[自転車]走り初めは箱根で

ストアライドで走り初めに箱根芦ノ湖へ行くというので、じゃあ私は先に藤沢まで輪行して、お昼ぐらいに合流しようと朝から出掛けました。今日は寒かったですが、134号に出ると正面に富士山がどどーんと見えてテンション上がります。


しかし、ちょっと早く出すぎてしまって、大磯の段階でまだ集団(六本木から自走している人たち)は戸塚中継所を過ぎた辺り。どうせ登りで追い抜かれるし、先にお昼にしちゃって登ってようかなと思ったら、「今日は登らないです」との連絡が。箱根駅伝見てても結構積雪が残っているようでしたし、この寒さで凍結の恐れもありそうです。賢明な判断です。ところが私としては物足りない。東京から自走して箱根を登るのは厳しいので輪行したので、小田原まででは残念なライドです。じゃあ登れるところまで登ってようかな、と湯本の方向に向かいました。箱根湯本の駅前が大混乱、そしてその後も結構混んでいました。登れないというほどではありませんが、バスなどが来たら避ける必要がありますし、路肩には雪がかなり残っていて気を使います。どこで折り返そうかなと思いつつ、大平台を越えると車はいなくなり、逆に日当たりが良くなって路面はましになってきました。普段、芦ノ湖方面に登る時はいつも旧道です。国道1号を登ったのは、初めての山登りの時だけです。その時は、雨にもたたられ、塔ノ沢辺りで心折れてずっと押し歩きしたのでした。今登ってみると、箱根の一国は無茶な斜度の登りはほとんどないし、平坦も多く休める場所もあるので初心者向けだと思います。そう思えるくらいには成長したなと感慨深く思いながら、そして、むしろこの距離をSPDシューズで自転車を押しながらよく登ったな、と思いながら登っていきます。

さて、なんとなく小涌園まで来てしまいましたが、もう少し時間がありそう。30分もあれば降りられるので、12:00まで頑張ろうと登っていきます。しかし12:00になった時には、すでに恵明学園の所まで来てしまいました。最高地点まであと3キロ。時間は気になりますが、ここまで来て引き返すのはとても残念。このまま登っちゃおうと、そのまま進みました。12:25頃、国道1号最高地点到着。写真を撮っていると「もう昼食場所に着いた」という連絡が入ってしまいました。うー市場飯は食べ損ねました。


「湯本に降りたら連絡する」ということにし、そのまま湯本まで降りたのですが、これが厳しかった。登ってる時は温まってるので気づかなかった山の冷気が前から襲ってきます。鼻は痛いわ、指先の感覚はなくなるわ、しまいには体が寒くなって震えてきました。大平台からは渋滞が激しくなり、ストップアンドゴーを強いられた結果、足が攣りそうになりました。頭にはRaphaのウィンターキャップ、上はクラフトのシャツの上にジオライン中厚手、その上にRaphaの冬用ジャージを着て、アウターにRaphaのソフトシェルジャケット、下は真冬用のアソスのビブ、手にはRaphaのディープウインターグローブ、もちろん足はブーツタイプのカバーを着け、かなり防寒してたつもりだったのですが、全然足りなかったようです。

湯本に着いて再度連絡してみると、三枚橋で待てとの指示。待っていると集団がやってきました。そのまま旧道の途中にある天山湯治郷へ。お風呂に入る前はすごく寒かったのですが、ぐるっといろんなお風呂に浸かっていたら温まってきました。お昼を食べ損ねたので、ついでに喫茶でトーストセットを頂いて、人心地つきました。


みんなで小田原まで戻って解散。結局ストアのライドには最後だけ顔を出しただけの単独走になってしまいましたが、今年はもう少し登るぞ、という目標に近づく初ライドが出来てまあ良かったです。

そういえば、あまりに寒いし、みんなは既にお昼を食べてるだろうからと、実は湯本で「手打ちラーメン日清亭→」という看板に釣られて路地のほうに入ったのですが、これがもう14:00近いのにびっくりするほどの行列で諦めたのでした。有名店だったみたいですね。もっと箱根に人がいない時に寄ってみたいものです。

本日のルート

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