2014年7月26日

[自転車]蓼科スカイラインと大河原峠

(2015/5/31 追記) 「大河原峠 ヒルクライム」というキーワードでこのエントリに来ている方が多いようですが、大河原峠(蓼科スカイライン)で2015年9月に行われるヒルクライムレースは、ヒルクライム佐久です。ヒルクライム試走の方は、スタート地点あたりにある旅館前の自販機が最後の補給地点(水分のみ、食べ物は国道のコンビニが最後)なので、ご注意ください。以下、2014年7月に蓼科スカイラインを登った時の記録です。

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日本には標高2000mを超える車道峠は5つしかないそうです(5つもあるとも言う)。大弛峠、渋峠、麦草峠、コマクサ峠と大河原峠。大河原峠を知ったのは、2年前に買ったツーリングマップルでした。佐久平からビーナスラインにアクセスするルートを改良しようと見ていると、私の知らないルートに「おすすめ」が引かれていて、これは何だと思ったのがきっかけでした。曰く、蓼科スカイラインという全線舗装かつ2車線の道路があり、大河原峠を通るとか。

以来、ずっと温めていた大河原峠行きですが、いよいよそこへ行ってみようとルートを作成。佐久平駅から大河原峠に登ってみることにしました。しかし、ルートを作成している段階から、「大丈夫かな」という不安がありました。国道141号の蓼科スカイライン入り口から峠までは約23km、標高差1400m、平均斜度約6%の私としては難コース。その予感はあっさりと的中したのでした。

佐久平駅を出て、まずは国道141号を進みます。6kmくらいで蓼科スカイラインの入り口の看板が現れます。迷うことはありません。


いきなり厳しい坂が続きます。3キロくらいでしょうか。まだ標高が低いので、この時点で頭が暑くなってきました。その坂が終わるくらいのところに、中部横断自動車道をまたぐ橋を作っていました。自動車乗らないから関係ないけど、新東名と上信越道を結ぶ道路になるそうです。


今回、林道のような道路を初めて登るので、いくつか迷いそうな分岐に印をつけてetrex20に表示させていました。最初が県道150号との交差、そして臼田宇宙空間観測所へ向かう分岐、鹿曲川林道(閉鎖中)との分岐です。入り口から県道150号まで約8キロ。もうここへ向かう途中で暑さでフラフラになっていました。もう150号で曲がって戻ろうかなーと思っていたのですが、その分岐にたどり着くと、次の臼田への分岐まで3キロちょっとの表示。うーん、そこまで頑張ろうかな・・・。

幸いにしてこの辺から別荘地を抜けるために若干斜度がゆるくなってきました。これならどうにかなるかもと、それでも10km/h以下の速度でたらたらと登ります。木陰も多くなってきて、少しほっとします。


臼田の分岐は迷うようなものではありませんでした。「臼田→」という看板がありましたし、そもそも未舗装路。そこを越えたところで、次のチェックポイント鹿曲川林道との分岐まで9キロと画面表示されました。ここまでも何度も戻ろうかなと思いましたが、もう少し頑張ってみよう(ここは若干斜度がゆるかった)と先に進みます。

そもそも、この蓼科スカイラインは、あちこちに「蓼科スカイライン」の看板があり、あまり迷うことはありません。詳しい地図上では沢山の分岐があるように見えますが、2車線の道路はここだけで、地図(etrex20)を見ていたのはほとんど残り距離の確認だけでした。



この辺りで後ろから自転車に抜かされました。オートバイは結構いたのですが、自転車は初めて。「こんにちはー」と挨拶を交わしました。「頂上まで行くんですか?」と聞かれたので、「そのつもりです」と言いましたが、既に頂上まで行けるかどうか心もとない状況です。

分岐まで2キロ、26km地点くらいのところで、雲とほぼ同じ高さになりました。


このカーブを曲がると、「大河原林道起点」という看板が現れました。そこから少し下るのですが、その直後から激坂でした。ここだけ少し路面が荒れていて、暑さと疲れでほとんど足に力が入らない私は、何度も止まって休憩してしまいます。そのたびに「もう戻ろう」という弱い自分と、「ここまで来たんだし、鹿曲川林道まであと2キロ弱だからそこまで行こうか」という強気な自分が闘っていました。時刻は11:30。せめて正午まで頑張るかと、結局その激坂は半分くらい押し歩き。

途中、少し緩やかになったので再び乗り始めます。遠くに分岐っぽいものが見えてきました。あそこまで頑張って戻ろうと思っていたところ、ちょうど先ほど抜いていった自転車の男性が下ってくるところでした。「お疲れ様!この激坂を越えると後は楽ですよ!」と声をかけてくれました。何とか頑張って鹿曲川林道分岐到着。


この林道は春日温泉から上がってくる林道なのですが、かなり長いこと通行止めのようです。残念ですね。さて、日陰で休憩した私は、「ここからは楽」という男性の言葉を信じて、もう少し行ってみることにしました。

確かに先ほどまでの激坂とは全く違う緩やかな坂道でしたが、もうボトルも背中のペットボトルの水も尽きかけ、風は涼しいけれども頂上が近くなってきて日が当たる場所が増えて暑く、体力を使いきってしまってる私にはとてもきつい3キロでした。日陰を見つけては何度も止まりながら1キロ、2キロ。いままでほとんど見ることのなかった車が何台も路肩に駐車されているところに出て、あと少し!とふんばりました。

大河原峠到着!


この写真を撮ったのは、自販機前でコーラをほぼ一気飲みし、さらに水を半分ほど空けた後ですが・・・。蓼科スカイラインの厳しいところは、途中に補給ポイントが全く無いことです。自販機も国道から曲がって直ぐに自販機があるところが最後。そこから25km、手持ちの水分のみで登らなければなりません。もちろん補給食も必要です。ただ、2000mを越えて、佐久平方面が下に見える景色を見ると達成感は半端ない、です。本当に辛かったけど。


本当は白樺湖側に下りようかな、なーんて思ってましたが、白樺湖に下りてしまうとそこから何処に出るにも登りがあります。もう体力残ってないのでそのまま佐久平方向へ戻ることにしました。何しろ交通量が皆無に等しい2車線のムダに綺麗な道路なので下りだけなら1時間もかかりません。県道150号の交差を左折し、あさしな温泉へ。汗を流して佐久平駅まで戻ってきたのですが、佐久平駅までが本気で暑くて、結局汗だくになってしまいました。

大河原峠で山に登ってきたという男性2人連れに春日温泉をおすすめされました。今回はあさしな温泉へのルートが分かっていたのでそっちにしたのですが、今度は春日温泉行ってみたいな。というのも、あさしな温泉の案内のおじさんに、観光案内所のパンフレットで大河原峠に自転車で行く記事があるんだよと教えて貰ったのですが、そこに春日温泉が出てたんですよね。特に秋がオススメだそうなので、もう少し平和なルートを考えたいと思います。

というわけで、平和じゃなかった本日のルート



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