2015年10月20日

[自転車]蔵王エコーラインで紅葉狩り

今年は紅葉の進みが速くて、まるで桜の花見を計画してるときの気分です。そろそろ紅葉は標高2000mを下回り、特に東北は山全体が紅葉してるらしいので、10/18の日曜日は以前から紅葉シーズンに行きたかった蔵王に行くことにしました。蔵王は以前雪の壁を見に行きましたが、その時の反省から今度は山形側から登ることにします。宮城側も山形側も登る量はそれほど変わるわけではないのですが、スキー場の多い山形側は、なんだかんだと自販機が5kmごとぐらいにあるのです。また、宮城側に下りて仙台まで行けば新幹線の本数が格段に多くなることもメリットとしてあげられます。

東京駅始発の新幹線は大体乗ってると思うのですが、6:12に東京を出発するつばさに乗るのは初めて。このつばさは、東北新幹線に連結するタイプではなく、単体で走る数少ないつばさです。相変わらず旧車体のつばさは自転車を置く場所に困るのですよね。フットレストが邪魔になって一番後ろの席の裏に自転車を入れにくいのです。デッキも狭いですし。新しい車両はまだ乗ったことがないのですが、少しはましになってるのかしら。そして、在来線を走るつばさはものすごく時間がかかります。散々二度寝してもようやく福島を越えた辺り。ただ、山形新幹線の在来線部分の車窓が私は結構好きです。米沢から赤湯辺りまでは山の中を進みますし、既に山は全体が色付き、錦の衣をまとっているよう。下りの場合は進行方向左側がおすすめです。

かみのやま温泉駅で自転車を組み立て、9:00過ぎに出発しました。


県道12号に入ってからが少し厳しいです。直線的に登るルートで、山川牧場あたりまでが一番つらかったかなぁ。ただ、山が色づいているのが見えて、それを励みに登ります。



猿倉スキー場を10時頃通過。ここにレストハウスがあり自販機もあるので補給可能です。ここからS字カーブが続くのですが、4kmほど登ると坊平です。坊平より上は冬季閉鎖になるので、事務所のような建物があります。ここにも自販機があるかと思いましたが、残念ながら自販機は見えませんでした。この日は直売所ができていて、野菜などが売られていました。坊平にはアスリートビレッジという国の施設があり、高地トレーニングの強化拠点になっているそうです。「そうか、これは高地トレーニングか・・・」と思いつつ坊平を過ぎると、道の両側が一気に色づいてきました。


坊平には自販機が無いのですが、そこから少し行ったところに「ライザワールド」というレストハウスがあります。冬はスキー場になるようですが、夏はレストランだけ。リフトは営業していません。ロードバイク用のスタンドもあり、自販機もありました。ここでボトルに水を追加。そして、ライザワールドの向こう側の山が素晴らしかったです。少し遅かったかな。もう少し早いと山全体が赤く見えるのではないでしょうか。


再びS字カーブの続く登り。ただ、S字カーブは一部厳しい斜度の坂があるものの、休める平坦な場所も出てきてましです。少し登ると背の高い樹木はなくなり、ハイマツのような低木ばかりに。最後のカーブを曲がると、正面に刈田岳とハイラインのガードレールが見えてきました。


蔵王、蔵王と言っていますが、蔵王という名前の単独峰はありません。この辺りの火山群を総称して「蔵王連峰」とか「蔵王山」と言うそうです。蔵王の呼称は、正面の山の上に見えるお社(刈田嶺神社)に祀られていた蔵王権現から来ているとか。

残念ながらハイラインへは自転車は入れません。というわけで、自転車での頂上はここ(実際はもう少し手前が頂上です)


宮城側へ一気に下ります。宮城側から登ったときに厳しいと思ったのは、S字カーブも直線も、どれもこれもずっと坂が続いてるってところだったんですよね。しかも遮るものがなく風も強いのです。今回は下りですから、空を飛ぶ気分。


正面に真っ赤に染まった山が見えます。素晴らしいです。


自転車は明らかに宮城側から登ってきている人のほうが多かったです。また、自動車も宮城側から登ってきている車が多いです。紅葉ピークの時期はハイラインの駐車場待ちの列がエコーラインまで溢れて渋滞になるそうです。既に頂上辺りは紅葉も終了で、そこまでひどい状況ではありませんでしたが、やっぱり車の通りは多かったですね。

約6kmで旧料金所を通過します。冬季閉鎖区間はここまで。標高は約900mです。この辺りからが紅葉最盛期でした。



少し下りると、蔵王不動尊があります。ここから対岸に不動滝を見ることができます。山の眺めも最高でした。午後になると逆光になるのが若干残念です。


展望台前の道路も素敵ですよ。


もう少し下りると、滝見台という展望台があります。ここからも不動滝が見えるのですが、メインは三階滝。



この展望台の前から、下りてきた道の眺めが最高でした。車が並んでますが、この渋滞(駐車)のおかげで、簡単に道路を横断することができました。。。


遠刈田温泉街で、Zao Booというハンバーガー屋さんでお昼。ハンバーガーというか、肉メインのお店で、バーベキューとかもできるみたいです。私にはハンバーガーのスモールサイズでちょうどよかったです。

県道12号を離れて、県道47号へ。標識によると蔵王川崎線という主要地方道なのですが、幅も広くて走りやすい気持ちいい道でした。最初の3kmくらい登りがきつかったんですけどね。ただ、蔵王から仙台へ抜ける道なので、交通量はやや多めです。また、川崎という場所に何があるかというと、国営みちのく杜の湖畔公園と、釜房湖(ダム湖)で、日曜日だけにそこへ向かう車も多かったようです。ちらっと見た感じ、みちのく公園は昭和記念公園のようにコスモスなどが綺麗に植えられているようでした。

釜房湖まで下りてくると、紅葉はまだこれからといったところ。もう少ししたら正面の山も黄色や赤になるかもしれません。


この橋を渡って少しいったところにシベールファクトリーテラスという洋菓子屋さんがあるのですが、そこでソフトクリームをいただきました。お菓子もとっても美味しそうでしたが、持って帰れないですもんね。外のテラスで食べられるのだと思うのですが、そこまでお腹空いてなかったので。

最後の最後で誤算。東北自動車道を越えたところで国道と別れ、名取川沿いの細い道を行く予定だったのですが、なんとその道が「通行止め」になってました。。。仕方なくしばらく国道を行くと、途中から次々と前の車が左折して側道に入っていくので、ついていくことに(全く土地勘のない場所でそういうことをして迷ったことは数知れず)。幸いにして、当初の予定の道へ合流できそうなので、そのまま行くことにしました。

無事、広瀬川を渡ります。


信号待ちしてたら、「今日はどのくらい走ったの?」と歩行者のおじさんに聞かれました。ここまで86km。山形から来たと言ったら呆れられました。

仙台駅到着。夕飯にする牛タンのパックを買って新幹線へ。臨時のはやてに乗れたので、仙台の次は大宮。止まらないし、人の出入りもないしでゆっくり寝られました。

蔵王を宮城側・山形側からそれぞれ登っての感想は、登るなら山形側のほうが良いということですね。やはり太平洋側と日本海側では雪の量が違うのでしょう。山形側はスキー場が多く、グリーンシーズンもレストハウスが営業していたりするので、補給が楽です。かみのやま温泉駅がエコーラインに繋がる県道12号に近いので、無駄に登ったり平地を行く必要もありません。宮城側からは白石蔵王駅が近いですが、どのような道順を辿っても遠刈田温泉まで20kmあり、途中低いながらも峠越えがあります。また、帰りの輪行は仙台駅まで行くのがベスト。遠刈田温泉から40kmありますが、全体としては下り基調で、20km差でも余りあるほど仙台駅と白石蔵王駅では新幹線の本数が違います。ただ、駅の周りに日帰り温泉が無いのが残念。少し(数キロ)行けばあるんですけどね。

ただ、山形側から登ると、宮城側に下りてくるときに山側は逆光気味になるのがやや残念です。朝なら陽があたってもっと綺麗かもしれません。

本日のルート。

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