2008年3月31日

今更ながら地デジの面白さを知る

先日、「オールスター感謝祭」というやたらと長いクイズ番組を見てたら、「地デジ対応の方は、早押しクイズに参加できます」とか言ってるので、思わずやってしまったんです。何秒で回答とかも出るし、芸能人の中であなたは何位とかも出るし、間違えたり、一番遅かったりしたら次のピリオドまで参加できないとかいうのも番組内と全く同じ。マラソンの勝利者当てとかも参加できるし、まさに双方向的。途中、「週末の赤坂サカス情報」みたいなものも表示されたりして、へーと思いました。

結構クイズ番組とかだとこういう仕掛けが普及しはじめてるのでしょうか。ただ、あくまで地デジでも参加できますよ、的な話だけで、それに対応した番組作りはまだまだ。きっとテレビ局も地デジの普及はそれほど進んでないこともあって、試行錯誤中なのでしょう。「オールスター」も、今までは大抵途中で飽きて別のチャンネルに変えてしまってたのですが、今回、相方と交代交代でクイズに参加してるときは結構面白くて、そこそこ見てたのです。なのに、番組はひたすらクイズじゃなくて、かなりどーでもいいイベントみたいな時間も長くて、今回も結局途中で飽きて別の番組へとチャンネルを変えてしまいました。

あくまで双方向的な部分を強調するなら、ひたすらクイズ番組をやって、途中参加の人でも逆転できるような構成にして、CM中も情報を流したりしてとか工夫すれば、ビデオで録画するのではなく、その場で視聴する人も増えるし、CM中も離さない工夫ができるのではないかと思うのです。特に「オールスター」は、番宣が主体の番組なのですから、番組情報のときは、出演者のプロフィールが出たり、「ここをクリックで録画(視聴)予約できます」とか出来たら便利ですよね。

ちょっと古いですが「巨泉のクイズダービー」地デジ版とかやったら面白いんじゃないかなあ。視聴者は賭けるほうに参加できて、トップの人は何かに応募できるとか。

実は地デジが便利なのは、番組表だけだと思っていた私でした。意外と面白いです。

ちなみに我が家のテレビはまだまだアイワ製14インチのブラウン管テレビ(10年以上前のもの)です。それに地デジチューナー付きDVD/HDレコーダーを噛ませて地デジを見てますが(アンテナは大家が勝手に対応してくれた)、こうしたデジタル情報送受信も全く問題ありません。ただ、上記のクイズ参加とかだと、L字に画面が切られて、そこに情報が流れるので、小さい画面がさらに小さくなっちゃうんですけどね。いまだに識者の中でも「何億もあるアナログテレビは、捨てるしかないのが勿体ない」とか「アナログテレビがすべて置き換わるわけがない(から2011年アナログ停波は無理)」とかいう間違った情報を流してる方がいらっしゃいますが、アナログテレビもアンテナとチューナー噛ませば、地デジは見られます。ただ、地デジの「チューナーのみ」という機器、しかも安価なものって余り見ない(そもそも無い?)ので、その点はまだまだ停波には不安はあると思いますが。

レジ袋だけじゃない

最近、Amazon見てて思わず買ってしまったものがあるんです。それは・・・


THERMOS 真空断熱ケータイマグ ステンレスブラック JMK-350 SBK

THERMOS 真空断熱ケータイマグ ステンレスブラック JMK-350 SBK




水筒型のタンブラー。そのまま飲めるようにもなっているし、別のマグカップに入れてもいいし。結構気に入ってます。毎日いろんな飲み物をいれて持って行ってます。

そして最近、スタバ型のコーヒー屋さんで、マイタンブラー持参だと割引してくれることを知り、さっそくタリーズにこいつを持参。全く問題なく入れてくれて、しかも30円引き。レジ袋持参なんて、せいぜい5円くらいの割引しかしてくれないので、30円は大きいです。お店で売ってるタンブラーしかダメなのかと思いきや、容量さえ問題なければ何でも良いそうですね。ちなみにスタバは20円引きだそうです。「タンブラー持参だと割引してくれる」というのは、私は誰かから聞いて、さらにネットで検索したのですが、もう少し大々的に宣伝したほうが良いと思いませんか?レジ袋なんて、「全部有料」という機運が高まってるのに、こちらはあんまり大きく宣伝してないですよね。みんながみんな、いろんな形のマイタンブラーを持ってくると面倒だからなのかなぁ。

2008年3月29日

[exhibition]薬師寺展

東京国立博物館で、薬師寺日光菩薩・月光菩薩を中心とする薬師寺展が行われているので行ってきました。平城遷都1300年(は実際は2年後ですが)を記念する展覧会の一環だそうで、これからも奈良の国宝級の展覧会があちこちで開かれるのかもしれません。遷都1300年の年には、久々に奈良に行こうかなーとも思うんですけど。

今回の目玉はなんと言っても日光菩薩・月光菩薩が揃いで、しかも360度ぐるりと見られるように展示されていること。展示室は、最初はやや上の方から入るような工夫がされていて、真ん中からそのお顔をじっくりと拝見した後、下に降りて台座の回りをぐるりと回れる趣向です。薬師寺の金堂に飾られていると、真ん中の薬師如来も大きいですし、金堂自体も天井が高いですし、その上この2体はあくまで脇侍ですからあまり気にならないのですが、こうして飾られていると背が高いなあと思います。鎌倉時代の仏像の力強さも良いのですが、白鳳時代のエキゾチックな美しさも違った意味で良いですね。

そして、普段は厨子に入っているので裏が見られない聖観音菩薩像もぐるりと一回り。見えない裏はどんな感じなのか。是非見てみてください。

ただ、こうして博物館で飾られてしまうと、どうしても「仏像」というよりも「美術品」の印象が強くなってしまいます。また薬師寺で三尊がそろっているところを見たいかな〜とも思うのでした。

会期は6月8日まで。6月28日までは、奈良の薬師寺には薬師如来さんしかいないそうです。それはそれで見てみたい光景かも。

多摩川の桜も満開

朝は青空だったのですが、お昼過ぎから少し雲が多くなってしまいました。多摩川駅から二子玉川駅まで散歩。大体1時間くらいです。駅から少しはやや交通量が多い道路を通らなくてはならないのですが、すぐに川沿いに出られるようになっていて、あとはずーっと土手縁を歩いていけます。





自転車の人、ジョギングの人、そして土手ではひなたぼっこや宴会をする人と、いろいろな人が桜を楽しんでました。区内の桜はこの土日で終わりかな〜。



二子玉川から自由が丘までこの3月から運転が開始された大井町線の急行に乗りました。「急行」と言ってますが、二子玉川ー自由が丘間って、もともとそんなに距離無いんですよね。この距離にこれだけ停車駅があったのか、と改めて思いました。

2008年3月28日

週末はお花見日和だそう

今年も桜が満開になる時期がやってきました。1週間前にはまだつぼみだった我が家の近所の桜も、この1週間ですっかり満開に。そして今日、上野公園に行ったら平日にも関わらず、ものすごい人出。



きっと夜桜見物なのでしょう、ビニールシートで綺麗に陣取られていました。それを見た外国人が、花じゃなくてその人たちを激写してましたよ(笑)。しかし、上野公園の桜はやはり有名なんですね。平日ということもありましたが、日本語よりも、外国語(アジアからヨーロッパ言語まで様々)をたくさん聞いた気がします。



ちょうど満開、という感じで、とても綺麗でした。ただ、明日行こうという方は、混雑を覚悟したほうがよさそう。東京国立博物館も今庭園開放中です。宴会をするのでなければ、そちらへ行くというのも良いかもしれません。

帰りにニューオータニのパティスリーSATSUKIに頼んでいたレモンパイを受け取ったのですが、ニューオータニの庭園の桜もちょうど見頃。ラウンジから外を見ると絶景です。

2008年3月26日

ビールボーイズ / 竹内真著

ビールボーイズ

ビールボーイズ
著者: 竹内 真
出版者: 東京創元社
発売日: 2008-02



北海道新山市。ビール工場の撤退が原因で、正吉たちのアイドルであった茜が転校することになってしまった惜しんで、第1回ビール祭は開かれた。参加者4名。全員十二歳。それから様々な機会にビール祭は開かれることになった。時には4人全員で、あるいは2人で。そしてそれは彼らのビール造りのきっかけにもなり・・・。

小学校を卒業し、様々な経験をしながら成長していく4人の物語なのですが、そこに絡んでくるビールに逸話が結構面白いのです。相方がちょっと変わったお酒が好きなせいで、全く知らないメーカー(メーカーじゃないのか)の、ちょっと変わったラベルのペールエールの瓶とかがよく冷蔵庫に入っているのですが、「あーあれってこういうのなんだー」と今更ながら思いました。そう言えば、去年北海道に行ったときも大沼ビールが気に入ったようで、帰りもほしがっていたのですが、ちょうど良い量のものが無くて断念したのでした。あと今は「よなよなエール」というのがコンビニでも売ってますよね。相方にこんな話だったよーと言うと興味を示したようで、そのまま本は相方行き。「なんか面白いビールがあったら買ってきてやる」だそう。私はビール好きではないのですが、この本読んでたらビール飲みたくなりますよ。ビール好きに特におすすめ。

2008年3月24日

Skype入れてみた

Skype公式サイト

延期されてたSkype for PSPがアップデートで提供されてるのを見て、相方がさっそくダウンロードしてました。何かごそごそやってるので、「何してるの?」と聞いたら、「PSPでSkypeが使えるようになった」とか言ってるので、「えーじゃあ私もMacに入れよー」と、私もSkypeを入れてみたのです。

不親切なfor PSPの説明とは対照的に、Skype for Macはすごく簡単。ドラッグアンドドロップでインストール完了、その場で新しいアカウントを作って、1分でオンラインに。テスト番号に電話してみたら、すごい、本当に電話できるじゃん!もっと早く入れれば良かったよ。と思いつつ、「できたよー、アカウント名教えて」と相方に言うと

「ちょっと待て」

えーまだできてないんですか。キーボードの無いPSPで設定に苦労しているようです。待つことしばし、相方もオンラインに出来たというので、さっそく通話依頼してみたら・・・。

「拒否されました」

・・・私をコンタクトリストに入れてくれ。

そして、再度通話を依頼。無事繋がりました。ただし、マイクもカメラも内蔵されてるMacと違って、PSPは入力用のマイクが必要だということが分かりました。繋がってはいるのですが、私の間抜けな声が、相方のPSPからちょっと遅れて聞こえてくるだけ。完全なる一方通行。PSPはテレビ電話もできないようです。しかし、機器さえそろえれば、これで十分通話が出来るのは確か。「これでうち(のMac)に電話すれば無料じゃん、これからそうすれば?」と言うと、「外に出たらアクセスポイントが無い」ですって。会社ももちろんダメ。フリーの公衆無線LANアクセスポイントってまだ少ないですしね。ちょっと調べたところ、私のプロバイダだと、フレッツ・スポットが安価でPSPも接続できるようでした。都内は都営・メトロともに地下鉄が駅にアクセスポイントを置いてるので使い勝手もよさそう。いまさらですが「ユビキタス社会」って便利かも。私もMacのノートとか買って、外で無線LANが欲しくなったら本気で考えよう、と思いました。とりあえず電話の件は来月からドコモも家族間の通話が無料になるので保留です。

Skypeのページにも例として書いてありましたが、会社とかでこれ入れたら便利そうですよね。「今出られません」とか出しておけるし、カメラさえあれば顔を見て話せますし。一人一台パソコン持っているんだから、内線電話張り巡らさなくてもいいですよね。こういう便利なITツールって、大きな企業であればあるほど入れにくい(入れてない)そうですが、本当はネットの世界の便利なものをどんどん取り入れたら、安価で十分なものが作れるのになあと思うんです。まあコンプライアンスだとか、セキュリティとか、見えない鎖で縛られてるものですからね、大企業は。

2008年3月20日

[movie]ノーカントリー


原題: No Country for Old Men
監督: ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
原作:コーマック・マッカーシー
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン
2007年/アメリカ映画/カラー/122分


メキシコの国境近くで狩りをしていたモス(ジョシュ・ブローリン)は、何人もの死体と、うち捨てられたトラックに残されたヘロイン、そして大金の入ったスーツケースを見つける。思わず大金を手に取ってしまったモスは、悪人たちが雇った殺し屋アントン・シガー(ハビエル・バルデム)に追いかけられる。一方、翌日に一連の事件を発見した老保安官(トミー・リー・ジョーンズ)は、モスの危機を察し、保護しようとモスを探すが・・・。


サイコキラーに近い殺し屋と、ベトナム帰りのモス、そして老保安官の追いかけっこがストーリーの中心なのですが、ただ、その外を「この国は・・・」という諦念が包むような作品です。逃げても逃げても追ってくるドキドキ感を楽しんでいた私は、ラストを見たとき「私はちょっとこの話を読み間違えてたか?!」と思ったのでした。そう言えば、私はコーエン監督の「ファーゴ」も、世間で絶賛されるほど面白いと思えなかったんだよねーと、後で気づいてしまいました。どことなく理解しにくいのは、そこで生まれ育った人が持つ、暗黙知みたいな共通認識が、日本人の私には欠けているからではないかと感じます。特にアメリカはテキサス州にはどこか特別な印象を持っているようだと常々感じていて(でも私には単に南部の州という認識しかない)、それがどういう感情なのかが少し分からないというところから始まって、国境でのやりとり(「ベトナムには?」の部分)も、多分向こうの人にとっては笑いどころなんだろうということは理解できるのですが、その根底にあるものはやはり理解できていないとか、そういう部分が積み重なって、この作品全体をどう取ったらいいのか分からないという気持ち悪さがあるのかもしれません。

ただ、そんなことは抜きにして、生きるか死ぬかの鬼ごっこ部分を素直に見るなら、スピード感のある面白い映画です。結末にはいろいろと意見があるとは思いますが、『ファーゴ』が好きな方には、あの独特な空白感は健在(殺し屋と店主のやりとりは、女刑事とヤナギタのやりとりを思い出しちゃった。あの不快感がそっくり)ですから、おすすめかもしれません。

2008年3月18日

図書館カフェ

私の職場でも「筑波大の図書館にスタバが入るらしい」と話題になっていた図書館カフェ@筑波大。はやくもオープンレポートが出てました。

筑波大学附属図書館・スターバックスOPEN -思った以上にいいんじ�(かたつむりは電子図書館の夢をみるか)

うー本気で羨ましい。。。大学のライブラリーカフェは、北米の大学にはよくあると聞くのですが、日本ではあまり聞かないかなあ。今検索したところ、広島修道大学にはあるようですね。また、スタバの日本の大学図書館への進出は初めてらしいです。早くもWikipediaに書かれてました。コーヒーの香りが大好きで日に何度もコーヒーを飲みたい私も、「図書館にスタバを入れたい」と常々言ってるんですが・・・。


図書館は基本的に飲食厳禁なので、どうやってそれを保ちつつ、くつろぎスペースを入れるかっていうところが重要ですかね。それに、私の職場は大して広いキャンパスでもないので、「スペースの無い図書館にあえてカフェを作らなくても良いのでは」で終わってしまうような気がします(T_T)

2008年3月17日

PASMO一周年-PASMOと私の1年

PASMOが明日、3月18日で一周年です。最初は思った以上に売れちゃってPASMOが足り無くなっちゃった事件とかありましたが、もうそろそろ落ち着いてきた感じでしょうか。我が家の最寄り駅にもPASMO専用改札がお目見え(ピンクで派手)したし、相方も使えなくなったパスネットをPASMOにチャージしたりしてたし、本格稼働してますね。PASMO導入前まではEdy(ケータイ版)を愛用していた私も、今では電子マネーと言えばPASMO。Suica/PASMOで支払える場所はどんどん増えているので、特に細かいお金を出さなくてはならないときは、財布を出すのが面倒で「PASMOで」と言ってしまいます。家計簿を見たところ、なんだかんだと年間で10万以上をPASMOで支払いしていました。

一方で、オートチャージ分や買い物も含めて、TOP&につくポイントを1対1で簡単にPASMOに変換できるようになり、それで既に1万円分以上チャージしていますから、かなりお得感があります。TOP&ClubQカードの場合、東急で買い物すれば3〜8%のポイントがつくので気づくと貯まってるという感じです。4月からはオートチャージで紐付けられているTOP&カードで1000円以上買い物して、PASMOで東急に乗ると、50ポイントつくみたい(乗って買ってTOKYUポイント)ですから、さらにお得ですね。年会費があるのが玉に瑕ですが、まあ元は取れてると思います。3月から新規にPASMO定期券にもなるTOP&ClubQ PASMOなる一体型カードが出来るらしいですが、こちらのほうが年会費は高いようです。

ただ、これは普段から東急を利用し、かつ東急でお買い物をする機会の多い人に限るかも。京急なら京急の、東武なら東武、小田急は小田急のカードがありますから、利用する沿線やお店によって変更したほうがベターだと思います。東京メトロが発行するToMeCardはデパート系ではありませんが、乗車ポイントがある上に、メトロ沿線の商店街とか様々なお店とかも連携してるので、「どれも使わないなー」という人はToMeCardの選択肢もありかもしれません。

一方で、Suicaにするという選択肢のある人は難しいですよね。ちょっと理由があって、Suicaのこともいろいろ調べてみたところ、SuicaとPASMOではオートチャージとクレジットカードとの連携の部分でかなり違いがあるということに気づきました。

複数の事業体が絡んでいるPASMOと違って、SuicaはJR東日本1社のICカードです。そしてJR東日本にはVIEWというクレジットカードがあります。恐らくそのせいだと思うのですが、クレジットカードの選択自由度が低いのです。

PASMO の場合、オートチャージをするクレジットカードによって定期券がついたりつかなかったりということはありません。そう言う意味でPASMOとクレジットカードの紐付けは、後から発生すると言って良いと思います。実際、先日3月15日からは、持っている記名式PASMOに後からクレジットカードを紐付けできるようにもなりました。

しかし Suicaの場合は、オートチャージをするには、VIEWSuicaカードを作るしかありません。定期券SuicaとVIEWカードを持っていてもそれを紐付けることはできないのです。また、VIEW Suicaカードで定期券機能がもてるのは「ビュー・スイカ」「ビュー・スイカ・リボ」「アトレクラブ・ビュー・Suica」の3枚だけ。ビックカメラSuicaカードなどの他社提携カードはありません。JRでの支払い(定期券とか、チャージとか)をカード払いにするとポイント率が高いのですが、私の場合、その他の支払いのほうが多く使いますからね。SuicaやPASMOを持つ人の多くが定期券機能を必要としていると思うのですが、これじゃぁ魅力半減かも。

一方でPASMOに無いSuicaの機能にモバイルSuicaがあります。モバイルSuicaはあらゆるカードが使えるのですが、VIEW以外のカードに紐付けると、2008年3月31日以降は年会費1000円がかかるようです。頻繁に新幹線を利用するとかじゃないと、ちょっと無駄かなあ。モバイルSuicaの場合は、その他のVIEWカードが使えるので、ビックカメラSuicaカードや、JALカードSuicaといった提携企業とのポイント交換があるカードも利用できます。ただ、ポイントを直接Suicaにできるんですが、それをチャージできるのはVIEWSuicaカードのSuica部分だけ。ということは、普段定期券としてモバイルSuicaを使っている人は、そのSuica部分にチャージできるわけではない、ということですよね。うーん、なんか複雑でやや不便な気がします。

いまだPASMOかSuicaか、またどのカードで作るか、みたいな話題はよく見ますが、今の状況では、私鉄沿線に住んでる人は、PASMO+住んでる私鉄のカード(もしくは選択肢の中で最もよく使うデパート系カード)がおすすめですね。個人的には。

PASMO1周年を記念して、何か出るのかと思ったのですが、新線開業などでそれどころではないようです。一方で、Suicaは西日本のICOCAだけでなく、東海のTOICAとの3社連携になることを記念して、3月29日に記念Suicaが発売されるようです(ニュースリリースPDF)。うーん、前のICOCA連携記念の電車ごっごしてるやつのほうがかわいかったけど、これICOCAとTOICAも同じ連携記念カードを出していて、しかも絵柄が微妙に違うようですね。コレクター魂をくすぐる商品かも(笑)。

2008年3月15日

[ドラマ/スカパー]HEROES

HEROES / ヒーローズ DVD-BOX 1

HEROES / ヒーローズ DVD-BOX 1

出版者: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日: 2008-03-20




原題: HEROES
出演: : マイロ・ヴィンティミリア, マシ・オカ, ヘイデン・パネッティーア, センディル・ラママーシー, アリ・ラーター, エイドリアン・パスダー, サンティアゴ・カブレラ, グレッグ・グランバーグほか

モヒンダー・スレッシュ博士はニューヨークへ向かうことになった。遺伝学者だった父が殺されたというのだ。父・チャンドラは、特殊能力を持つ人々を探すという奇妙な研究に取り憑かれ、その人々を探しにアメリカに渡っていたのだ。一方、アメリカではあちこちで不思議な殺人事件が起きていた。人間業とは思えない惨殺死体が残されているその現場で、警官のマットは隠れていた女の子をささやき声から発見する。テキサスでは、チアリーダーの女の子が、高い建設現場から飛び降りるビデオを同級生に撮影してもらっていた。彼女は傷一つなく立ち上がる。東京では、普通のサラリーマンのナカムラ・ヒロが、通勤電車の中からニューヨークのど真ん中へテレポートする。特殊能力を持つ人が、世界中であらわれはじめていた。


コメディ、じゃないと思うのですが、あまりのストーリーに下手なコメディより笑える作品。東京のヒロのオフィスからして、かなり変。時計の数字は漢数字だし(逆にアートっぽい)、朝、屋上でみんなで背広でラジオ体操する会社とか、今もあるのかなあ。山田洋次の世界?

次々といろんな特殊能力を持つ人が登場するのですが、どんどん風呂敷が広がっていくだけで、全然先に進まないストーリーもすごい。私、彼らがいつの間にか集って、戦隊ものみたいな「ヒーロー」として、悪と立ち向かうみたいな、それはそれで古くさいアメコミっぽいストーリーを思い描いたのですが、そうではありません。みんなが揃うのは、本当に最後だけ。実際、最後の5週分くらい見れば、全体を表してるんじゃないかと思うくらいです。とはいえ、その前半部分が無駄かというとそうでもなくて、最後の最後で「そこに繋がってるのか!」と思うことも多々あり、なかなか侮れません。

4月19日に23話のぶっとおし放送があるそうですが、そういう形で間を置かずに見た方がよいかもしれないですね。それとも逆に進まないストーリーにイライラするかな。

2008年3月14日

流星の絆 / 東野圭吾著

流星の絆

流星の絆

著者: 東野 圭吾
出版者: 講談社
発売日: 2008-03-05



ペルセウス流星群の極大日。洋食屋「アリアケ」の子どもたち3人は、2階の部屋から夜中にこっそり抜けだし、流星を見に行くことにしていた。ところが観察地についたとたん、あいにくの雨。がっかりしながら帰ってきた彼らを待ち受けていたのは、変わり果てた両親の姿。引き取る親戚も無かった3人は施設へと預けられることになった。そして、それから14年が経った。

珍しくひねくれたところのない、東野圭吾のストレートな感動物語。この著者は本当に幅広い領域の物語を書く人だと思うのです。私はよく「気に入った著者の本を立て続けに探して読む」ということをするのですが、当然同じ人が書いているものを続けて読むわけなので、どこかで飽きが来るものです。でも、東野だけはそんなこと無いのでは、と思います。実際、かなり作品数が増えた今でも、東野圭吾の本は真っ先に本屋で買おうと思いますし。

そんなはばひろーい作品群の中でも、この物語は『秘密』に近いストレートさですね。エンターテイメントとしては面白いし、映画化とかしても受けるんじゃないかと思いますけど、ひねくれた物語や、凝ったミステリ、あえて後味の悪さを楽しみたいと思う人にはこの本は向いていないように思います。この前に読んだのが、たまたまオチが暗かった『犬はどこだ』だったので、私にとっては僥倖でした。遅番の昼休みで、大学の食堂でご飯を食べながら本を読んでいたら、戻り損ねそうになりましたよ(笑)。

2008年3月12日

犬はどこだ / 米澤穂信著

犬はどこだ (創元推理文庫 M よ 1-4)

犬はどこだ (創元推理文庫 M よ 1-4)

著者: 米澤 穂信
出版者: 東京創元社
発売日: 2008-02



夢破れて地元に戻り、引きこもっていた紺屋は、友人の薦めで調査事務所を開くことになった。主な業務は犬捜し・・・のはずだったのに、友人の仲介で訪ねてきた依頼人は、失踪した孫を捜して欲しいというし、次の依頼人は古文書の調査。専門外の依頼にてんやわんや、だったが、その依頼は遠いところで繋がっていた。

犬捜しで諸々の経費を支払って、さらに利益を出すことができるのか?!という原初的な疑問はさておき、思わぬ調査を受けてしまった紺屋が、実はその失踪が根深いということを探り出し、そして・・・。犯人は誰か、とか、結局失踪さんはどうなったのか、とかではなく、「何故失踪したのか」ということが全ての根源となっているミステリです。突き放したようなラストが、ぞぞーって感じですね。ドラマとかでやったら絵として面白いかもと思ったのでした。

2008年3月11日

「ここは昔お墓でね」という都市伝説

私は父の転勤で、小学校の間に一度転校しているのですが、どの学校でもお決まりの七不思議がありますよね。階段が夜中に増えるとか、理科室の骸骨が踊るとか、誰もいない音楽室でピアノが鳴るとか。低学年の頃通っていた学校も、そして転校した後も、そんなお話しがありました。私は団塊ジュニアと呼ばれる世代で、後にバブル経済と呼ばれる空前の好景気に向かって市街地の開発と、それに伴う児童増加が著しく、新設される学校が多い時期でもありました。通った2校は同じ関東地方ではありましたが、かなり離れた場所であったにも関わらず、いずれも築10年ほどの今思えば新しい学校でした。いずれの場所も「昔はね」なんていうほどの歴史があるような場所でもなかったのですが。。。

そうした七不思議を支えるのが、「ここは昔お墓でね」とか「刑場でね」という七不思議が発生する要因(という名の伝説)。「そんなお墓だけ残して寺が移転するわけないじゃん」と、空気を読まない私は反論したものですが、大都市というものはそうでもないようなのです。

都心掘れば、ご先祖さま 建設現場に人骨相次ぐ

曰く、様々な要因から、墓を放置して寺院が移転してしまうこともあったとか。都市住民は子孫が続かず、遺骨に執着しなかったとか、幕府の方針で移転させられたとか理由はいくつかあるそうで、しかも火事と喧嘩は江戸の華と言われた頃ですから、特に下町は何度も大火に見舞われたし、その後も大震災に戦災もありました。そもそも長年住んでると言ってもせいぜい3代程度というのが東京ですから、「昔はね」なんて言っても、それを検証してくれる人さえいないわけです。もう江戸時代で既に文献の中の世界。しかし、住む人は変わっても、300年も前から大都市であり続けた東京という土地には、人の生活の跡が連綿と刻まれているのでしょう。

「昔はね」を検証するためには、いくつか方法があります。大都市らしく、古くからの地図が残っている東京。しかも隅田川の流れなどはあまり変わっていませんし、古くからある目印(増上寺とか、浅草寺とか)も残っているので、現在の地図と照らし合わせるのもそれほど大変ではありません。

例えばこの資料。明暦頃から明治中ごろの市街地図を場所別・時系列にまとめてくれている資料です。

『江戸-東京市街地図集成』(柏書房, 1988.11-1990.6)

両国・錦糸町を見てみたら、確かにものすごく変わってるんですね。幾つか寺があるものの、明治期には地図上から消えてるものもありました。また、隅田川沿いにやたらと広い区画の「御竹蔵」(幕府の倉庫)という場所があるのですが、明治期には陸軍省の土地に変わっていたそこは、現在の住宅地図とあわせてみると国技館があるところだということが判ります。

他にも、現在の場所との照合をパソコン上でやってくれる『江戸明治東京重ね地図』(DVD-ROM)なんていう資料もあります。

記事によると、バブル期の開発華やかなりし頃は同じように多くの江戸時代の遺跡が見つかっても、工期の遅れや風聞を気にして無視されていた可能性もあるとのこと。まあ気にする人は気にしますからね。一方で、そんなこと言ってたらびっちりと市街化されてる東京で土地なんて残ってないですから、それこそ東京らしいと言えるのかも。ただ、ちょっと古い地図を見れば、そこから何が出てくるかは分かる(少なくとも寺院があったことは分かる)ので、そういうところには住宅よりも、風聞など関係のない学校や役所とかのほうが問題が無さそうって考え方はあったのかもしれません。学校の怪談で「ここには昔お墓があってね」がまことしやかに流れるのも、案外的外れじゃなかったり?

2008年3月10日

[スカバー]Bones セカンドシーズン


原題: Bones 2nd season
出演: エミリー・デシャネル、デビット・ボレアナズ、ミカエラ・コンリン、エリック・ミレガン、TJ・サイン、タマラ・テイラーほか

休暇から帰ってきた「ボーンズ」ことテンペランス・ブレナン(エミリー・デシャネル)の前に現れたのは、新しくボスになったカミーラ・サロヤン。今まで天才的なブレナンのもと、それぞれの能力を自由に発揮していたチームは、何かと口を出すサロヤン博士をあまり快く思っていない。ニューヨークにいた頃、ブースと関係のあった彼女は、ブレナンとブースとの微妙な関係にも影響を与え始める。


前シーズンに比べると、グロさは影を潜め、どちらかというと三角とも四角とも多角とも言いにくい微妙な人間関係と、トップが変わったことによるジェファソニアン研究所の分裂と結束が中心に描かれています。行間を読むような人間関係とか、アメリカドラマっぽくなくて私は結構好きです。ボーンズの紙一重な雰囲気は全く変わってないし、その紙一重(=天然ぼけ)ぼりは、周りにも波及していて、良いオチになっています。

そして、このシリーズを通してのテンペランスの家族の謎でもちょっとした進展も。今回は何度かお父さんが登場しており、そのたびにブースが「逮捕する!」と大騒ぎをするのですが(ルパン三世の銭形みたい(笑))、この話はどう繋がるんでしょうね。いくつか米国ドラマを見ていて思うのですが、今はベトナム帰りではなく、「イラク帰り」のトラウマというのもアメリカドラマのひとつのテーマ。ブースもその一人で、テンペランスが何気なく好奇心を見せても、ブースの「本当に聞きたいのか?」の一言ではぐらかされる。この辺りももしかしたら続くエピソードに関連してくるのかもしれません。また、微妙な多角的人間関係のひとつにも異変あり、で続きが気になります。

今本国ではシーズン3が放送されてるようですが、このまま続けて日本でも次のシーズン放送してくれないかなあ。

2008年3月7日

ザ・ニューリッチ / ロバート・フランク著

ザ・ニューリッチ―アメリカ新富裕層の知られざる実態

ザ・ニューリッチ―アメリカ新富裕層の知られざる実態
著者: ロバート・フランク
出版者: ダイヤモンド社
発売日: 2007-09-14


アメリカは資産総額の上位1%が、国内全体の総資産額の33%を占めている。資産総額100万ドルを超える富裕層ばかりでなく、特に資産10億ドルを超えるような超富裕層も年々増加傾向にある。そういった富裕層の多くは、昔からの富豪と呼ばれた人々ではない。元は中流階級、あるいはそれ以下の層にいた人々が、短期間で富を手に入れたという新富裕層たちだ。その莫大な資産、そして年間所得は、一国家規模と言っても過言ではない。一般では考えられない消費行動、そして資産規模を誇る「リッチスタン」人たちが住むヴァーチャル国家リッチスタン。この本では、その生態や、彼らならではの問題、そして国家に与える影響などが多角的に語られています。

ウォールストリートジャーナルの記者、ロバート・フランクの造語「リッチスタン」は、今米国でも話題のキーワードだそうですが、それ以上にこの本自体の語り口が面白いんですよね。まるでおとぎ話のようなリッチスタン人たちの生態が面白おかしく語られています。リッチスタン独自のブランド(一般人では買えないような桁の違う時計とか)があったり、ホームドクターやハウスホールドマネジャー(昔の執事だが、やっていることは全然違う)といった新たな職種を生み出したり。彼らは、消費と同じように桁の違う寄付を行うけれども、一方で様々なものの値段を引き上げてもいて、一般市民生活にも影響を与えているそうです。そう言えば、ワールドカップやオリンピックの座席料金が恐ろしく高かった記憶があるのですが、こういう人からしてみれば「お金を出せば買えるものだったら、この値段で競争力が下がるならOK」という感じなんでしょうね。郊外では中途半端に高いマンションが売れ残り始めてる一方で、都心の億を余裕で超えるようなマンションは、出ると同時に完売状態だとかも聞きます。10億ドルなんていう資金を個人的に回せる人にしてみれば、1億、2億なんて端金なんだろうなあ、とも思うのです。

かつてなら、「まあ海の向こうの話だよね」で済んでたことも、経済のグローバル化でそうも言っていられません。アメリカでモノを買うのも、日本でモノを買うのも同じ話。実際私も海外のネットショップでモノが買えるわけです。うーん、なんか漠然とだし、うまくまとめて言えないのですが、どこか怖いような気がしてしまいます。

2008年3月5日

mixiも機関リポジトリも

「著作権って、かなり強い権利なんですよ」と、以前著作権を専門にする先生から聞いたことがあります。確かに著作権を持つ人間が、「これは外に出したくない」といえば、それはもう外には出せなくなるのが著作権。とはいえ、著作物というのは文化の一部であり、媒体こそ違えど、人が作り出した様々な著作は、文献が歴史を探る一手段になっていることからも、人類の歴史そのものと言っても過言ではないのかもしれません。

そんな著作権をめぐって、4月1日から行われるというmixiの規約改訂について、騒ぎになっているようです。

「mixi日記、無断書籍化はしない」——規約改定の意図をミクシィ

大昔、ジオシティーズでも同じような騒ぎがあったなーと思いつつ、スラッシュドットのコメント何かを見ながら、今朝上の記事を読んだら、なんかこれって機関リポジトリの規約(とくに著作権部分)で大騒ぎしてるのと同じ?・・・と思いました。

通常、デジタル化した論文などをネット上で公開する場合、ネット上で著作物を送信するために著作権者に対し、「公衆送信権」の許諾、そしてサーバーへ複製し、かつサーバーから閲覧する端末へ複製するというアクションが発生するので「複製権」の許諾を得なければならないと言われます。しかし、実際サーバー上で今後行われること、例えばデータを保存・利用しつづけられるように保存形式を変更した場合や、現状想定できないような管理上の変更を加える可能性を考えた場合、著作権の専門家に聞いたりすると「訴訟リスクを考えると、著作権の譲渡あるいは全面的な許諾をしてもらったほうが良いかもしれない」とか言われちゃうのです。しかし財産権部分ではない著作者人格権(公表権や同一性保持権など)は譲渡できないことになっているので、「それは行使しないことって書いておくといい」って、正に今回mixiが出してきたものと同じようなことを言われたのを思い出しました。

つまり、mixiもきっと同じような壁にぶちあたったのでしょう。投稿者が思ったとおりに表示されないと、それは同一性保持権の侵害にあたる「可能性がある」(この「可能性がある」が、訴訟リスクを恐れる企業にとっては面倒だったりする)と考えて、「改変OK,それに対して人格権の行使はしない」という規約になったんでしょうね。確かに画像とかなら圧縮率が変わったりして、ノイズが増えたり、色が変わっちゃったりとかいう可能性がありますが、そこまで言うともう重箱の隅というか、著作権法には萎縮効果しかないのか、と言いたくなってしまいます。一方で、mixi側にも問題はあると思うのです。本来なら、とりあえず記事にある3つの条件のためだけと書いておけばここまで騒ぎにならなかったと思うのですが、そうすると将来的にどう変わるか分からないデジタル環境に対応できるかどうか、想定外のことが起きるのではないか、ということになったと推察されます。

しかし「著作者人格権を行使しない」なんて急に言われたら、気づく人が気づいたら大騒ぎです。人格権には公表権も含まれるわけで、「友人だけ」にしていて広く公表するつもりが無いものを、mixiが無償で非独占的に利用できる「可能性がある」というのは、かなり危険な気がします。結果、騒ぎになっているわけですよね。この条文を悪用しようと思えばできるということが、利用者にとっては気持ち悪いというのも分かるわけです。

ただそういう可能性を心配して「だったらやらない方が良い」になっちゃうのが社会にとって最も大きな損失だと私は思うのです。ネット上での情報のやりとりは、既に生活に深く入り込んでいるし、機関リポジトリにしてもデジタル化するメリットは非常に大きい。しかし、いろいろ検討していると、この可能性、あの可能性といろいろ出てきてしまって「訴えられたらどうしよう」みたいな議論に陥りがちです。「そこまで神経質にならなくてもいいんじゃないの?」と思うこともあるのですが、実際著作権に関する訴訟は多いし、利用したほうが一方的に悪者みたいに扱われますからね。ある程度判例が出れば、萎縮効果も薄れてくると思うんですけど。

gooのトレンドランキングでもかなり上位になっており、1日でブログ界の話題をさらったこの件、どう収拾をつけるのやら。まあmixiだって、他人の日記や写真を勝手に出版して売り出したりしたら、いくら規約にあるって言ったって、世間がそれを許さないのは判ってるでしょうし、その辺りは「信頼」でやってもいいんじゃないの、と今回の騒ぎのネタ元の方には言いたいんですが。ちなみにbloggerは記事の著作権はすべて書いた人に帰属するってなってますね。

2008年3月4日

警官の血 / 佐々木譲著

警官の血 上巻

警官の血 上巻

著者: 佐々木 譲
出版者: 新潮社
発売日: 2007-09-26



戦災で浅草を焼け出され、親類の元に身を寄せていた安城清二は、子どもが生まれるのを機に、その頃大募集していた警官に応募することになった。駐在巡査として天王寺の駐在に入った頃、近所の文化財で火事が起きた。騒ぎの最中に突然姿を消した清二は遺体となって発見された。清二の息子民雄もまた、警官を目指す。父の死が納得できずに調べる一方で、公安のスパイとして活動家の中で暮らすが、その後彼もまた駐在となり、凶弾に倒れる。3代目の和也もまた、警官となり・・・。

3代続けて警察官になった安城家の物語。父も祖父も不審な死を遂げるのですが、それまでのエピソードもかなり濃くて、全体としても長い小説です。ただ、戦後の何もない中で警察官として身を立てていく清二、公安のスパイとなって心身ともにぼろぼろになる民雄、警務として同僚の調査をする和也と、それぞれの話も面白くて、あまり長いとは感じませんでした。「今回は「このミス1位」を狙った」と『このミス2009』にも書かれていましたが、1位に相応しいエンターテイメント(ミステリーじゃないのか?)だと思います。佐々木譲の作品を読むのは結構久しぶりなのですが、『ベルリン飛行指令』とか『エトロフ発緊急電』の頃と良い意味で変わってない気がします。

2008年3月1日

一足早い南伊豆の春

一度河津桜を見に行きたいなーと思ってたんですよね。伊豆なら日帰りが十分可能だし、どうなんだろうと思って色々見ていたら、菜の花と桜が綺麗な「みなみの桜と菜の花まつり」というイベントを発見。河津よりもさらに先、下田からさらにバスというやや交通の不便な場所ではありますが、河津よりも人が少ないかもと思って一路、南伊豆へ。

熱海から伊東線に乗り換えると、まだ7時すぎという時間にもかかわらず結構人がいました。やっぱり季節だからかなーと思いきや、みなさん河津で降りてしまいました。河津から下田まで車両独り占め。帰りも河津を通りましたが、ものすごい人出でしたね。ゆったり見たい方は、是非南伊豆まで。

下賀茂温泉のほうまでバスで行く方法もあるのですが、菜の花畑が手前にあると聞いたので、そこから歩くことにしました。駅で会場の地図ももらって、バスで竹麻小学校までレッツゴー。そんなに遠くありません。15分くらいで到着。

で、まず一面の菜の花畑が迎えてくれるわけです。



かなり広い敷地を使って、菜の花が植えられています。菜の花畑というとマザー牧場を思い出すのですが、広さはさすがに関東最大級と言われるマザー牧場ほど広くはないものの、平たい土地に絨毯状にここまであるとやっぱり圧巻。向こう側に見えている木はソメイヨシノで、3月中旬頃にはソメイヨシノと菜の花の競演も見られるのかもしれません。

そこから道路ではなく、川沿いをずーっと遊歩道が作られています。桜の季節は交通規制もしているようで、のんびり歩きながら温泉方面へ。

九条橋あたりまでは、ぽつぽつと満開の桜の木が見えるという感じなのですが、九条橋を過ぎると、本会場です。土手の斜面には菜の花、土手上には桜並木と、とても綺麗です。ちょうど満開という感じ。



そのまま川を遡っていくと、銀の湯という日帰り温泉があるのですが、その向こうが最も木が大きくて、密度も濃かったですね。手前側は河津に倣って、いま造成真っ最中なのかもしれません。



夜は全体をライトアップするみたいですよ。もともと温泉地なので、温泉で一泊してというのが良いのかもしれません。川沿いにも何軒か宿がありましたし。