らしい。救いのあるラストも良かったですし、結構おすすめです。