2008年2月27日

マンガ雑誌まで売れなくなった理由

マガジンとサンデーが新誌発行 創刊50年に向け協力(共同通信)

NHKをつけたら突然「マガジン」と「サンデー」の表紙が映ってびっくりしたのですが、それがこのニュースでした。私は全く知らなかったのですが、雑誌はいわゆる情報誌だけじゃなくて、マンガ雑誌もピーク時の半分くらいの発行部数だそうですね。統計の取り方が変わった可能性もありますが(威勢が良かった頃も、発行部数は単に「公称」で、実際に売れてたかどうか不明だし)、出版でも大手の小学館と講談社が、出版の中でも花形だっただろうマンガ雑誌の分野で手を組まなくてはならないというのは、かなり危機的な状況にあるということなのかもしれません。

情報誌が売れなくなった理由は、結構はっきりしてると思うのです。なんとかウォーカーとか、あえて雑誌を買ったりしなくても、ネットで十分情報が得られるし、観光協会でも最近サイトでの情報流通に力を入れているところもあります。でも、マンガはまだまだネットじゃ見られないものが多いですよね。4コマ漫画くらいなら、著作権法違反を承知でネットにアップしてるやつとかあるかもしれませんが、そういうグレーなものであっても、デジタル化にスキャナが必要な紙媒体よりも、最初からデジタルで複製が可能な映像のほうがよっぽどネットで見られるような気がします。

いくつか当てはまりそうな仮説を考えてみました。

仮説1 コンテンツがつまらなくなった。

そう言えば、マンガ雑誌全盛期の頃も、「毎週読もうと思うマンガが3つないと、あえて雑誌そのものを買ったりしない」という話を社会学の授業で聞いた気がします。恐らく小学館や講談社も、雑誌を買う動機となるようなキラーコンテンツが載せられていないと思っているのかもしれません。だから双方で人気のコンテンツから、特に人気のある回を、切り出して別のパッケージにして売り出す。ちょっと前に流行ったCDのオムニバスベスト盤みたいな(今もあるんでしょうか)感じでしょうか。マンガ雑誌という媒体を考えると「へー面白いね」と思いますが、こうして別の媒体を引き合いに出すと、昔からよくあった、古くさい考え方です。

ただ、本当にそうなの?という気もしなくもありません。単につまらないが理由で、300万、500万と言われていた漫画雑誌の発行部数が100万を切っちゃうような数になる?

仮説2 別の媒体に読者の時間を奪われている

いくら21世紀になっても、人間の時間は1日24時間で変わりはありません。そう言われてみると、マンガ雑誌を読んでる人をよく見るのは、電車の中でした。私が高校生くらいの頃、「今は大人でさえもが電車でマンガ雑誌を読んでいる、嘆かわしい」みたいな論調があった記憶があります。電車の中で読み終わるから、読み終わった雑誌は網棚に放置。そんな「網棚ライブラリー」はお金のない学生には、重宝されたものでした。例のオウム事件があってから、網棚に何かを放置するのは御法度になり、気づくと電車に放置するという行為そのものも見なくなった気がしますが、それ以上に今電車の中で周りを見回すと、マンガ雑誌読んでる人って減ったような気がしませんか?その代わりに人々の手にあるのは携帯電話。携帯が、マンガ雑誌を読む時間を奪っている可能性があります。これは生活時間調査統計を見ると、確認できそうですね。

仮説3 雑誌を買う場所が無くなった

電車の中で雑誌を読むの続きなんですが、そういう電車の中で読む雑誌ってどこで買ってたかというと、駅のキオスクだったような気がするのです。駅のホームで雑誌を買って電車に乗り、読み終わって網棚に寄付。あるいは学校まで持って行ってみんなで回し読み。私の学校は電車通学している人間が多かったので、そういうサイクルが自然と出来ていたような気がします。

ところが、そのキオスクも首都圏では3分の1が休業(ITMedia)してるそうです。ピーク時の半分以下になっているとか。記事ではその理由として第一は人材不足をあげていますが、「雑誌・新聞などの主力商品が売れなくなった」というのも理由だそうで、そうすると「にわとりが先か卵が先か」みたいですが。

駅売店なら買うけど、あえて本屋に行って週刊のマンガ雑誌を買うかというと「うーん、微妙」という感じがしませんか?偏見かなあ。その本屋さえ、「近所の本屋」はネットの影響で次々と潰れています。我が家の近所の書店も、1店は数年前、もう1店もつい最近閉店してしまいました。確かに引っ越してきて5年、品揃えが私の趣味と合わず、ほとんど使ったことがありませんでしたが。そうすると、その個人書店の対抗馬であるAmazonやbk1が窓口になるのですが、ますます雑誌を買うという雰囲気ではないですよね。そもそも週刊誌はAmazonでは扱いがなかったはず。

いくつか考えられることを挙げてみましたが、まあ誰でも思いつきそうなものですよね。ただ、その打開策として月2回ほど共同雑誌を刊行するというのがいまいち理解できません。今までの「雑誌が読まれる時間」を考えたら、電車の中の時間を狙う必要があり、そうすると、まず電車の中で使われてる媒体を対象にする必要があるわけです。それならiTunesでデジタル版の「マンガPodcast」を刊行するとか(iTunesでも「本」はまだないか)、ケータイへ配信を考えるとか(こんな企画考えるならね)、もう少し別の方向性があるんじゃないかなあと思うんですよね。なんで雑誌という媒体に拘ったんでしょうね。CD以上にもう終わってる媒体だと思いますが>紙媒体の雑誌。

2008年2月26日

ワンダー・ドッグ / 竹内真著

ワンダー・ドッグ

ワンダー・ドッグ

著者: 竹内 真
出版者: 新潮社
発売日: 2008-01



入学式の真っ最中、その犬は空沢高校にやってきた。甲町源太郎は、途中でトラックとぶつかり、そしてたまたま見つけた捨て犬を無視できずに拾って、ぼろぼろの格好で入学式に登場したのだ。成り行きでたまたま始業式前に校内でキャンプの訓練をしていたワンダーフォーゲル部が預かることになり、犬の名前はワンダーとなった。

ワンダーフォーゲル部の部員犬となったワンダーと、入学しては卒業していく空沢高校の生徒たちとの交流物語。本当にそう書いただけですべてを表せてしまうくらい、まっすぐな小説なのですが、学校で犬を飼うことには多々の障害もあり、またそれによっていろんな知恵を出し合う高校生のエピソードありで、退屈ということは全く無かったですね。犬好きな方には特におすすめです。

2008年2月24日

昭和陸海軍の失敗 / 半藤一利ほか

昭和陸海軍の失敗―彼らはなぜ国家を破滅の淵に追いやったのか (文春新書 610)

昭和陸海軍の失敗―彼らはなぜ国家を破滅の淵に追いやったのか (文春新書 610)

著者: 半藤 一利ほか
出版者: 文藝春秋
発売日: 2007-12



陸軍、海軍それぞれがなぜアメリカとの開戦という最悪の選択をしたのかを、人事という側面を中心に対談形式で語られています。個人的にはそれほど目新しい話はなかったですねぇ。有事にも平時と同じ年功序列とか、狭い世界で仲良し人事を行っていたとか。今もそうですけれども、日本という国が情報収集に対する認識が甘すぎるという部分には賛成です。また、第二次世界大戦という歴史に名を残す人物の意外な側面が見えると言う意味ではなかなか面白いお話でした。

歴史にもたらればは無いですが、日本は21世紀になった今も滅んではおらず、いろいろと言われてはいますけれども、こんなに小さい島国が、今も独立国として世界の先進国のひとつに数えられていることを考えると、あの戦争には別の意味もあったのかもしれません。

2008年2月21日

名誉毀損と表現の自由のあいだ

コーヒーチェーンランクで最下位 ベローチェ、講談社提訴(産経新聞)

うーん、これが通ったらもう表現の自由は終わりだろーと個人的に思う一例。裁判の行方が気になります。名誉毀損とかプライバシーの権利と、表現の自由が相反して裁判となる例は、法学部の学生じゃなくても知ってるような「宴のあと」事件や、「石に泳ぐ魚」事件などたくさんありますが、難しいですよねえ。今度はコーヒーチェーンランキングで最下位とされて怒っちゃった事件。

この裁判の行方が気になる原因のひとつとして、最近「ブログで辛口批評を書くのは名誉毀損なのか?」という話題がネットに流れたことがありました。最初は12月9日の日経新聞の記事(『辛口ブログ、店から「名誉棄損」――接客や味、事実書いた(弁護士さん相談です)』)。だったようですが、それを引用した記事のほうが話題になっている模様。ブログの辛口評価は事実でも名誉毀損(愉快痛快(^_^)奇奇怪怪(*_*;))。日経の記事では、弁護士の談として「料理や接客態度の問題は主観的な要素も大きく、公益性も低いので名誉棄損に該当する可能性が高い」となっています。料理をたべて「まずかった」とブログに書いても、名誉毀損にはならない(ナガプロ)という反論も出ているようですし、「行列のできる法律相談所」でも、慰謝料が取れる可能性は30%(うまいまずいを個人ホームページに書いただけでは慰謝料は取れないだろう)という結論みたいですけど。

巷には何かを良くも悪くも批評するブログは溢れているわけで、それは個人的な意見を聞きたいときに非常に役に立つ場合もあるし(Amazonの書評だってそのひとつですよね)、そんなのまで名誉毀損だの言われて会社の力で訴訟されてしまったら、個人は何も言えなくなってしまうでしょう!と思うのです。マスコミの提灯記事じゃ何も判らないし、近所のニッチなお店までターゲットにしてくれないから、皆個人の体験を求めてブログを検索するのです。口コミマーケティングという言葉が出来るくらい、その力を業界も認めてるわけですから。

今回はネットの個人ブログ(個人で発信するもので、信憑性も低いと判断しなくてはならないというのが、「行列」で慰謝料を取れない理由でもあった)ではなく、「おとなの週末」という雑誌記事です。ベローチェの主張として「個人の主観的評価であることを示す記載が目立たず、わかりにくい」と書かれていますので、その辺りが争点になるのかもしれません。逆に言うと「主観的な評価であること」が明示されてればOKってことなのかな?と思ったけど、そうすると最初の日経記事と矛盾するのですが・・・。それに、単に「うまい」「まずい」なんて小学生の作文でも書けるわけで、接客態度がどうだったとか、テーブルや椅子や雰囲気などでもいろいろ批評を加えますよね。それのほうが読み手としては情報の価値が高い(司法の判断で言う公益性はそういう意味ではないとは思いますが、広く考えるなら公益性と言えなくもない)と思うのですが、それをしちゃだめってことなのでしょうか?当然そういう記事にはいい面を持ち上げるものがある一方で、批判をするものがあっても良いと思うし、それこそが健全な言論だと思うのですが・・・。

ただベローチェはこの裁判によって、「おとなの週末」の一記事としてだけでなく、広く一般に「コーヒーチェーンの最下位だったんだって」という部分だけが宣伝されちゃった気がしますよね。「おとなの週末」の該当記事はネットでは見られないようですし。名誉毀損の裁判ってその辺りも難しいと思うんですけど。

いずれにせよ、司法の判断が気になります。頑張れ「表現の自由」、と私は思うのですが。

2008年2月18日

魔物 / 大沢在昌著

魔物 (上)

魔物 (上)

著者: 大沢 在昌
出版者: 角川書店
発売日: 2007-11



田舎町の幼なじみである司祭から、リハチェフはある荷物を預かった。その荷物はある「聖人」が描かれたイコンだったが、災いをもたらすとして封印されていたのだ。司祭は日本へ「仕事」に行く途中で、その荷物を海に捨てて欲しいとリハチェフに頼んだ。しかし、リハチェフは仲間のマフィアに殺され、イコンはそのまま日本へと運ばれてしまった。

とりついた人間の憎しみを暴走させるというイコンの魔物の物語。それだけでもかなり笑える設定なのですが、物語は大まじめ。取り憑かれた人間には、銃も刃物も効かないというところがミソで、その超人的な能力を目の当たりにした麻薬捜査官が、イコンと超人的な能力の関連性に気づき、必死になって警察や、狙われている関係者(=ヤクザ)に説明に回るという皮肉な描写が笑えます。よく考えると「バカミス」に分類される物語なのですが、さすが大沢というか、そんな無茶な設定でも、「こんな事件があっても良いんじゃないかなあ」と思わせるところはすごいと言えるのではないでしょうか。なんか図らずも立て続けに「ミステリ仕立てのファンタジー」(こちらはミステリというよりハードボイルドだけれども)を読んだのですが、私としてはこちらのほうが好きですね。やはり好みが分かれるところかと思いますが。

2008年2月17日

新世界より / 貴志祐介著

新世界より

新世界より 上
著者: 貴志 祐介
出版者: 講談社
発売日: 2008-01-24



日本列島には9つの町しか存在しない。それぞれに少数の人間たちが住んでいるが、人間たちは呪力を持っている。こどもたちは呪力が目覚めるまで、様々な制約を与えられているが、その一つが八丁標の外に出てはいけないというもの。町は非常に平和ではあったが、早季たちは大人たちが何かを隠していると心のどこかで思っていた。呪力が目覚めたばかりの若いこどもたちだけで町の外に行く訓練で、早季たちは妙なイキモノを発見する。そのイキモノが語った物語は、早季たちが知らない先史時代の歴史で・・・。

一部の人間が、イメージしたことを具現するという力を持つようになり、様々な問題から一時は絶滅の危機に陥った人間たちのその後の物語。世の中の歴史を全く教えられず、人間の恐ろしい部分を隠されたまま育てられるこどもたちが、実は世界は思ったほど平和ではなかったと知るところから始まるファンタジーです。こどもたちの成長物語として取るのでも良いのですが、現在の世の中はどうやって出来たのかということが謎の核になったミステリと言ったほうが良いかなあ。そう言えばこの人ってファンタジーっぽい作品を書く著者でもあったよね、と今更ながら思いました。全くそんなつもりで読み始めなかったので、呪力とか、バケネズミとか、そんな話が突然始まってかなり途惑いました。それが消化できないとやや厳しいかも。そして長い(笑)。久々にながーい小説を読んだという感じです。というわけで、読者を選ぶ作品とも言えるかもしれません。

2008年2月14日

今年のバレンタイン



今年のバレンタインは、お菓子屋に詳しい同僚のお薦めで、ショコラティエ・エリカのチョコにしてみました。先週末に店舗に行ったらすごい行列が出来ていてびっくり。直接買うのは諦め、ネットでお願いして配送してもらうことに。店舗でもメニューを見せて貰いましたが、ほぼ同じでしたね。

開けちゃダメと言われてるので、おあずけくらってます。。。

2008年2月11日

ポット割れた

コーヒーメーカーのガラスジャグを割ってしまいました(T_T)。メーカーへすぐに注文したのですが、到着まで10日くらいかかるとのこと。Amazonとかで売ってないかと思ったのですが、本体はあるんですけれども、そういう部品類までは売ってないみたいなんですよね。そんなにコーヒー飲めないのは無理なので、細口ポットとコーヒードリッパーセットを買ってきて、それを使っています。ドリッパーセットのほうが優雅な感じはするのですが、コーヒーメーカーは水とコーヒーだけセットすればコーヒーを作ってくれるので便利なのですよね。自分で入れるとなると、お湯を沸かさなくてはならないのが面倒です。

でも慣れてしまえば大丈夫かな。いずれにせよガラスジャグが届いたら、再びコーヒーメーカーに戻ると思いますが・・・。

2008年2月7日

我が家の餃子

「ギョーザ手作り器」の注文殺到=野菜用洗剤も売れ筋に−中毒事件で(時事通信社)

私、餃子が大好きなんです。3食餃子でもOKです。いつか餃子を食べるためだけに西安に行きたいというのが昔からの夢でした。しかし、以前西安に行ったときに知ったのですが、私が最も好きな焼き餃子は中国(西安)ではないらしいんですよね。いや、それでも餃子フルコースは夢ですが。

最近ニュースでは毎日のように餃子の話題です。そんなに餃子、餃子言われたら食べたくなるのです。というわけで、今週さっそく餃子を作りました。我が家の餃子はすべて手作りです。餃子がカレーよりも好きな私でも冷凍餃子はいまいちだと思います。外食で餃子を食べることもほとんどありません。なんか外で食べる餃子は違う味がするんですよね。もしかしたら我が家の餃子は餃子ではないのかもしれません。でも餃子は絶対手で作ったほうが美味しいですよ。記事によると、簡単に包めるお助け道具も出てるようですが、それほど難しくありません。見た目に拘らなければ、変にヒダを付ける必要も実はないそうです。コツは、手前側だけにヒダを付けて、奥側の皮に貼り付けるというもの。

大昔、Finepix 1500という今のケータイよりもスペックの低いデジカメで撮った焼く前の餃子があるので、ご参考まで。



家庭科が大嫌いだった私も、こどもの頃からやらされただけあって、餃子包みは出来るんです。

以下、我が家のレシピ(2人前)。


  • 市販の餃子の皮(焼くなら大判) 約50枚

  • ひき肉(合い挽き)  300g

  • キャベツ  1/4玉

  • 白菜    1/8個

  • タマネギ  1/2個

  • にら     半束

  • しょうが   少々

  • にんにく   少々



1. 野菜類をすべてみじん切りにして皿に入れ(量が多ければ分けて)レンジで1分ほど温めて、余分な水分を飛ばす。
2. 1.と肉をボールに入れて、ショウガとにんにくをすって入れる。
3. 醤油、ごま油、塩、砂糖それぞれ適当を加える。
4. 混ぜて、餃子の皮で包む
5. 焼く。我が家の鉄のフライパンだと、油大さじ2くらいを温めて、餃子を入れ、1分強火で表面を焦がし、水を回し入れて、弱火でふたをして6分半くらいが目安です。

母から教わった正確なレシピは忘れてしまいましたが、いろいろ試した結果、白菜とキャベツは両方入れるのが良いということ(両方入れるのは、相方の実家レシピ)、タマネギは無くてもいいけど、あった方がより旨味が出て美味しいこと、ニンニクも無くてもOKだけれども、こちらもあるとより深みが出る気がするということです。挽肉は好みだと思いますが、私は豚多めの合い挽きを使うことが多いです。砂糖を入れるのはうちの実家レシピで、隠し味だそうです。ので、隠す程度で。ほか調味料は適当です。計ったことないですし。水を入れるときは、ちょうどすべての餃子が水に触れるくらいがおすすめ。弱火は炎が1センチ程度が良い(というのは、「偽装」で打ち切りになった『あるある大事典』の知恵でした)です。

私は今は鉄のフライパンを愛用してる(テフロンって強火に弱くてすぐはげるんだもん)のですが、ホットプレートなら大量に焼けますし、ガスほど火加減に気を遣わなくてもよいです。またテフロンのフライパンなら油はもっと少なめでもOKだと思います。ただ、鉄のフライパンだと皮がかりっとする感じがしますね。ホットプレートは場所を取るし、出すのが面倒なので、結婚してからはフライパンを使ってたのですが、今はもうフライパン一筋です。

食べるときは、醤油、酢、ラー油のタレを付けて食べます。普通の食べ方だと思います。

餃子の皮もいくつか試したのですが、今の近所のスーパーにはどこにも売ってない、赤い中華風のパッケージの餃子の皮がベストです。すみません、名前を忘れてしまいました。包んでから皿に置いておいても皮がべとべとしないのです。大学の近所のスーパーにあったので、あえてそこで買って帰ってきたこともあります。また見かけてメーカーとか分かったら追記しますね。本当は皮から自作というのが良いのかもしれませんが、やっぱり時間かかるからなあ。

有頂天家族 / 森見登美彦著

有頂天家族

有頂天家族

著者: 森見 登美彦
出版者: 幻冬舎
発売日: 2007-09-25



桓武天皇が都を置いてから1200年の古都京都には、人間・狸・天狗住んでいる。糺ノ森に住む狸の一家、下鴨家は名門家で、父・総一郎は狸界の総大将「偽右衛門」として狸たちを治めていたが、人間たちにあっけなく鍋にされてしまった。残されたのは少し天然ボケな母、真面目だが器の小さい長男、引き篭もりの次男、楽しければ何でも良い三男、そしてまだ幼い四男の4匹の息子たち。父が亡くなって1年。次期「偽右衛門」を指名する儀式が近づいてきた。

最初は一体狸と天狗と人間が混じりあう設定で、どんなストーリーになるのだろうと思っていたのですが、これがなかなか面白い。人間はあくまで「狸を食べる」というスパイスで、中心は狸、特に下鴨家の三男の視点から語られる人間模様ならぬ狸模様。狸界の勢力争いも笑えるし、老いぼれ天狗と半天狗の人間や狸たちといった登場人物もそれぞれ魅力的です。それぞれ微妙に足りない4匹の兄弟たちがさて、「偽右衛門」を下鴨家の手に取り戻すことができるのでしょうか。

2008年2月5日

図書館にとっては都知事よりまし?

「図書館以外は不要」橋下氏、大阪府施設の廃止・売却検討(YOMIURI ONLINE)

最年少の上、タレントとしても有名だった元弁護士の橋下府知事。何かと注目され、発言も毎日のように新聞に掲載されています。かつて天下の台所と呼ばれた府の財政は、現在かなり厳しいらしく、府の施設は売却対象だそうです。曰く「図書館以外、基本的にはすべて必要ない」なのだそう。新聞記事では前後のやりとりが分からないので「他は必要ない」の点に関しては何とも言えませんが、「図書館以外」と明言した時点で「司書なんていなくても、オートマティックに本が借りられればいいだろう」(2006年10月20日の定例会見での石原都知事の発言)と、図書館の役割を全く分かってなかったブルジョア都知事よりはましかも?

県立図書館の中では、さすが首都東京の都立中央も素晴らしいですが、大阪府立図書館もたびたびお世話になっています。貴重な資料や古い郷土資料も多いし、やはり古くから大都市だっただけあって、大阪府出身の誰々さんとかのレファレンスでお世話になったり、一般の目録には載っていないような地方紙とかを探して貰ったり。中之島図書館は建物もすごいんですよね。本当の「お金持ち」がいて、寄付という形で空間にお金をかけることの出来た時代の優雅さを感じます。

これだけの建物、資料を維持するには当然司書も必要で、人件費も資料・建物を含めた維持費も、当然蔵書購入費もものすごくお金のかかるのですが(だから行政の理解が一番重要)、その点法曹界の人々は学部時代から図書館を使うことに慣れているので、その重要性や役割も理解してくれてるのだと思います。図書館にとってはありがたい知事なのかもしれません。

2008年2月4日

次にXMLになるものは

気象情報をXML形式で提供--気象庁とXMLコンソーシアムが仕様策定を開始(CNET Japan)

やっと気象庁が気象情報のXML化に着手しようとしてくれました。今もLivedoorとかXML形式で提供してくれてますが、やはり情報量や速報性、そして正確さという意味では気象庁に勝るものはないですし、期待してます。もちろん提供し始めたら自由に利用できるんですよね。既にいろいろマッシュアップした情報はありますけれども、情報もいろいろ多そうですし、新たなサービスが生まれるような気がします。

サイト更新情報は大分RSSで流れるようになったし(先月末にオープンしたあらたにすがRSS配信してないのにはビックリ仰天でしたが[その時点でもう見ないなと思いました。朝日も日経も詳細なRSS流してくれてるし、日経はさらにメルマガも登録してるので。あえて纏めたこのサイト意味って・・・])、仕事上も図書館目録系は徐々にXML化しはじめてるし、図書館じゃなくても、Amazonなんかは商品情報をXMLで流してくれてます。次は何がXML化してくれると便利でしょうね。

まずは個人的にスカパーの番組表はRSSかXMLで流してくれって思います。地上波とラジオあたりはLivedoorが確かRSSで番組情報を出してたと思うのですが、あの大量チャンネルのスカパーは出してくれてないんですよね。そう言えばiEPGもXMLじゃなかったですよね。ネットを使うのに、なんでXMLにしなかったんだろう・・・。大人の事情なのでしょうか。

他は、セールやイベントなどの情報をiCalとかRSSで流して貰えると便利ですね。某デパートが、HTMLメールで宣伝をし、さらに封書で案内を送ってきた上に、私がちょうど賭けたレースの発走時刻に電話攻撃してくるとか(最近銀行やらデパートやら、電話攻撃多くないですか?)、非常に感じ悪いんですけど、それならなんでRSSでイベント情報配信しないのかと小一時間問い詰めたい。。。あんまり多くなりすぎると飛ばし読みされると思うので、セール・イベント情報、服飾情報、コスメ情報とか、小分けにしてあると良いですね。かぶるイベントは両方に出てくるようにして。よく百貨店で地域物産展とかやっていますけど、気づくと終わっちゃってるんです。物産展情報を流してくれてるサイトとかありますけど、RSSってのが無くて・・・。

ここで改めて考えると、個人的にネットで何かを見るときって、ほぼ100%Google Readerですね。ブックマークからアクセスしてるサイトって、JRAと気象庁とAmazonくらいかも。そもそも最近ブックマークという行為すらしていません。そうすると「あーあのとき見たあのサイトって、何で検索したっけ・・・」ってことよくあるんですけどね。

2008年2月3日

朝起きたら雪景色でした



気象庁も「今年の2月の太平洋側は雪が多そう」(2008年1月28日朝日新聞)と言ってるそうですが、例年になく低気圧が次々と通過して、晴れの天気が持続しない上に、上空の寒気も強いために雨が降ると雪という感じです。前回は雪予報が出ながらも、積もるほどの雪ではなかったのですが、今回は朝からしっかり雪。明け方頃は雨の音がしていて「あー起きたら真っ白は期待できないかなあ」と思ったのですが、その後雪に変わったようです。起きたら真っ白、しかも今もひっきりなしに雪が降っています。

雪のせいで、本日の東京競馬は明日へ順延。私もできれば外に出たくない一日でした。今年の受験シーズンは雪の戦いになるかも?という予感がする私でした。

2008年2月1日

メフェナーボウンのつどう道 / 古処誠二著

メフェナーボウンのつどう道

メフェナーボウンのつどう道
著者: 古処 誠二
出版者: 文藝春秋
発売日: 2008-01



第二次世界大戦中のビルマ。ラングーンに設営されていた戦地病院が、戦況の悪化で撤退することになった。日本赤十字の看護婦で、ラングーンに赴任していた静子は、比較的動ける患者と衛生兵、仲間の看護婦と共に連日爆撃が続く街道をモールメンへと行軍することになった。しかし、途中で予定外のことが起こる。

沖縄を離れて、しかしここも激戦地のビルマ。負傷し捨てられた兵長と、衛生兵、看護婦、そしてビルマ人の臨時雇い看護婦という奇妙な一行が行軍しながらそれぞれの価値観の違いから、日本という国が被った様々な仮面(メフェナーボウン)を描いていく物語。この著者らしい作品ではあるし、ストーリーテラーとしては一級だと思うのですが、古処誠二作品を続けて読むと飽きるかもなあという印象です。ただ、戦時中シリーズ(勝手にシリーズにしてみる)としては、私としては他よりも面白かったです。という意味でおすすめ。

重要なのはホームとホームのアクセス

東京メトロ|副都心 縦断。

副都心線の開業日が6月14日予定と日付がほぼ決定したようです。池袋より向こうに用事でも無い限り(花の名所が各地にあって、案外池袋以北の有楽町線=西武池袋線は意外と使うんですけどね)、まず使わないだろうなあと思うのですが、それぞれの駅がどこにできるのかいまいちよく分からず、「意外と便利」ってこともあるかもしれません。ただ、どこの駅よりも、渋谷駅のホームがどこに出来るのかが重要。埼京線渋谷駅とか、一度も乗り換えたこと無いですし(笑)。あれはあまりに遠いですよね。というわけで、新宿三丁目とか「それなら新宿駅までJRで行ったほうがいいや」、と思えるような位置なら、多分私の中では丸の内線や有楽町線と同じくらい使わないかなあ。逆に渋谷での乗り換えがすんごく便利なら、案外使うかもしれないですね。大江戸線は思ったよりも職場から近いところに駅が出来、しかも今までに電車が通っていなかったような方向に行けるようになったので、ありがたかったのです。特に麻布十番とか、大江戸線のお陰で有名になりましたよね。

今回の開通で、目新しい駅は「北参道」(逆にそれだけとも・・・(^^;)。千駄木とも代々木ともちょっと違う位置に駅が出来るようです。面白いお店とかあるかなぁ。