2015年10月5日

[自転車] 木曽福島から乗鞍高原へ(上高地乗鞍スーパー林道)

今年も紅葉シーズンに乗鞍に行くべく、計画を立てていました。前回は平湯に宿を取り、松本からレンタカーで輪行して1日目はエコーラインを、2日目はスカイラインを上り下るという乗鞍三昧のライドをしたのですが、今回は同じことをやってもつまらないので、乗鞍高原に宿を取り、上高地乗鞍スーパー林道(林道奈川安曇線)を通る道を選択することにしました。

普段、レンタカーを使うことがほとんどない我が家が、一昨年の乗鞍行きでレンタカーを使ったのは、国道158号のトンネルを自転車で通るのを避けたかったからです。だったら158号を通らないルートを考えようというのが今回の主眼でした。

上高地乗鞍スーパー林道は、A・B・Cの3パートに別れる林道ですが、そのうち白骨温泉から安房峠に繋がるC線は2003年に雪崩によって崩壊し、以来現在も開通していません。現在も林道のC線として設定されており、国土地理院の地形図にも道は書かれていますが、松本市アルプス観光協会のホームページにも廃道と書かれており、恐らく復旧は無いと思われます。自転車乗りとしては、このルートが生き返れば、安房峠と乗鞍高原が林道で繋がり、158号を避けて乗鞍を一周するルートができるのに本当に残念です。

話が逸れましたが、1日目はまずは木曽福島駅まで輪行しました。太平洋を見ながら東海道新幹線で名古屋まで。特急しなの3号(中央線)に乗り換え、木曽福島駅まで。駅で「今日って何かあるんですか?」と駅員さんに聞かれたのですが、外に出てその理由が分かりました。大学生のサークルでしょうか、大量の自転車が置かれていました。


彼らを見送って、我々も木曽福島駅を出発。薮原までは国道を行きます。国道は若干交通量が多く走りにくかったのですが、県道に入ってからは快適。田んぼの黄色も綺麗で、気持よく進みます。


県道26号に入ると徐々に登り始めます。薮原の標高は920m。最初の峠まで約500m登ります。白樺平という別荘地(標高1300m)まで来ると、種類よっては葉が色づいているものもありました。


最初の峠は境峠。木曽川の源流にあたるそうで、それを示す碑なども置かれていましたが、峠の名前を示す札はこれ(T_T)


境峠の名前の意味は、下り始めるとわかります。川の流れがここから逆になるのです。薮原側は木曽川になって太平洋に注ぐ流れ。ここからは梓川などを伝って日本海へ注ぐ流れで、分水嶺になっているのです。ここまでが長野県木祖村、ここからは長野県松本市です。

少し下ったところにある「そばの里」でお昼にしました。


実は後で気づいたのですが、境峠は別の境でもあったのです。旦那は三河の出身で、子供の頃から食べていた五平餅を食べたいと言っていたのですが、この先に出てきた「地元のおやつ」は五平餅ではなく、おやきでした。五平餅の国からおやきの国へ突入です。

奈川まで下り。そこからスーパー林道に入ります。「スーパー林道入口→」という看板が立っているので間違うことはないでしょう。ちなみにこの入口はかつての料金所のことです。スーパー林道は2008年に無料化され、現在はどんな車両も無料で通行することができます。できますが、通行は多くはありません。トンネルもありませんし、自転車としてはありがたい道路。ただ、この道路、頻繁に閉鎖されます。土砂災害が多いのです。道路状況は、松本市のホームページに林道規制情報として掲載されています。自転車としてはここまできて国道158号に迂回はありえませんから、行く前にチェックすることをおすすめします。

というわけで、普通にこんな感じに土砂がせり出してるところもありますし、明らかに崩れた後に直した箇所もありました。


ただ、景色が良い道路であることも事実です。途中、白樺峠を過ぎると、乗鞍や穂高が綺麗に見える場所がいくつもあります。また、今回は行きませんでしたが、峠の駐車場から20分くらい遊歩道を歩くと、「鷹見の広場」というバードウォッチングポイントがあり、そこも景色が素晴らしいそうです。春に来ると冠雪したアルプスが見えて綺麗かもしれないですね。


川を渡ると、乗鞍高原です。


一の瀬園地もすすきが綺麗で、木々も色づき始めていました。


乗鞍高原到着。宿で「湯けむり館」の割引券(1人720円→400円)を貰って、日帰り温泉入ってきました。沢山の自転車が来てましたよ。乗鞍温泉郷には源泉の違う4つの温泉があります。「湯けむり館」は乗鞍高原温泉と言って、乗鞍岳の中腹にある源泉から引いている強酸性の硫黄泉です。浴槽も真っ白で、ロッカーの鍵は真っ黒になるようなそういう温泉でした。宿の温泉はすずらん温泉と言われる温泉で、中性の単純泉。硫黄臭は強くはなく、やや鉄分が多い感じです。こちらは源泉温度が低いので加温していました。他にもう少し乗鞍岳方面に上がったわさび沢温泉と、休暇村が独自に深い場所から引いている乗鞍安曇温泉があるそうです。乗鞍高原は全体的に硫黄臭がしますが、強い硫黄泉は乗鞍高原温泉だけ。面白いです。

本日のルート



2日目(乗鞍高原〜富山)に続く

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