2009年9月26日

[自転車散歩]東京港臨海大橋のトラス

本当は今日若洲側の架橋予定だった東京港臨海大橋のトラスですが、先日の台風の影響で、再延期。28日に日程変更してしまいました。ただ今度の予定は順調に進んでるようで、23日に富津から浜出しされた後、今日トラスが架橋場所まで運ばれてきていました。



上部トラスもいつか架橋作業があるはずで、そのときこそ休日で見られるといいなーと思います。写真手前部分はゆりかもめの操車場。昼間なので、あまり駐まってるゆりかもめはいませんでしたが。。。

2009年9月25日

[movie]わたし出すわ

監督・脚本: 森田芳光
出演: 小雪 黒谷友香 井坂俊哉 山中崇 小澤征悦 小池栄子 仲村トオルほか
2009年/日本/カラー/110分/

故郷の函館に帰ってきたマヤ(小雪)。高校時代の仲の良かった友人たちに次々と会い、彼らの欲しがっているものや夢に多額のお金を出すという。大金を前に、友人たちはそれぞれの反応を示すが。

小池栄子が演じる女性が、すべてを説明しているように思ったので、私はこの映画のメッセージは「己の器を知れ」ってことだと感じました。結構奥が深くて難しい映画です。つまるところお金って無くても困るけど、その存在自身が難しいものなのでしょうね。函館という、微妙に田舎で、でも極端な過疎地でもないという場所で、異常なお金をばらまくマヤ。友人の一人が言う「おまえ、東京に帰れ、ここではおまえは極端すぎる」というセリフがとても印象的でした。ああ、多分東京は極端なんだろうなあと、言われて改めて感じます。連休中、ダンナの実家に数日帰ってたので、特にそう思うのかも。

2009年9月23日

[exhibition]夢と追憶の江戸

三井記念美術館で開催中の浮世絵展「夢と追憶の江戸」を見てきました。慶應義塾大学の教授で、浮世絵コレクターでもあった高橋誠一郎の浮世絵コレクションのうち、300点を100点づつ3期に分けて展示中。各期全点入れ替えで、3回見ないと全部見られないという、なんか贅沢な展覧会です。

葛飾北斎の「富嶽三十六景」や、歌川広重の「東海道五拾三次」といった有名どころはもちろん(ただ、これらは点数が多いので、3期見ても全部は見られないかも)、明治初期の月岡芳年、落合芳幾といったちょっと変わった作品も出ていますし、初期の鳥居清信や、錦絵を大成した鈴木春信とか、浮世絵の変遷が目で見て分かるという展示になっていて、楽しめます。

浮世絵は難しいことを考えずに楽しめるのが良いです。題材が美人、身近な光景や風俗、そして景色というと、現代の写真に近いものがあるなあというのも改めて感じました。特に明治期の月岡芳年辺りは瓦版の挿絵でも有名ですから、報道写真に近いものがあったのかもしれません。

個人的に興味深かったのが深川の光景が意外と多いな—ということ。富嶽三十六景の「深川万年橋下」の解説に「小名木川が隅田川に合流するところの橋」といったことが書かれていて、「あ、あれか!」とかなり親近感が沸きました。富嶽三十六景はかなり広範囲になっちゃいますが、広重の江戸名所百景は自転車巡りできるかも、と思ったのでした。

土蜘蛛を題材に、実は天保の改革を揶揄したものという歌川国芳「源頼光公舘土蜘作妖怪図」は「ゲゲゲの鬼太郎」の世界、月岡芳年の「月百姿 弁慶」も現代アニメっぽいなあと思いました。月岡芳年は国芳の弟子、水木しげるに影響を与えた河鍋暁斎も国芳に弟子入りしてたことがあったそうなので、日本の絵の世界はこうして続いてるのかもしれません。

京極夏彦『続巷説百物語』の初版特典のカバー裏を飾る浮世絵のうち、「奥州安達がはらひとつ家の図」が出てます。間近で見ると、あの構図はやっぱり衝撃的です。血みどろ絵の異名を持つ「英名二十八衆句」(落合芳幾筆)も毎回展示替えで違うものが出るらしいので、あまり普通の展示では見ないですし、お好きな方は是非。河鍋暁斎は今期の「おいわ」のみの出品のようです。

2009年9月22日

[自転車散歩]ヒガンバナ探し

シルバーウィークはお彼岸とも重なります。この時期の花と言えば、その名も季節感溢れるヒガンバナ。何度か巾着田にも行ったりしましたが、ヒガンバナって大学近くにも生えてる花なので、下町のここならあちこちにあるだろうと公園を中心に巡ってきました。

まずは清澄公園。庭園の隣にある無料の公園です。入り口そばの橋の下に咲いてました。



そこで話し好きのおばあさんに出会い、清澄庭園には黄色いヒガンバナがあることを教えて貰ったので、開園直後にさっそく入ってみました。

うぉー確かに黄色い。そして大きい。



赤も派手ではありますが、やや可憐さが残ります。こうして比べてみても、黄色は大きくて派手。まるで菊のようです。



清澄庭園はあちこちにヒガンバナが生えていますが、最もまとまって生えていて、定番の赤、そして白、黄色が楽しめるのは花菖蒲園の中です。

続いて木場公園の都市緑化植物園(無料でさまざまな季節の花が楽しめます)へ移動。ここにも少しだけヒガンバナが生えていました。近所の中学生か、「ヒガンバナだー、これって人が死んだところに生えるんでしょ」と言って通り過ぎていきましたが、そんな伝説があるんですか?確かにお寺に生えることが多く、時期もお彼岸、そしてどこからともなく突然ぽつぽつと生えるので、そんなオカルト話もぴったりなヒガンバナです。



さらに葛西橋通りを荒川方向へ行き、荒川サイクリングロードを通って葛西臨海公園へ。この辺りまで来たときには「今日は曇ってるし、半袖じゃ寒いかな」と長袖を着てきたことを後悔しました。すっかり青空で、日差しが痛いくらいです。

海のほうに出ると、キバナコスモス畑が満開。



さらに、管理事務所のそばの林手前にヒガンバナが群生してました。



そろそろお腹も空いてきたので、荒川大橋を渡って帰宅。やっぱりヒガンバナってあちこちにあるものですね。

2009年9月21日

シルバーウィーク的な休日

相方の実家に行き、そこから伊勢神宮へちょっと観光、の予定が、やっぱりさすが初めてのシルバーウィーク。しかも高速道1000円効果は伊達ではありません。他県、しかも北は宮城や山形ナンバーから、南は広島ナンバーまで、実に広範囲の自動車ナンバーと、様々な車種を見学しつつ、片道4時間の大旅行となってしまいました。そういえば子どもの頃、中央道や関越の「激しい混雑」にはまって大変な目にあったよなあと思いつつ、でも目的の伊勢神宮は、外宮・内宮共にお参りしてきました。



光の加減で何時だろこれ、な写真になってますが、そろそろ日も暮れかけの16時頃です。
それでも拝殿への列はこの混雑



そして伊勢神宮と言えばおかげ横町と伊勢うどん、そして赤福。ちゃんとどれも味わってきました。





伊勢湾岸道路から行きには昼間の、帰りに夜景を見た、新日本製鐵の名古屋製鉄所が非常に工場萌えな光景だったのでした。高炉ってすごいですね。小学生のとき、住友金属の鹿島製鉄所で高炉を見てると思うのですが、記憶に残っているのは鉄を伸ばす工程だけです。

2009年9月13日

運河のまち



選挙船といい、屋形船といい、水上バスといい、とにかく道路とは別の交通網を形成している江東区の運河。こっちに引っ越してきて、運河が思った以上に面白いし、公共交通としても使えるんじゃないかなーと思うのですが、主に利用されてるのは屋形船・釣り船と業務用の交通路としてだけなのがちょっと残念です。たまに、職場まで海を渡った方が早いのになーと思うときがあるんですが(どんな釣りバカ日誌だか)、なかなかそうはいきません。

2009年9月10日

[movie]サブウェイ123

原題: THE TAKING OF PELHAM 123
監督: トニー・スコット
出演: デンゼル・ワシントン ジョン・トラボルタ ジョン・タトゥーロ ルイス・ガスマン
2009年/アメリカ/カラー/105分

地下鉄運行司令室に勤めるガーバーは、運行掲示板でペラム123号が駅間で停車しているのを発見する。運転席を呼び出すが、応答がない。しばらくすると、ライダーと名乗る男が無線に応答した。ライダーは1車両に残る乗客乗員19名を人質とし、ニューヨーク市に1000万円の身代金を要求する。

1970年代の映画「サブウェイ・パニック」のリメイク版らしいのですが、オリジナルを観ていないので比較はできません。予告編を見てもわかるとおり、次々と襲い来る困難に立ち向かう系の映画なので、ある程度ご都合主義なのは良いとしても、もう少しジェットコースター的起伏があってもよかったんじゃないかなーという気も。なんとなく80年代ジェットコースタームービーが見たくなってきたので、何か探そうかな。

2009年9月6日

[スカイツリー]スカイツリーが見える場所

たまにこのブログを「スカイツリー 見える場所」といった検索キーで検索して来られる方がいらっしゃいます。昨日「見える範囲が広がっているかも」と書いたスカイツリーですが、今日たまたま晴海大橋を自転車で渡っているときに豊洲方向を写真に撮っていて気づきました。スカイツリーが見えてるのです。



これじゃ分からないですね。

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Google Mapで計測すると、晴海大橋からスカイツリーまで直線距離で約7キロ。晴海大橋は海抜約24m。その距離・高さで見られるのですから、既にかなりの範囲で見られるのかもしれません。例えば海ほたるからとかも見えたりするのでしょうか。


より大きな地図で スカイツリーが見える を表示

エシレ・メゾン・デュ・ブール

昨日一号館に行ったらやたらと並んでいた「エシレ」の菓子店。あまりに気になるので、今日ふらふらと行ってしまいました。相方が有楽町の交通会館で「川口納豆」が欲しいというので、合わせて買い出しです。



10時に着くと、やはり既に並んでる人が。お店の人によると現在はまだ開店間もないので混乱しており、予約は受け付けてないとのこと。シルバーウィークに相方の実家に帰るので、お土産に持って行こうと思ったのですが、それでは難しそうです。バターでも1ヶ月程度、焼き菓子類も3日が賞味期限ということで、お土産の場合は相当気合いが必要そうです。さらに、小さい有塩バターは品薄(現在は入荷待ち)で、250gか、5kgのバスケットしかないということ。お店の人が「5kgを見て、食べられそう!って言ってた方もいらっしゃいましたよ」と冗談交じりに言ってましたが・・・。お菓子も含めて開店直後の数日は、17時頃には商品が無くなってしまった、という人気ぶりのようです。迷った結果、買ったのはマドレーヌ&フィナンシェの詰め合わせとバター250g(こちらはお土産用)。マドレーヌとフィナンシェは帰ってきてすぐ食べてみましたが、さくさくですごく美味しいです。1日経つとしっとりとした食感になるということなので、それも楽しみ。

2009年9月5日

[movie]正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官

原題: Crossing Over
監督: ウェイン・クラマー
出演: ハリソン・フォード レイ・リオッタ アシュレイ・ジャッド ジム・スタージェス クリフ・カーティス
2008年/アメリカ/カラー/113分

カリフォルニア州で移民局に勤めるベテラン捜査官マックスは、任務に忠実でありながらも、個々の不法滞在者につい同情的になってしまう。ある日、イスラム系移民の部下の家のパーティに招かれ妹を紹介されるが、その妹が翌日死体で発見された。

全体としてストーリーはあるのですが、アメリカという巨大な富を生む国での就労を希望し、国境を越えてきたり、遠くオーストラリアや中東などから来る人々を、移民局という不法就労者を取り締まる側から描き、低賃金の不法就労者で成り立つ工場や、宗教や差別の問題、そして移民による犯罪など、移民で成り立ってきたアメリカが直面する問題を浮き彫りにする「考えさせられる映画」。ドキュメンタリー的な手法ながらも、ちゃんと全ての物語に決着をつけているところは良く、こうした作品の割に、全く飽きることなく最後まで見られました。日本も長い間経済成長が続き、不法入国者の問題も様々な形で取りざたされてはいますが、国土の狭さ、日本語という特殊言語が公用語であること、そして国境がすべて海といった環境にあるだけに、これはアメリカならではという気も。同じく南部のフロリダが舞台の「デクスター」や、ラスベガスが舞台の「CSI」といったアメリカドラマでも、移民の問題はいろんな形で描かれますが、それだけアメリカの中では日常的な問題なのだと思います。

この作品は、9月19日からロードショーです。

[exhibition]一丁倫敦と丸の内スタイル展

丸の内辺りをうろうろしているといつも目についていた三菱一号館と丸の内パークビル。ようやく竣工し、三菱一号館美術館では、2010年4月の開館に向けて、プレイベント「一丁倫敦と丸の内スタイル展」を開催中です。こちらもたまたま招待券が手に入ったので行ってきました。

まだ開館して間もないということもあって、やたらと案内人がいるのに、案内がスムーズさに欠けるのが残念だったりしますが・・・。

まず3階に上がると、窓から見える中庭が綺麗です。下からは既に見ていたのですが、上から見るのは初めてなので、1枚撮ってきました。


*EOS 40D EF17-40mm F4.0L / Adobe Lightroomで現像後、Picasaで加工

明治時代に「三菱村」が出来るまでの歴史、そして一号館復元に向けての様々な資料や苦労などを語る展示など、意外と面白かったです。私はもちろん一丁倫敦と言われた頃の丸の内を知らないのですが、せっかく今も三菱がほとんどの土地を持っているのでしょうから、他も復元して欲しいなあ。。。

どちらかというと、一号館の建物そのものが面白いです。明治時代の煉瓦造りの建物をなるべく当時のままの形で復元しているということで、レンガや窓や、しっくいや、階段など、細部にこだわった作りがとてもすてきでした。特にこの辺りは元々埋め立て半分の軟弱地盤で、明治時代も杭を差して建物を支えていた(その杭の展示もあった)のですから、煉瓦造りの建物を、現在の耐震基準に合わせて作るのは相当の苦労があったと思われます。現在、東京駅もかつての姿を取り戻すべく、今工事中ですが、中央郵便局と合わせて綺麗になることを期待しています。

新しいお店も沢山入っているのですが、仲通りに面して「ラ・フォンタナ・マジョーレ」が入ってるのが結構嬉しいです。また、中庭の奥のほうにある「エシレ」がめちゃめちゃ混んでました。ここだけ朝から行列。営業時間もここだけちょっと早く10時からなのですが、10時過ぎに着いたときは既に行列が出来てました。バターのすごく良い匂いがしてます。バターが有名なお店なんですね。のぞいた感じでは、ケーキ屋風でしたが・・・。さらに、その隣、仲通りに面してるお店が「カカオ・サンパカ」。高級チョコレートのお店ですが、アイスとかココアとか、ちょっと味見出来る感じの食べ物があり、イートインも可能です。

あとは自転車置き場作って貰えるとありがたいのですが・・・。

[東京スカイツリー]ただいま130mくらい?

東京スカイツリーは日々伸びていき、半年前にここに引っ越してきた頃は「あ、あれかな?」と思うくらいだったものが、ハッキリと「なんだ、あれは」というくらい背が高くなってきました。下の建造物の上の構造体から青いビニールシートが取れてきているようなので、第5回スカイツリーの現状観察。



大分伸びてきました。いま大体130mくらい。前回はちょっと覗いてるだけだったタワー部分が、すっかり伸びて、下部のシートは取り払われて、白い鉄パイプが見えています。予定表によると、10月末までに170mくらいになるそうです。浅草通りからも見えるようになってきたので、見える範囲もどんどん広がっているのではないでしょうか。

下町だからなのか、私がカメラを持って撮っているとやたらと話しかけられます。「前は青いのが全部だったわよねー」とか、「いま150mくらいかなあ」とか。私の両親くらいの歳の感じなので、恐らく東京タワーが建設されたのを覚えてる世代でしょう。600mの新しいタワーが出来るのを楽しみにしてるのかもしれません。

近寄ってみると、意外とパイプは細いんですよね。完成予想図を見ると、網の目のようになってるので、ああいうデザインなんでしょうけれども。そして、この位置から見上げるのはやや辛くなってきました。

2009年9月3日

[movie]20世紀少年 最終章 ぼくらの旗

監督: 堤幸彦
原作: 浦沢直樹
出演: 豊川悦司 常盤貴子 平愛梨 香川照之 石塚英彦 宮迫博之 藤木直人 古田新太 森山未來 小池栄子 黒木瞳

ともだち歴3年。ウィルスが蔓延し、人口が激減した世界に、”ともだち”は世界大統領として君臨していた。東京は高い塀に囲まれ、簡単には入ることができない。2年をかけ、オッチョは塀を乗り越えることに成功、たまたま匿って貰った家で聞いたラジオで、ケンジが生きていることを知る。

ああ、試写会はここまでだったのね、と思うエンドロールがあったあと、約10分のエピローグがあるのですが、終わったとたん、流れた空気はかなり微妙でした(笑)。あちこちで「え、誰?」「どういうこと?」という声が聞こえたのですが、映画を観た上で、さらに原作を『21世紀少年』まで読み通さないと、まず置いていかれるとおもいます。ただ、個人的には原作の「風呂敷広げすぎて、たためなくなっちゃったけど、無理矢理終わりにした」感よりは、ちゃんと一本の輪として収束したようには見えたのですが。

ただ、確かにあの長さを3時間弱にしちゃうのは、ちょっと無理がありましたよねー。ひとつひとつのエピソードの繋ぎがゼロで、突っ込みどころ満載だし、こんなに簡単に人が動員できるのなら、自民党だってここまで大変じゃなかったよと思うんですが。その辺りは原作のほうがましだったかな。