[自転車]平沢峠を越えて佐久平へ

合宿最終日は旦那と共に佐久平駅まで戻りました。宿は中央本線の駅のほうが近いし、山越えが無いので楽です。しかし、中央本線の特急は(ほぼ)新宿止まりで、東京まで行きたい我が家は乗り換えが必要です。また、特急あずさの車両は自転車の置き場所があまりないのです。新幹線というと高いイメージがありますが、佐久平から東京は1時間15分、料金5820円(自由席)に対し、茅野から東京まで特急と中央快速を乗継ぐと、2時間半5510円。中央本線に乗るのと、軽井沢・佐久平辺りから東京へ新幹線に乗るのとでは、ほとんど料金に差が無い割に、時間や快適性がかなり違うことに気づいてから、ますます中央本線は使わなくなりました。できるだけ北陸新幹線方向に抜けたくなってしまう我が家です。

鉢巻道路を小淵沢方向へ向かう途中、富士見高原を通ります。その名の通り富士山 が雲の上に頭を出していました。


大平の交差点から小淵沢のペンション街を抜けて、泉ラインへ。小淵沢から清里に登るなら、この道路がお勧めです。今回は黄色い橋の方へは下りずに吐竜の滝方面へ抜け、清里に出ました。

清里からは平沢峠への登りです。平沢峠は八ヶ岳絶景ポイントのひとつ。峠自体は良いのですが、清里から登ると非常に厳しい坂を3kmほど登らなければなりません。以前登ったときは、途中2度休憩してしまったのですが、今回は何とか足を着かずに登れました。

平沢峠到着。八ヶ岳は少し雲に隠れてしまいました。4年前の秋に登った時の景色はこちら


野辺山へ下りて、今度は前回行けなかった国立天文台 野辺山宇宙電波観測所へ。年末年始以外は無料で中を見学できます。



1日目に続き、ここでも気象光学現象を見てしまいました。太陽の周りに虹ができる日暈です。



ここからは国道141号を下り、途中小海駅の辺りから県道2号へ逸れます。この国道は八ヶ岳の南北を結ぶ大動脈なので、トラックを含む自動車の往来が多く走りやすいとは言えません。今、上信越道と中央道を小諸と長坂で結ぶ中部横断自動車道が建設中です。八千穂の辺りまでは来年度中に完成する予定だとか。国道141号も少しは静かな国道になるのでしょうか。一方で、八千穂辺りから県道2号が新しくなってました。2015年3月に開通した「川上佐久線海瀬バイパス」だそう。まだたった1.4kmですが、さらに伸ばす予定があるようなので、見通しの悪い交差点が多く、道幅の狭い県道2号も少し走りやすくなるのかもしれません。

佐久平駅まで81km。リカバリーライドなんて言ってましたが、もう最後はボロボロでした。新幹線の座席に座るのでさえ、「ひー」とか「うー」とか言いながら痛い足を折り曲げなければならない状況でした。

本日のルート


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