わかりにくいホームページわかりやすいホームページ

最近某中央省庁の方が作っていたブログが炎上し、閉鎖したニュースが世間を賑わせていますが、その本人が


官庁のHPは、見たい情報にたどり着くのが大変だし、広報予算も限られている。官僚言葉でなく、個人として語りかけたかった。


と言っているそうです。確かにそうなんですよねー。省庁ばかりじゃなくて、見たい情報にたどり着くのがやたらと大変なホームページって案外多いです。図書館でも本当にそうで、アクセスして欲しい情報がどこにあるか探すのが大変なホームページはいくつも例をあげることができます。図書館で「こりゃだめだ」と思うのは、「蔵書検索がどこから行けるのかわからない」ページ。某図書館は、ここで蔵書検索できるか、と思ってクリックすると「蔵書検索システムの使い方」のページに行ってしまう(しかも周りに聞くと、私もやったーと同意される)というシロモノ。当日人の好みもあると思うので一概には言えませんけど、他にも階層が複雑だったり、場所によって更新が遅れていて、情報が違ってたりするのもあります。それだけやってることが複雑だってことなんでしょうけれども、その複雑さゆえに結局どこにあるかわからなくて、電話で問い合わせされてたらホームページに書いておく必要もないし。それは別に日本だけの話じゃなくて、海外のサイトもそうだし、このサイトで使われてるMovableTypeの感じが決して見やすいわけではないというのもわかってます。

HTMLでやれることは限界があるし、画面もだいたい横600-800px、縦もそんなに長くできないから、いかにその小さい空間に、必要十分な情報をスリムにわかりやすく配置するか、ってことなのでしょう。お、なんかそれってカード目録の世界に似てるかも(笑)。別にオチも結論も無いんですけど。

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