2005年8月29日

こんなはずじゃなかったのに

出版ニュース

職場では『出版ニュース』が毎号回覧されるのですが、図書館にも関係の深い出版界の問題、事情、著作権に関する記事など、結構面白くて毎回楽しみにしています。8月下旬号のトップ論文は、田北康成「共謀罪、改憲で脅かされる表現の自由」です。個人情報保護法に対する過剰反応的な対応、イラク派兵反対や君が代斉唱反対といった政治的ビラ配りで逮捕されるといった公権力による恣意的な思想弾圧事件を取り上げ、オウム事件とか、プライバシーといった「賛意を得やすい分かりやすさ」を隠れ蓑に、徐々に政府による圧力が大きくなってきているのではないかという懸念を提示しています。

私は君が代斉唱と言われたら帽子を取って歌うけど、だからといって誰も彼もが起立して斉唱しなくちゃいけないとは思わないし、イラク派兵はあの時の決断としては間違いじゃなくても、そろそろ引き際を考えてもいいのではないかと思っているけれど、その主張をビラ配りすることで逮捕されるってのはなんか変じゃないかと思うんですよね。別に大学合格者名なんて、なんで週刊誌で発表しなくちゃならないんだ、とは思うけど、だからといってマスコミの言うことをいちいち法律で縛ってたら、表現の自由は無くなってしまいます。なんとなく、本当になんとなくなんですが、最近窮屈になっている気がしませんか?著作権の問題もそうだし(CDからテープにダビングして車やウォークマンで聞くなんて誰でもやってたじゃん、なんでCDからiPodに入れちゃなんないのよ)、この記事に書かれている懸念も不気味。多分、戦前・戦中の思想弾圧も、最初はそんなつもりじゃなかったと思うんですよね。でも政府としては、事をうまく進めるには、反対派の声なんて聞こえない方が良い、と思ったとたん、その法律を「悪用」できることを思いつく。いや、悪用しているつもりもないのかもしれないですね。だって彼らにとっては「正しいこと」なんだもん。正しいことなんだから、誰もがやらなくちゃならない、正しいことが出来ない人は、悪い人。「お国のため」が正しいことなら、その「お国に背く」のは犯罪者。ここでも二項対立理論が登場です。

今、日明恩の『埋み火』を読んでいるのですが(面白いです)、その中で父親を尊敬しているある青年が、自分の父親の横暴(確かに凄い横暴)に毒を吐く主人公の友人に対して怒り出すというシーンがあるのです。父親は誰もが尊敬すべき、その父親に対してなんたる言いぐさだと。喧嘩状態になって店を叩き出された後、その友人が言うのです。


「『じゃなきゃいけない』って、自分で自分に制約を課している分には、けっこうイケてるって俺は思う。だけど、それを他人に押しつけたとたん、最高にダサくなる。誰かにとっての『じゃなきゃいけない』は、俺の『じゃなきゃいけない』じゃない」


幸い、戦前・戦中時と現在の最大に異なる点は、苦労ばかりで実りの少ないビラ配りなんてしなくても、日本中に意見を流すことが個人で簡単に出来るツールがあるということ。思想弾圧で発禁になっても、ネット上ならいくらでも(流通コストは限りなくタダで)流せるということ。

もちろんマスコミもネット住民も、表現の自由を盾になにを書いてもやってもいいってわけじゃないのも事実でしょうけど、だからといって、どこで間違ったのかもわからないまま、言いたいことを言えない変な時代になっていいわけでもありません。民主主義は、「賛成」か「反対」かでも「反対」を真っ向から否定することでもなく、様々な選択肢から議論を経て国民がよりよいと思う方策を選ぶことだったはず。選ぶための選択肢を増やすためにも、表現・発言の自由は守らないとと私は思うのです。

公示は明日だけど、選挙はがき来た、そして鮎も豆もきた

前回の総選挙は確か不在者投票をしたのですが、今回は11日に行けそうです。投票所も近いし。私なんて、今の場所に4年ほどしか住んでないし(結構住めば都で気に入ってはいるのですが)、小中高校なんて全然違うところに行ってますから、はっきり言って地盤云々とか言われても、全くピンとこないのです。どの政党が強いとかも全く知らないのですが、そういう人が恐らく多いであろうこの地域で小選挙区選挙をするのは、候補者は大変そうですね。

そんな今日は再び鮎の塩焼きですよ!持つべきモノは釣りの巧い(義理の)おとっちゃんです。大漁だったそうで、妙にでかい天然鮎がやってきました。天然ものは顔が怖いです。きっと厳しい魚生を渡ってきたからでしょう。私がおいしくいただいてあげます。な~む~。

そして今日は今度は私の実家から白山だだちゃ豆が送られてきました。ブランドに弱い私です。鶴岡に4年ほど前に出張に行って以来、枝豆はだだちゃが一番と思ってます。だだちゃ豆と言えば、やっぱり白山だだちゃ豆です。最近はだだちゃ豆は人気らしいですね。

このところ朝晩も大分涼しくなってきて、過ごしやすくなってきたら、とたんに夏ばても解消して食欲が出てきました。うーん、天高く・・・?

2005年8月27日

スーパーよさこい行ってきました

今日と明日は原宿で「スーパーよさこい」です。なんとなく偏見で、暴走族みたいな格好した若者ばかりという印象だったのですが、全然違うんですね。踊り子の年齢層は高いか、極端に低いかで、若者率が案外低かったのに驚きました。たまたま見てる場所と時間が悪かったのかしらん。

馬に比べたら、人が踊る速度なんてたかが知れてると思ってたのですが、まっすぐ走ってくる馬と違って、踊る人たちは横にも縦にも動くんですよね。追いかけるのが大変。普段人を撮ることも少ないので、面白くもありました。

スーパーよさこい

最初に通ったのが地元でも定評のある旭食品だったためか、その後の学生団体はかなりバラバラに感じられました。が、踊りの確かさよりも、気合いで踊ってる元気な感じがよかったですね。往々にして若いチームは元気よく、テンポも早く。比較的年季の入ったチームは踊りの正確さや衣装の美しさが際だっている感じでした。

暑いなか大変だとは思うのですが、すんごい楽しそうで、見ていてちょっと羨ましかったです。

すごいページ

資生堂 ウーノ

gooのニュースランキングに、突然資生堂のホームページが現れたので、また国民新党のサイトみたいに「すげー」「なんだよこれ」「もう少しやりようがあるだろ」って言われてるのかとおもいきや、これは本当にすごかった。思わず30分くらい真剣にみちゃいましたよ。

UNOシリーズを使って、若手(じゃないのもいるけど)芸人を変身させよう企画。投票もやってるようです。私の中では「カンニング竹山」が笑えました。アンガールズはどちらも顔の印象が強すぎて、多少髪型替えただけでは難しいこともわかりました。

話によると、昨日テレ朝で「一晩で最も多く流れたCM」企画としてやってたらしいです。ぜーんぜんしらない。私がテレ朝を見ないことを思わぬことで確認しました。

2005年8月26日

新刊情報をランダムに表示する

PHP Tips:コンテンツをランダムに取得する(CodeZine)を参考にしました。ただ、LolipopのサーバーはPHP5が使えないので、xmlの変換はPHP側で行わず、AWSへの要求にxslファイルを設定することにしてしまいました。そんで整形済みのhtmlデータを表示。あまりスマートではないと思うのですが、まあいいか。

イメージが無いものへ対応したいんですけどね・・・。テーブルタグとかは嫌だしなあ。イメージが小さいのを分岐に処理はできるんでしょうけど、何しろ付け焼き刃なもので。良いコード紹介ページなんかありましたら教えていただけると幸いです。

今更以下の資料も参考。意外と細かいところで知らないこととかあって、勉強になりました。

Amazon Hacks 世界最大のショッピングサイト完全活用テクニック100選
著者:ポール・ボシュ
発売日:2004/04/24
価格: ¥ 3,045
ISBN: 4873111811

Amazon】【bk1



indexファイルのphp化

トップページファイルをphpにしてみました。別に本体には意味はないのですが、新刊案内を動的につけたかったので。左の新刊案内は、新刊と予約のできる近刊のうち、私が選んだものがランダムに表示されます。不具合がありましたらご一報いただけると幸いです。

http://palm.mods.jp/index.html 

にブックマーク、リンクをつけていらっしゃる方は、お手数ですが

http://palm.mods.jp/index.php

に変更をお願いします。

2005年8月23日

新機種は手が届かないけど

EF LENS-EF24-105mm F4L IS USM

新しくEOS 5Dが出るそうです。どちらかというと風景や花みたいな静物を撮るタイプの中級機なのでしょうか。1Dシリーズに、1Dsと1Dがあるように、中級機も5Dと20Dの2パターンでいくってことなのか、それとも1Dシリーズ>5D>20Dなのか。よくわかりませんが、逆に20Dに比べると連写機能が落ちてしまうので、主な撮りモノが目の前を時速60キロで走る馬の私には、1D MarkII Nのほうが気になっちゃったりします。いずれにせよ、高くて手の届くものではないので、逆に中古品が大量に出たり、新品も値を下げそうな20Dがねらい目かとワクワクしているんですけど。

それよりも、上にリンクした、新しく発表されたレンズです。噂の段階から超気になってたのです。実は私、EF17-40mm F4Lの次がいきなりEF70-200mm F4Lで、さらにもう1本EF300mm F2.8Lという変なレンズ構成してまして、旅行用というか、普段使いというか、40mmより欲しいけど、70-200mmじゃちょっと大きすぎ(もちろん300mmは論外)という場合のレンズが欲しかったんですよね。その場合、普通はEF24-85mm F2.8Lにするのでしょうけど、でかいし重すぎるんですよ。実物見てうーんと思いましたから(いや、それでもレンズだけで2キロ以上ある300mmから比べたらたいしたことないんですけど)。F2.8は魅力なんですけどね。そこで今回出されたのが、F4Lシリーズの標準レンズ、EF24-105mm F4L IS。まあすごーく良いじゃないですか。17mmは要らないけど、100mmぐらいまでは結構要るという私の希望と見事にマッチした焦点距離。そしてなんとIS(手ぶれ補正機能)付き!フィルタ径も77mmで、17-40mmのを転用できます。うーん、20Dも欲しいけど、このレンズも一目惚れ!こうやってキャノンさんに貢いでいくのですね~。

相方は、機材よりも腕を磨けって言うんですけど(その通りなんですけど)

2005年8月22日

刷り込まれるステレオタイプイメージ

『メディア危機』に関連して、こんな記事を見つけました。

中国人は反日デモをどう見るか - nikkeibp.jp - 中国調査業界裏事情

コメントを見ると反論ばかりですが、中国からの留学生が沢山いるように(私の勤める大学には沢山の中国人留学生がいますし、熱心に勉強してます)、日本人も中国へ沢山旅行に行ってますよね。この人のように中国へ移住してしまう人もいますし、中国には沢山の日本法人が支社や工場を持っています。中国のすべての人が反日デモに加わったわけではないし、日本人がすべて中国を嫌っているわけではないでしょう。逆に10億人を超えると言われる成長市場は、狭い日本にとっておいしい市場でもあります。それを「中国人は」とか「日本人は」とか、ひとくくりにすることで、何か違うものが出来てしまう。変な対立が起こる。そう思えてなりません。

中国の西安に行ったときのことでした。どこへ行ってもいろんな土産物を売りつけようとする子供たちにここでもやはり囲まれました。バスまでついてきていた彼らに、私が「要らない」といった後、じゃあもう出発だからね、バイバイと手を振ると、そんな小銭も出してくれないケチな日本人に対しても、彼らは悪態をつくでもなく、笑顔で手を振ってくれました。

もちろん、イタリアでもフランスでも中国でも、どの国に行っても、平和ボケで金を持ってる日本人観光客を狙う悪質な人たちはいました。だからと言って全員が犯罪者なわけでも、全員が「日本人」を嫌ってるわけでも、逆に全員が「日本人」を好きなわけでもありません。それは、日々接する周りの人の中に、あなたが(あるいはあなたを)苦手な人がいるけれども、すべての人があなたを嫌っているのではないのと同じことです。そんな当たり前のことが、「中国人はこういう人たちだ」とか、「日本人はこう思われている」というイメージのすり込みで思い出せなくなるのが一番怖いことなのかもしれないと思ったのでした。

もちろん、この人の言っている中国のイメージはあくまでこの人の目を通してみたイメージであって、誰もが共有するイメージではないことも確かです。だとすると、メディアが切り取っているイメージが(写真やテレビで見て、期待して行ってみた風景にガックリすることは、誰もが経験することでしょう。例えば札幌時計台とか(笑))、本来の姿であるかどうかも定かではないのです。そのイメージは極端ではないの?メディアが勝手に作り出したイメージじゃないの?と常に疑ってかかるのは現代のメディアリテラシーに必須の条件なのかもしれません。メディアが「演出」と称しながら、自分の撮りたいモノを撮ろうとするのは、「NHKスペシャル」の事件をあげるまでもなく、事実ですから。

2005年8月19日

麻布十番祭り

今日から3日間、麻布十番祭りです。ここ数年毎年行きながらも、毎年なんとなく歩くだけなのですが(サントリーのラジオ番組タイアップのAVANTIに寄るという目的はあるにしろ)、なんとなくあのステレオタイプなお祭りの雰囲気が好きです。

麻布十番から六本木界隈にかけてのかなり大規模なお祭りですが、その出店も多種多様。あんず飴、ハッカパイプ、射的、金魚すくいといった懐かし系から、十番らしく焼き肉店の出店、ハングルで看板が出たチヂミの出店、海鮮焼の出店など、良い匂いの出店も沢山あります。私のツボにはまったのは、かき氷。色とりどりのシロップが前に並んでいて、その看板曰く「かけ放題」。最初見たとき目を疑いましたが、どのかき氷屋もそうだったので、最近はどこもかけ放題なんですか?当然一色で済むはずはなく、虹色になったかき氷を持っている子があちこち。

とにかくすごい人出だし、いろんな人がいます。昨年はデストロイヤーに会い、そのさらに前は栃東関に正面衝突しそうになりましたが、今年はこちらにカメラを向ける人に気づいてふと見ると、隣を高木ブーが歩いていました。

2005年8月18日

アルバム専用ページ作ってみました

写真が多くなってきたので、写真だけ別blog?にしてみることにしました。
Palm times: Photo Albumです。

FIVE STEP PHOTOLOG Creating a Photo Album | Learning Movable Typeを参考にして作りました。

Movablet TypeでPhotologやアルバムを作る場合の肝は、

1. 本文(body)に写真本体
2. 追記(extend)に写真に付加する文章(無くてもOK)
3. 概要(excerpt)にサムネイル写真

を記入し、テンプレートに適当に配置することです。

テンプレートは、

1. 個別ファイルには、body, extendを表示。
2. Recent Entriesには、excerptだけを表示
3. カテゴリ別、月別ファイルにも、excerptだけを表示。

にしてみました。

Movable Typeのアップロード機能を利用して、サムネイルとアップロードを同時にする方法もあるようですが、私は容量の関係で、サムネイルをローカルで作成して(一括作成ソフトを使いました)、アップロードし、エントリは手で作成する方法を選びました。

テンプレートはDr. blogのシンプルをベースにいじってみました。今回参考にするためあちこち回った限りでは、HINAGATA photoが人気のようですね。

面倒な人は、はてなフォトライフとか、Fotolog.netサービスとか、オンラインサービス使ったほうがいいかもしれませんが、自由度が高いのと、オンラインサービスよりも容量が大きいのが利点です。

フォトログってほど、頻繁に更新されません。東京で競馬が始まったら、馬ばっかりになる悪寒。

2005年8月16日

蚊取り線香の効き目

実家は地面から離れた高層階だったので、蚊が入ってくること自体があまりありませんでした。今は地面から離れているとはいえ、前よりは大分近いので、蚊がいるのです。大抵は体温の高い相方が被害を受けるのですが、たまに私も刺されるので迷惑です。

で、ときたま蚊取り線香を炊くのですが、あれって本当に効いてるのでしょうか。。。蚊が落ちてるのって見たこと無いしなあ。それにふと布団の匂いを嗅ぐと、蚊取り線香臭いのです。相方が「蚊が寄ってこないよ」と言うのですが、蚊取り線香は蚊が嫌いな匂いを発して蚊をやっつけてるのでしょうか。

そこで、金鳥のホームページを見てみると、これが意外。蚊取り線香にはピレスロイド系アレスリンという昆虫類に効く神経毒殺虫剤が入っているんですって。そりゃ強そうだ。ほ乳類には影響はほとんど無いとのことですが、案外蚊取り線香って怖い道具だったのですね~。

2005年8月15日

佐藤雅彦研究室展

ギンザ・グラフィック・ギャラリーに『佐藤雅彦研究室展』を見に行ってきました。「ポリンキー」や「バザールでござーる」などのCM、ゲーム「I.Q.」で有名な佐藤雅彦氏は、現在慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで教鞭を執っています。NHKの『ピタゴラススイッチ』などを制作する研究室で、どんなことをやっているかという、ちょっと異色の展覧会です。

1階は研究室の「考え方を考える」という方針を、どのような形で課題とし、そしてどのような回答を出しているかをパネル展示。ぱっと見はわかりづらいのですが、ひとつひとつ見ていくと、これが案外面白い。特に、複雑な形状を800字で文章にして、その文章を元に他の人がその形を再現するという課題は非常に面白い(私もやってみたい)と思いました。逆にスリット付きのビデオカメラで時間のずれたアートを作るという課題は「この切り取って並べる作業が嫌」と言ったら、相方に「あんたには絶対出来ない」と太鼓判押されました。

最初の佐藤先生からのコメントに、「制約があるからこそ面白い」といったことが書かれていましたが、確かにそうかもしれないです。写真撮ってると思うのですが、目の前にあるものは同じなのです。それをある一定の大きさの紙(平面)に、どのような角度から切り取れば面白いものができるか、といろいろ苦心するのが面白いんです。それは目を通して解釈できない(例えば勝手に色や形や配置を変えることができない)という意味で、絵画よりも厳格な制限が存在します。いろんな写真を見ていると、同じ物を撮ってるのにここまで違うかーと愕然としますが、そこには「機械で写し取る」という制限があるからこそなのかも。

地下はもう少し学習・研究よりプロジェクトに近い物が展示されていました。Macで動いているソフトウェアが単純なのに面白い。4つあるのですが、波を表現したJavaに夫婦二人ではまってました。携帯のカメラとアニメーション機能で簡単にアニメーションが作れるという展示も人気。緑の箱に手足のついたやつ(名前もついていたけど忘れちゃった)が走って、鉄棒して、こけて、ハードルを超えて・・・という動きを見せているもので、携帯カメラを持っている人が熱心に撮影してました。私もやりたかったのですが、なんと携帯の充電が足りなくて出来なかったのでした。携帯の充電はお忘れ無く。

展覧会は入場無料で、8月29日まで。銀座とはいえ、表通りに面していない7丁目のビル(交詢社ビルの隣)なのに、案外人がいました。

[movie/スカパー]さよならゲーム

さよならゲーム

発売日:2005/09/28
価格: ¥ 2,000

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原題: Bull Durham
監督: ロン・シェルトン
出演: ケヴィン・コスナー, スーザン・サランドン, ティム・ロビンス
1988年/アメリカ/カラー/107分

いつもBクラスのダラハム・ブルスは今シーズンは将来有望な新人を得ていた。しかし、その新人・エビー(ティム・ロビンス)は150キロを超える速球を投げながら、恐ろしいばかりのノーコン。監督は彼のお守り役として、既に盛りを過ぎたベテランのクラッシュ・デイビス(ケヴィン・コスナー)を雇い入れた。一方、チームの熱狂的なファンで、毎年有望な選手を選び出し、その恋人としてシーズン中世話をするのを生き甲斐としているアニー(スーザン・サランドン)は、エビーとデイビスに目をつけるが・・・。


のちに本当に夫婦となるスーザン・サランドンとティム・ロビンスが出会った映画、として有名な作品(笑)。そういう目で見ると、ケヴィン扮するデイビスの「あんな若造のどこがいいんだ!」というセリフとか、別の意味で面白いですね。実際年齢も、ティムとスーザンは一回りも違います。

映画のほうは、日本で言うなら、「昭和の匂い」が漂うような映画で、あまりに単純明快、一直線なストーリーに笑っちゃうくらいなんです。スーザンの可愛らしいスカートとか、本当に懐かしい雰囲気。一方、ティム・ロビンスが自意識だけは大リーグ級、しかし経験ゼロという若手を好演、またまだ髪の毛もフサフサのケヴィン・コスナーも、その若手に嫉妬しながらも成長を助ける女房役として良い味出してました。

2005年8月13日

[movie/スカパー]郵便配達は二度ベルを鳴らす

郵便配達は二度ベルを鳴らす

発売日:2005/08/19
価格: ¥ 500

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原題: Ossessione
監督: ルキノ・ヴィスコンティ
出演: マッシモ・ジロッティ, クララ・カラマイ, ジュアン・デ・ランダほか
原作: ジェームズ・M・ケイン
イタリア/1943年/カラー/140分

レストラン・ドガナの経営者・ブラガーナ(ジュアン・デ・ランダ)には年若い妻・ジョアンナ(クララ・カラマイ)がいた。しかし自分を女中扱いする年老いたブラガーナとの生活に辟易していたジョアンナ。そんなある日、レストランにやってきた放浪者のジーノ(マッシモ・ジロッティ)にジョアンナは激しく惹かれる。不倫の恋に落ちた二人は、駆け落ちしようとするが、ジョアンナは安定した生活を望み、結局戻ってしまう。離ればなれとなった二人だったが、ひょんなことから再会し、ある計画を思いつく。


ジェームズ・ケインの処女作にして、ルキノ・ヴィスコンティの初監督作品。日本で上映されたときは、2時間弱に削られていたそうですが、今回スカパーで放映されたのは、ノーカットの完全オリジナル版です。

実は私、この原作をミステリと勘違いしてたんですよね。そのせいもあってか、かなり拍子抜け。。。やっぱり古い作品だけあって、すごーくじれったい。やっぱりハードボイルドってもう古いんですかね。序盤まるでサロメもかくやの淫婦だったジョアンナが、突然かわいらしくなってしまうラスト。悪女は最後まで悪女を気取らなきゃ。一方で、ジーノも中途半端。今ならここで邪魔な女も殺して、保険金は全部いただき、くらいやりそうですけど(やりすぎ)。

多分当時なら十分ショッキングだったであろう映画も、50年も経ってしまうと、単なる退屈な恋愛映画になってしまうという良い例なのかもしれません。というか、そういう荒んだ現代の目で観てしまうのが間違っているのかも。

この映画、原題は『妄執』となっているのですが、原作の題は邦題と同じ"The Postman Always Rings Twice"。この題が非常に難解で、様々な解釈があるようです。私は絶対郵便配達が何か関係あるんだ~と思ってたのに、一度も来ないんですもん。<郵便配達。おい、じゃあタイトルはどういう意味なんだよ、と思って"郵便配達は二度ベルを鳴らす and タイトルの意味"でググると、結構いろんな意見があるようで面白いです。当然「タイトルの意味わかんねー」という意見も多いです。私は「一度は偶然でも二度は必然」ってことなのかな~と思いましたが、早川から出ている日本語訳版には解説があるようですね。

花火見ながら氷結を飲む

東京湾大華火見てきました。

ちょっと遠目(ある意味穴場)だったので、低いのは欠けてましたけど。でも椅子みたいなところに腰掛けて、ゆったり見られたのでまあいいとしますか。競馬見てからたらたら出かけて、空豆をつまみに缶チューハイを呑み、阪神vs巨人戦をラジオで流しつつ、花火を見る。なんとなく(じゃなくて完全に)オヤジな週末。

コミケの人たちが沢山いて、すごい格好をしていました。今回はオヤジな週末の予定だったのでカメラは持って行かなかったのですが、花火よりもあの人たちを撮ってみたかったよ!

2005年8月12日

[movie]妖怪大戦争

妖怪大戦争 DTSスペシャル・エディション (初回限定生産)

発売日:2006/02/03
価格: ¥ 4,935

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.: 妖怪大戦争 :.


監督: 三池崇史
出演: 神木隆之介, 豊川悦司, 近藤正臣, 阿部サダヲ, 栗山千明, 菅原文太ほか
日本/2005年/カラー/124分

両親の離婚で、鳥取の祖父の家に住むことになったタダシ。しかし半年経った今も、ボケの入った祖父との生活や田舎の子供たちになじめていない。そんなある日、神社のお祭りで麒麟送子に選ばれてしまったタダシは、妖怪が見えるようになってしまった。一方、人間に恨みを持つ魔人・加藤保徳は、怨霊を呼び覚まして日本古来の妖怪と掛け合わせ、人間世界への復讐を試みようとしていた。危うし、人間界。


アホだけど、意外とよくできている。そんな感じです。10人ちょっとしかいませんでしたから、夫婦2人で馬鹿笑いして観てました(いや、周りもそうでした)。すみません。

最初は夏休みの子供向け映画と思って見向きもしてなかったのですが、たまたま朝つけていた「ズームイン」で宣伝してたのが面白そうで、「へーじゃあスカパーでやったら見ようかな」と思い、それが実際に映画館に行くことになったのは、職場に毎週来る『ウィークリー出版情報』で、この映画が水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆきという錚々たるメンバーが総力を結集し、超豪華メンバー(実際に本当にちょい役まで、日本を代表するような俳優が出ている)で送る妖怪映画だということを知ったからなのです。中には、大沢、宮部、京極の大極宮メンバー3人や、荒俣・水木までちょこっと顔を出してるというのですから、これは見ないわけにはいきません。

(以下キャスト探しという意味でネタバレがあるので白字にしました、自分で探したい方は飛ばして。読みたい方は、ドラッグしてみてください)


ちなみにほとんどノーメークの大沢(読書好きのホームレス、ってなんじゃそりゃ)、宮部(タダシのクラスの担任)、荒俣(妖怪)、水木(妖怪のドン)はわかったのですが、京極は相方に指摘されるまでわからなかった・・・。近藤正臣(これもエンドロールが流れてああ!という感じでした)、竹中直人、忌野清志郎、岡村隆史、妖怪なのにノーメイクの蛍原・・・などなど、


妖怪たちも超豪華メンバーで、これまたベタな笑いを提供してくれます。相方は吉本的と言ってましたが、私の中ではドリフに通じるような。そこまでベタなやつです。最後のオチまで完璧でしたね。案外細かいところも良くできていて、「ああ、あれって伏線だったんだな~」と思えるシーンもありましたし。

もちろん子供用映画なのですが、別の意味で笑えますから大人にもおすすめ。いや、逆に子供が観たら「ばっかじゃないの?」って思うかもしれないですね。荒俣・京極・宮部ならではのネタもあちこちちりばめられていて(またそれがくだらなくて良い)、どちらかというとそういうのを知ってる大人のほうが楽しめるかもしれません。あえて子供が入れない遅い時間のロードショーで馬鹿笑いしてみましょう。

2005年8月11日

パンの耳は私も要らない

asahi.com:世界初? 英で耳なし食パン 特殊な方法で焼く�-�暮らし

実は私もパンの耳ってあまり好きではないというか、食べるものではないという感覚。綺麗に残してよく笑われます。残した耳をカリカリに揚げて砂糖をかけて食べるのは好きですが、面倒なので大抵ゴミ箱行き。いいですね、これ。これぞ省エネ。

2005年8月10日

ルーヴル美術館所蔵古代エジプト展

東京都美術館で、ルーヴル美術館所蔵のエジプトコレクションが公開されてます。古代エジプトは日本でも大人気ですから、今までも毎年のように都内のあちこちの博物館で特別展をやってましたが、ルーヴルのコレクションは初めてなんですね。びっくりです。もう15年以上も前になりますが、ルーヴル美術館でこのコレクションを私は見てるはず・・・なんです。エジプトコレクションがあったのはすごく覚えていて、その部屋の作りに感動したのも覚えてるのですが・・・。こんな史料見たかな・・・。ルーヴルがあまりに広かったのと、解説がフランス語だったのがいけなかったのでしょう、そう思おう。

このエジプトコレクションの始まりが、ナポレオンのエジプト遠征の時に随行した学者たちの功績によるものだということですが、そのせいか今回展示されているものを見ると、どちらかというと大きさは小さめ、古代遺物というよりも美術品に近いようなものが多いです。私自身が「古代エジプト展」とか言われると、必ず行ってしまう口なので、ついつい前に見たものと比べてしまうのですが、今までに見た様々な遺物と比べて原形がほぼ完璧なままのもの、彩色もほとんど褪せが見られないものなど、「美しい」展示が多くを占めます。なるほど、確かにこれは博物館というより、美術館向きの展示だな~と納得。そのせいか、解説も展示も時系列というよりは、私生活、労働、宗教、葬礼、といった文化的側面を切り口にした解説になっていました。

今回の展示の目玉のひとつ、「カバの小像」。お尻の辺りが可愛らしかったです。この印象的な青は、ラピスラズリやトルコ石とかではなく、エジプトファイアンスという焼物の一種だとか。他にも同じファイアンスを使った装飾品などがありましたが、とても綺麗です。カバの小像をモデルにしたルーヴルオリジナルというぬいぐるみ(しかし大きさはでかい)は売店で売られていました。思わず買いそうになりましたが、やめました。また、一番感動したのは、シェドホルの石棺の蓋。蓋の裏(つまり棺に入った死人の正面にあたるところ)に女神が掘られているのですが、素材を活かした表現が見事です。

この展覧会は中学生以下は無料ということで、子供が沢山来てました。夏休みの宿題にするのか、熱心にメモ書きする姿をあちこちで見かけましたが、そのメモ書きが「鉛筆と紙」じゃなくて、「携帯」という子も多かったのが印象的でした。古代エジプト人たちばかりではなく、ルーヴルのエジプトコレクションの祖であり、エジプトの様々な遺跡・遺物を自ら絵に描いてヨーロッパに広めたドゥノンや、ロゼッタ・ストーンを拓本に取り、細かく書き込みをしながらヒエログリフを解析したシャンポリオンもビックリですね。時代の流れを感じます(^^)。

参考: ルーヴル美術館オフィシャル・サイト(日本語版。ヴァーチャルツアーや、展示物の写真・解説も公開されてます)

2005年8月6日

夏休み!

夏休み前に、もう1回出勤しなくちゃいけないのですが、気分は夏休み。

ひまわりアップ

というわけで、早朝から起き出して、ひまわり見てきました!

花火みたい?向日葵

かなり広い敷地に無秩序と言っても良い植え方をされてますけど、案外面白いです。黄色い絨毯まではいかないのですが、なんか太陽に向かってでっかく咲いてるひまわりを見ていると、こっちも元気になりますね。

1本だって十分派手

1本だって、ちょうど画面におさまるくらい。しかし、花を楽しむ人々、写真を撮る人々にとって、最大の敵が蜂。これだけ咲いてると、もうすごいんです。1本に何匹もくっついていて、養蜂場かってくらい(言い過ぎ)。当然こちらからちょっかい出さなければ何もしてこないのですが、さすがにあれだけいるとちょっと怖いのです。誤って触っちゃったりしたら、間違いなく刺されるし(子供の頃刺されたのは、正に誤って蜂に触ってしまったのが原因だった)。

広大な花畑全体像

私が撮っていたのは、上の花畑から少し離れた別の花畑なのですが、このメインの一番広い花畑はまだ1週間くらい早めでした。見るには十分過ぎるくらい咲いてると思うのですが、写真撮るとなると、もう少し揃って貰わないとな。さすがに300mmとか持っていかなかったし。。。

場所は、

明野サンフラワーフェス

こちらです。「いま、会いにゆきます」で使われた花畑、というのを売りにしてましたが、何しろその映画を見てないので、なんとも言えないのです。明野は日射しが照りつけるとやっぱり暑いのですが、風がとても気持ちよかったです。

2005年8月5日

やっぱり紙が強いとき

今なら、大抵のことはGoogleに聞けば答えてくれる・・・それは図書館員でさえもが言うことです。ただ、ネット上の情報は玉石混淆というか、嘘が多いので、もちろん検証や注意が必要ですが、そのとっかかりを手に入れるには、とっても便利です。

最近、ある俳人のことを調べる仕事がありました。『人物レファレンス事典』や一般の人名事典では出てきません。一般的には有名な人ではないようです。さて困った。やっぱりこういうときはGoogleにお伺いを立ててみるかと検索しても、一向に出てきません。

でも、私が調べる必要がある人ですから、全く無名というわけでもないのです。俳句界ではそこそこ有名な人だったことは、様々な証拠から明らかです。そうか、そういうときはやっぱり俳人に特化した人名事典だ・・・と思って、『詩歌人名事典』を開いてみたら、なーんとあっさり出てきてしまったのでした。

ネットの情報入力は、あくまで「趣味のボランティア」に近いものがあるので、ネット住民にその趣味人が少ない分野は、やっぱり弱いですね。小説を除く国文学系とか特に。反省です。

2005年8月4日

始まった! iTMS

アップル - iTunes - Music Store

始まった!中身の確認は今できないから、後で・・・ワクワク。

150円と200円のがあるらしいのですが、どういう違いがあるのかしらん。
SONYは入ってないだろう、という大方の予想は当たったのでしょうか?
うー気になる

アップル、日本で音楽配信事業開始を発表(朝日新聞)

やっぱりソニーは入ってないらしい。9割150円、1割200円。
でも200円は論外だなあ。せめて一律120円を目指して欲しい。

見てみましたが、やっぱり洋楽が中心ですね。邦楽はこれから、という感じ。CDが出なくてもいいなら、アーティストが直接、音楽配信業者と契約してもよさそうですよね(いろいろ問題はあるのでしょうけど)。契約によっては世界中で売ることも可能なのでは。

2005年8月2日

夏休み、社会の宿題とか自由研究とか考えてみる

今日、「夏休みの宿題で・・・」なんていう前置きの電話がかかってきました。交換のおばさんが困って図書館に回してきたようです。確かに大学に関係する質問で、問い合わせ先としては最も正しいところではあったのでしょうけれども、いかんせん大学というところは夏休みの宿題の相手をするほど人が余ってるわけではありません。先生も「会心の宿題」なんて思ってるのかもしれませんが、探索手段の方策を教えてたり、在る程度ヒントを与えてるわけでもないのに、抽象的な宿題を出すのは考え物です。あちこちの機関が夏はこの手の質問に苦労してのではと推察します。

そう言えば子供の頃、どんな宿題だったか忘れましたが、市の水道局に電話をかけたことがあります(当然その答えも忘れました、すみません>某市水道局の方)。図書館が支援してる調査の授業のある宿題で、警察に問い合わせ電話をかけた子がいたという伝説もありました。ちなみにこういう脊髄反射的な問い合わせはテレビ局関係が多いのですが、その心のうちを考えると、「マスコミ」と「宿題」は、人にとってニアリーイコールな免罪符(いや印籠か?)なのかもしれません。

自由研究って何やったかな。。。私は結構創造性のある子供ではなかったので、苦労した記憶があります。子供の頃は、↓こーんな便利なサイトもなかったしな。

夏休み自由研究プロジェクト2005

「テーマ探しチャート」をやってみたら、私にあったテーマは「社会科・調べ学習」でした。なるほど。確かに社会はそこそこ得意でした。さっそくアイディアデータベースを見ると『おりこみ広告を調べよう』とか面白そうですね~。毎日の牛肉の値段とか、スーパー別にグラフにしてもいいですね。そんでもって最後はお母さんの感想ですよ。「あのスーパーは安いけど、質が悪いから」

『地名のおこり調べ』は簡単ですね、『角川日本地名大辞典』か平凡社の『日本歴史地名大系』でほぼいけるかな?もっと最近で見るなら、県立図書館とかで、『ゼンリン住宅地図』の過去分を閲覧してもよさそうですね。自分の住んでる場所が昔何だったか調べるのは案外面白いかも。

ある一日を決めて、『その日に何が起こったか』とかも面白そう。例えば終戦の日の8月15日を明治から平成まで調べてみるとか。『明治ニュース事典』『大正ニュース事典』『昭和ニュース事典』が日付順になってたと思います。読売と朝日は戦前の新聞データベースなんかもあるので、近くの図書館で聞いてみては。

そう、上記ページには「市役所や事典で調べよう」なんて書いてありますが(そう言えば、「情報」の教科書には、「まずインターネットで調べよう」と出てるらしいですねorz)、まずは近くの公共図書館に聞いてみるのが筋です。是非物事の調べ方のステップを子供の頃から学んで欲しいと思う私でした。