乾通り一般公開

天皇陛下の傘寿記念で、皇居乾通りの春季一般公開が4/4〜4/8の日程で行われています。坂下門から乾門まで、普段なら入れない大都会のど真ん中にある秘密の花園?へ、行ってきました。

少し待つつもりで早めに到着。9時過ぎには二重橋のあたりまで列が伸びてしまったからか、突然列が動き始めました。坂下門前の手荷物検査テントを抜けて一時待機。結局9時半前くらいに門が開き、最初の組で入ることができました。後ろの組は少しづつ様子を見ながら入れていたのでしょう。乾通りを通っているときは、一回手を離したらもう二度と会えないような異常な混雑ではなく、結構ゆったりと桜鑑賞ができました。

まずは坂下門をくぐります。実は坂下門は逆からくぐったことがあります。一般参賀の時に出口として使われていました。乾門も出口として使われることがあるので、乾通り自体は正確には一般参賀時に通ることができる可能性があります。しかし、正月も天皇誕生日も季節が真冬なので、桜の花や紅葉を鑑賞できるのは今回(と秋季)の一般公開だけです。



立派な松の向こうに、ソメイヨシノが見えてきました。やはり雨のためか若干見頃過ぎかもしれません。




宮殿につながっていると思われる道路にも、そこかしこに桜が植えられているようです。




桜の向こうに見えるのは、お堀の石垣の内側です。この高い石垣とその上に植えられた樹木のお陰で、周りの近代的な建造物が全く見えません。道路が舗装されていることを除けば、ちょっとしたタイムスリップの気分です。




たまに出てくる今は使われていないように思われる建物も気になります。相当古そうなのですが・・・。




ハイライトは、道灌壕と呼ばれる場所。ちょうど満開の紅枝垂れ桜が素晴らしいです。まるで花火のよう。




道灌壕の森にところどころ白く咲く桜も綺麗です。もう少しすると桜吹雪で壕が埋まるのかもしれません。落葉広葉樹の若葉も見えるので、秋もきっと綺麗でしょう。




この先で分かれ道があります。乾門はまっすぐですが、東御苑の方向へ曲がる道もあり、そちらから東御苑に向かうことも可能です。ただし、選択できるのはどちらかだけ。東御苑の方向に行った後で戻ってくることはできません。我々は乾門へまっすぐ向かいました。




乾門を出ると、現実に戻った気分。車が沢山通るいつもの皇居周回路に出ます。そして今日もJさんは周回練習をしていました(^^)。門の外でおじゃましましたと一礼し、横断歩道を近代美術館の方向へ渡りました。千鳥ヶ淵緑道に入ります。


千鳥ヶ淵の桜も綺麗ですが、その手前の高速道路もすごいなと思いました。もしかしたら散歩道からの景色を妨げないように水面ギリギリまで低くしているのでしょうか。

千鳥ヶ淵公園の桜も綺麗でした。



さて、ここからついでにRapha の春の新作展示会へ行こうと思っていたのですが、思ったよりも門が早く開いてしまい、展示会の開場時間(12:00)までかなりあります。時間つぶしに歩いていくかと、そのまま新宿通り〜外苑東通り〜信濃町メーヤウでお昼〜千駄ヶ谷三丁目にあるRapha Cycle Club TOKYO予定地へ徒歩で到着。




気になっていたアームスクリーンが肌触りもよくてやっぱり欲しくなったので、旦那とオソロで買ってしまいました。5月オープン時には、ちゃんと駐輪場も作るそうですし、店舗出発のライドイベントも行うそうです。楽しみですね。


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