2014年4月26日

[自転車] 高山村のしだれ桜巡り

今年は北上せずに標高を上げて、あるいは桜の種類を変えて桜前線を追いかけています。今度は先週と同じ長野県の上高井郡高山村に行ってきました。渋峠を越えて万座道路で下りてくることも考えたのですが、時間がかかってしまうのと、以前できなかった山田牧場のレッドウッドインでお昼を食べるというプランも考えていたので、素直に長野駅から出発しました。距離もそれほど長くはなく、平地のポタリングのイメージだったのに、結果的には高山村の標高差に打ちのめされた連休初日のお話です。

須坂駅前を通って、県道54号万座道路へ入ります。高山村に入ってすぐ、右側にあるセブンイレブンでちょっと休憩。なんと立派なサイクルスタンドが置かれていました。5月下旬には笠岳からR292までのルートもオープンするはずで、多くのサイクリストがここを通るのでしょう。そんなに特別なことをする必要もなく、こういうサイクルスタンドとか、仏式に対応した空気入れを置いてくれるとか、本当にありがたいです。排除されてない感じがして。


ここから万座と山田牧場の分岐点までの右側に立派な一本桜が3箇所あります。ただ、県道をはずれるとどこも狭い農道のような道。しかも必要なところに道路を造りました、という感じなので、ユイの壁もびっくりな斜度の坂も・・・。小さい案内板に従ってどうにかこうにか登り切ると、確かに立派な枝垂れ桜が現れました。この地区の一番高いところにある神社にある桜だそうです。


高台の開けたところにあるので、遠くから見ても「あれか!」と思うくらい立派な桜ですし、しかも村落の一番高いところから村をずっと見守ってくれてる感じなのがとても印象的でした。


さて、次は赤和という集落にある赤和観音のしだれ桜です。この水中と赤和の間に尾根があって、それを越えればすぐとなり。頑張って稼いだ標高を一度下りて、再び登るのは避けたいので、その尾根をパスする道を通ろうと思っていました。地形図で「ここに道路がある」ことを確認してたのですが、そこに向かうとなにやら立派な(しかも新しい)鉄柵扉が。なんだろう、がけ崩れで通行止めか?と思ったら、「この門扉は野生動物侵入防止のために設置したものです。通過後は必ず閉めてください」と書いてあります。通過後は必ず閉めろと書いてあるのだから、通過してよいのだな、と門を留めている鎖を見ると、確かに外れるようにできています。実はこの辺り、森との境に金網がずっと張り巡らせてあって、しかもそこには電気が通っているらしいです。何らかの野生動物に相当手を焼いているのでしょう。隣の集落と最も便利に行き来できる道路に、こんな面倒な金網を作ってしまうくらいです。後でひょんなことから、この道が「謙信道」の一部とされていることを知りました。今日のハイライトの道(笑)


無事(問題の"野生動物"に遭うこともなく)この廃道的な道路を通過し、赤和の集落の中心部に出ました。桜が綺麗です。


赤和観音は右の山側。つまり再び登りです。観音様の駐車場手前の道路に交互通行の信号があるのですが、道路工事などではなく、桜の時期は車の通行が多いために交互通行にしているようです。工事以外で交互通行の信号を見たのは初めてです。そしてあまりの激坂に私は信号が変わるまでに登り切れませんでした。まー自転車なので問題なかったのですが。。。

赤和観音のしだれ桜は、あと2,3日後のほうが良いかなと思いましたが、やはり立派で美しい桜でした。写真右上のほうに見える赤い屋根がお堂ですが、さすがにそこまでクリート付きの靴で上がる勇気はありませんでした。


硬派な登りの連続に、案外時間がかかってしまい既に10時半。そろそろお腹も空いてきたし、先に山田牧場まで行ってお昼にしようと、山田温泉方向へ直行することにしました。山田温泉までの登り、そしてそこからのつづら折りはやっぱりきついです。2度も登っているはずなのに、よくここからさらに渋峠まで登ったなと他人ごとのように思ってしまいました。

レッドウッドインでランチをいただき、さらに食後に温かいココアを飲んで、再び山田温泉まで下りてきました。山田温泉にはスパインという観光協会兼休憩所があり、ここにもサイクルスタンドがありました。しかも無料の足湯(タオルあり!)もあります。足湯に浸かって、登りで疲れた足を癒やしました。

今度は松川の反対側にある県道66号を走ります。66号の途中にあるのが、中塩の桜。こちらは五大桜の中でも一番早くに咲く桜らしく、枝の先には既に葉が出ていましたが、まだまだ十分見頃です。


この枝垂れ桜は横に幅があるので、下から見ると面白いです。



そこから少し奥に行ったところにあるのが坪井の桜。推定樹齢600年という五大桜の中で最も歴史のある老木です。こちらはお墓に植えられた桜。ライトアップもしているそうですが、夜来るのはちょっと勇気が要りそう。。。



YOU遊ランドのところで川を渡ろうとして曲がると、桜ロードでした。今回写真を出している桜は「信州高山五大桜」と言われる有名な樹木ですが、それ以外にも様々な種類の桜が道を彩っていて、普通に村内を走っているだけでも楽しめます。



高山五大桜の最後は、黒部のエドヒガンザクラ。この桜は一番開けた場所に一本で咲いており、堂々とした姿、という形容がぴったりの桜でした。この桜はもうしばらく後のほうがよさそうです。GW後半でもOKかも。


というわけで、今回は山に散りばめられた山桜とはまた違う、これぞ主役の一本桜を巡りました。どの桜も大切にされているようでしたし、長く花を咲かせて欲しいものです。ただ、桜を見て、お昼を食べるだけに累積標高約1600mというのはやり過ぎだったのではないかと、長野駅に戻ってきてから激しく反省したのでした。


本日のルート。


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