[自転車]赤城の桜めぐり


久々に晴れた休日。今年も桜前線を追いかけて北上&登る旅が始まります。今は、だいたい群馬県の北部平地辺りがよさそう。また標高が少し高い赤城南面千本桜が満開だそうです。千本桜は毎年行こう行こうと思いつつも、日程が合わなかったり、天気が悪かったりして今まで見に行けていないのです。そこで千本桜をメインに、沼田まで行くルートを考えました。

まずは前橋駅まで輪行です。東京から新幹線に乗り、さらに初乗車の両毛線に乗り換えてようやく到着したのに、前橋駅には見慣れた国府津行きの湘南新宿ラインが停車していました。お釈迦様の手のひらの上から出られない孫悟空の気分です。


まずは赤城南面千本桜に向かいました。約20km、斜度はそれほどでもありませんが、ずっと登りです。途中、「→南面千本桜会場」という看板が出たところ辺りから、同じ方向へ行く車が増えてきました。駐車場手前ではやはり渋滞してます。自転車最強です。

会場に着くと、9時前にも関わらず既に大勢が散歩していました。出店も開店してます。桜の並木も立派ですし、歩いている人の多さも「群馬の上野公園だな」と思いました。1km強の桜のトンネルが続きます。


広場から見ると、まさに満開!です。手前は芝桜が植えられているのですが、こちらは見頃はまだ先のようです。


違う種類の桜も植えられているようで、それも開花はこれからのようでした。


千本桜の通路は案外高低差があって、自転車を押してるとつらいです。頑張って登りきり、からっ風街道に出たところで再び乗車。このまま赤城山の裾野を行くを走ります。


富士見総合グラウンド辺りの桜も綺麗だったのですが、そのすぐとなりにアカヤシオの丘と呼ばれるアカヤシオツツジが植えられた広場があります。ツツジと言っても人の背丈くらいある大きなもので、非常に派手な色のおおぶりの花が咲いています。とても綺麗なのですが、不思議な感じ。


からっ風街道から赤城西麓広域農道をつないで行く道路は、広くて景色も良いのですが、アップダウンが激しいのが玉に瑕です。あと、この時期は堆肥の臭いも激しいです。雪をかぶった山の景色が唯一の癒やし。



お昼は以前沼田から高崎まで走った時に寄った道の駅あぐりーむ昭和で。食堂は特に混んでないのですが、ここの野菜たっぷりのメニューは超おすすめ。前回はカレーを食べたのですが、今回は「群馬のソウルフード おっきりこみ」が1000円だったので、それに挑戦。やっぱり味の濃い野菜たっぷりで美味しかった!見えてる以外にも、大根や里芋、なめこ、こんにゃく(も群馬の特産ですね)も入ってました。


お昼を食べていたら、雲が多くなってきてしまいました。最後の目的地は沼田の桜。先を急ぎます。

県道255号に出たところにある大森神社というところの桜も綺麗。この辺りは、まだ平地の桜が見頃でした。



片品川を渡り、沼田市街へ向かいます。2年前に見つけたとっても綺麗な桜並木をもう一度見てきました。人は全くいないですし、沼田市の桜情報にも出てこないのですが、非常に立派な並木です。ここは7分咲きといったところ。


そこから沼田城跡へ登り返します。最後の最後でこの登りがつらかった。沼田の市街地って日本でも有数の高さがある河岸段丘の上にあるんですよね。片品川を渡って沼田市に入ったとき、(ああ、これ河岸段丘なのか)と納得しました。鉄道も国道も川沿いにあるので、行ったり来たりが大変です。

お城はさすがの人出。そしてこちらの桜は今が見頃です。周りは大渋滞ですので覚悟したほうがよいでしょう。やっぱり自転車最強です。2年前は上毛高原駅まで輪行して朝来たのでそれほど混雑していませんでしたが、さすがに昼過ぎのこの時間は大勢がお花見を楽しんでました。


城跡にある御殿桜は、この時間だと完全に逆光でちょっと撮りにくかったので、広場の桜。


ここから沼田駅まで下ってきてゴール。距離は70kmそこそこなのですが、上り下りに脚を削られました。

本日のルート

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