2012年6月24日

[自転車]赤城山は自転車天国

梅雨の晴れ間の週末。土曜日、東京は曇でしたが、群馬ぐらいまで行けばお天気がよさそうだったので、かねてから一度登りたいと思っていた赤城山へGO。ちょうどレンゲツツジのシーズンで、白樺牧場は満開のようです。9月末に赤城山ヒルクライムレースが行われるコースを登り、同じルートで下りてきて、伊香保に再度登るというルートを作ってみました。

高崎駅まで輪行。そこから前橋まで約10キロはほぼ平坦です。群馬は案外自転車多いです。前橋に行くまでも、何度かロードバイクに乗った人に会いました。県道4号に入り、いよいよヒルクライムレースのルートです。

あ、登ってるなーと思えるのは、この鳥居から。

赤城山鳥居

少し行くと、広い畜産試験場の草原が左側に。さらに登ると右側には馬事公苑があって、馬がいました。

畜産試験場

県道4号は本当に自転車乗りが多いです。早くも下ってくる人たちがちらほら。ヒルクライムレースは全長約20キロなのですが、里程標が1キロごとにあるようで、11キロあたりできつくなってきました。一度息を入れます。

11kmの標識

このあたりまではなんとか登れてるという感じだったのですが、本格的な登りは赤城公園の入口から。1400mまで登るはずなのに、なんだか全然標高上がらないなーと思ってたのですが、ここからの登りはヘアピンカーブの連続+断続的に続く9%の坂で、途中何度も止まりましたし、また休んでる人や、自転車を押して歩いてる人にも会いました。ちょっと安心。

赤城公園に入る

最後のヘアピンカーブ連続のあたりでは、下りてくる人から「もう少し!頑張れ!」と言われたり、「ラストー!」と気合を入れられたりしましたが、もうラストスパートする気力も体力も残ってません。白樺牧場のレンゲツツジが見えるところから駐車場までは直線の登り。横断歩道前で交通整理をするおじさんにも「もう少しだ!」と応援されつつ、とはいってもギアを上げることもできず、たらたらと到着。

白樺牧場の赤城山観光案内所がヒルクライムのときのゴールになるようです。そこには駐輪用のサイクルスタンドが大量に並べられ、そして沢山の自転車がかかっていました。売店には「自転車用シューズはすべりますのでお気をつけ下さい」という張り紙まで。自転車天国です。あんこ入りのまんじゅうを買ったら、「9月のレースに出るの?」と聞かれました。まあこの格好なら聞かれるわな。ちなみにヒルクライムレースは大人気で、あっという間に締め切られたらしいです。

レンゲツツジは満開でした。とても綺麗です。牧場の中に遊歩道があり、そこを歩くと牛も見られるようですが、そんな気力はありませんでした。

レンゲツツジが満開でした

同じルートを下って行きました。元有料道路だけあって、道もでこぼこしているところが少なくて走りやすいです。山菜まんじゅう屋のある交差点を右折して「空っ風街道」へ。最初は道が荒れてるのですが、途中からは景色も道もすごく良いおすすめルートです。が、一つ欠点があって、ものすごく臭いんです(笑)。極めつけが、堆肥を積んだトラックに次々追い越されて、これもまた臭い。もしかしたら今の時期が一番臭いのかもしれませんが。。。どうなんでしょう。(これまた後で気づいたのですが、途中に特殊肥料中間処理施設がありました。そのせいかも?)

空っ風街道

県道70号を下り、渋川から今度は伊香保への登り。5キロくらいと思っていたら、実際は10キロありました。しかも約7%で、ほぼ直線という一番精神的にきつい登り。お昼を回って一番暑い時間帯というのも辛かった。熱中症になるかと思いながら、ようやく伊香保へ到着。岸権さん前の足湯に入りましたが、足湯までこんなに苦労したのは初めてです。このまま榛名山へ登っちゃう人を尊敬します。無理です。

伊香保石段街

伊香保から高崎まではほぼ下り。が、もう最後はほとんど足が残ってなくて、たらたらと戻りました。そういえば、ポタナビにも表示されない新しい県道があって、「高崎→」と書いてあったのでそっちに行きました。あとで調べると県道25号のバイパスのようです。Google Mapでもまだ点線的な感じで表示されていますが、完全に繋がっていました。要するにまだカーナビにも表示されないので、空いてます。道も綺麗です。

帰ってきて気づいたのですが、左腕の時計をする辺りが、真っ赤に日焼け(というかヤケド?)してました。日焼け止めを塗ってない場所で、アームカバーが少しずれてしまったようです。痛い・・・(T_T)。


本日のルート。いつものようにルートラボに取り込もうと思ったら、点数が多すぎるとかで拒否されていまいました。ガーミンのを貼っておきます。GPSデータを編集してルートラボに取り込みました。あとちょっとで100キロでした。

2012年6月2日

ポタナビモニターまとめ : 2ヶ月間使ってみて

ポタナビのモニター期間も無事終了し、宿題もこなしたのでポタナビを頂けることになりました。

ポタナビを2ヶ月モニターしてて、良い点(◎)・人によってはダメだと思う点(△)・今のところ機能的に不可能な点(×)・改良して欲しい点(★)をあげておきます。モニターを100人も選んで、本体あげるからブログに書けとか、レポート送れとかいうキャンペーンをしたのは、要するに実際に自転車に乗ってポタナビを使う人がどう思うかを集めたかったからだと勝手に想像し、今までも正直なところを書いてきましたが、以下、パイオニアさんに対するエールです。購入を検討されている方の参考になれば。そして次ver.で改善されることを祈って。

・ポタナビ本体
◎大きさはステムにはまる大きさで、ちょうどよい
◎重くもない

×クレイドルがガタガタする。クレイドルと本体もガタガタする。下りや路面の悪い場所などで落ちるんじゃないかと若干心配。 → 2012.6.13追記: スペーサーが届きました。これでがたつきも解消するかな。
×クレイドルの付けはずしは基本的にできない。→ 別売りクレイドルが出ました。


・地図としてのポタナビ 
◎ ルートを予め作成(KMLファイルなどを作成する必要あり) (オリジナルルート作成機能付与されました!)、3G経由でポタナビへ登録することが可能。本体登録ルート個数は5つまで。
◎スポットを設定し、目的地として表示させることが可能。必要であれば、その方向を常に直線ラインで表示できる。ラピュタの方向を示す飛行石の光みたいな感じ。ただし目的地が遠いとあまり意味はない。
◎電源は満充電で、ほぼ10時間持つ(マップ表示状態、GPSログ機能ありの場合)
◎ネットがつながらなかろうが、GPSさえつながれば(トンネル・室内などを除く。山の上でも問題なし)常に自分の位置と地図を表示
◎トイレやコンビニ、自転車店を表示(ものすごく重要)

△ルート表示が黄色で、色の変更はできない?
△縮尺が50mの次が200m表示(慣れれば問題なし。十分使える)

×スリープ機能が無い(電池の持ちに影響)。電源をOFFにすると距離表示がリセットされる。
×地図のアップデートができない(地図をメインに使う人間にはこれはきつい)。
×地図のスクロール機能が使いにくい(ここだけタッチパネルとかにできないかなあ)

★目的地(設定ポイント)までの距離を表示して欲しい。

?2年後3Gの無料契約が切れた時、3G経由が前提の登録や設定変更は3G契約をしなくちゃできなくなっちゃう?

地図としてのポタナビは、地図の更新ができない以外は、ものすごく高性能です。50mの次が200mという縮尺は、近隣を回るポタリングのときは微妙じゃないかと思いますが、ある程度の距離を乗る予定のライディングなら200mが調度良い感じでした。特にヒルクライムや、輪行で知らない町に行くときには重宝します。今まで標識頼みで幹線道路をメインに使っていましたが、ポタナビのおかげで細い道も迷わずに走れるようになりました。できれば目的地をいくつか設定できるようにし、順番に距離を表示して欲しいです。コンビニ表示は田舎に行くと神機能です。また、ルートを指示しないのも良いです。予定のルートはずっと黄色で表示してくれるので、市街地では観光名所などに気づいてちらっと寄るときには、本線への戻り方も自分で考えられます。地図上ではこう行こうと思ったけど、並行に走ってるこの道よさそうと思えば、そちらに行ってもOKです。本線からあまりに外れそうになれば戻ればいいわけです。

・走行ルート記録機としてのポタナビ 
◎走行ルート、速度、ケイデンス、心拍数が記録される。
◎Docomoの回線が来ている場所なら、10分おきにデータを自動転送。万が一電源が落ちても記録ごと消失する心配が無い
◎ルート保持にソフトウェアインストールなどは不要。Macでも問題なし(ここ重要)。

△記録したルートを再利用(エクスポートやブログへのはりつけ)できない
×記録開始・終了を自分で指定できない(記録は日付ごとに分割)

ルートはほぼ完璧に記録してくれるし、10分ごとにサーバーへ送信されるので、万一電池が持たなくて切れたとしても、そこまでを記録してくれるので安心です。自宅周辺をプライベートエリアとして表示させないようにするのも、今までにない機能に思います。ただ、記録ルートの共有は、サイクルラボにアカウントがある人たちの間だけ。ブログに貼り付けるとかできないのが残念です。また、kmlファイルをインポートできるのに、kmlでエクスポートできないのも片手落ち。ルートラボくらいの機能が欲しいし、いっそのことルートラボと連携してはどうかと思います。

・メーターとしてのポタナビ 
◎基本的なデータはほぼ取れる。
◎ケイデンス、速度、心拍数など、ANT+対応のセンサーさえつければ取得・記録が可能(Garminのケイデンス、速度計、心拍計はちゃんと読めました)。

△平均時速は休憩時間も含む。停止機能は一切なし。
△若干距離の加算が多い(EDGE500と比較して。もしかするとパイオニアのほうが正しい可能性もあり)

×獲得標高、斜度が取れない   →9/24 アップデートで標高取れるようになりました。ただ記録はできないそうです。残念。
×消費カロリーは表示だけで記録しない。

標高や斜度がないのはポタリングでヒルクライムなんてしないという前提条件の問題なのでしょうけれども、せっかくここまで機能をつけたんだから、標高記録は取って欲しかったかも。ルートに坂があるかどうかは、別にヒルクライムだけじゃなくても重要かと思います。また、平均時速は案外メーターをつけている人は重視しますよね(私はどうでもいいけど)。平均時速や獲得標高を必要とする人は、Garminを選択してください。

・ポタナビ機能
◎お知らせしてくれるのは面白い・・・かもしれない
×お店の多い都心を走っていると、やたらとチャイムが鳴るが、時速30キロで走っていて、すぐとなりをトラックが走る幹線道路でポタナビを見ることなんてできない。というか、危険。この機能は正直要らない。

ポタリング機能は正直ほとんど使いませんでした。

・ソーシャル機能としてのポタナビ 
そもそも近くにポタナビを使っている人がいないので、メッセージを送るという状況になったこともないのですが、これからに期待してます。どちらかというと、サイクルラボの充実に期待しています。例えば、自転車乗りが行きたいお店は、食べログの評価基準とは異なります。レーパンで入れるかどうか、足のない自転車を安全におけるかどうか、大人数でも入れるか、量とコストパフォーマンスは、などです。またテイクアウトができる補給場所も人気があると思われます。2度行った高半とか、荒川沿いにある有名なしろくまパンとか、自転車乗りならよく知っているけれども、食べログの評価は決して高くはありません。恐らくテレビに出るタイプのお店でもありません。峠を登り切ったところにある茶屋や、何もないところに現れる道の駅の情報も、きっと自転車乗りとしてはとてもありがたいでしょう。ドレスコードのあるフレンチレストランなんて、そもそも現金を沢山持たず、レーパン・ジャージの自転車乗りは最初から眼中にありません。自転車乗りの視点で、自転車乗りが作る補給地点・ランチ情報が集まれば、非常に便利だと思うんですよね。サイクルラボのスポット情報には、自転車置場の有無、レーパン可否(笑)が記載できるような仕組みを作って欲しいなあ。

「ポタナビ」だけを売りにするのは心もとなくて、メーターとか、地図機能をつけたんじゃないかと勘ぐってるのですが、個人的には4万もする非常にニッチな機械を、週末だけ長くても30〜40キロ程度のポタリングだけする人がわざわざ買うとは思えません。ポタリング用で売られてるような自転車と同じくらいの値段ですし。大体どこでも電波が入る都会では、スマホで十分(スマホを自転車に取り付けるクレイドルは沢山売ってるし、4万もしない)という気も。だからどこか中途半端になってしまっていて、Garmin EDGEを海外直輸入してでも買うというような人を取り込めないのではと心配するわけです。

地図とルート(+各種走行データ)記録に特化し、ソーシャル系はDocomo回線を通じてFacebookやTwitterと連携、サイクルラボを充実させて、ルートやスポット情報の共有が簡単にできるようになれば、自転車乗りが集まって、面白くなるんじゃないかなと思います。まだ初代機ですし、次に期待してます。そんな私は、2ヶ月使っていたら、すでに地図機能は手放せそうにありません。次の次ぐらいでこなれてきたら、新型買ってしまいそうです。