2015年1月31日

中山平温泉で雪見

昨年に引き続きまして、雪を見に温泉に行きました。今年は鳴子温泉郷に行くことにしました。鳴子と言えば秋の紅葉が有名ですが、泉質が異なる温泉があちこちで出るのも特徴。というわけで、1月30日から一路宮城県へ。

ところがこの日はこの冬初めて東京でも積雪を観測するという雪の日でした。あえて新幹線代金を払わなくても雪景色。都心では道路に雪が積もっているという程ではなかったのですが、東北新幹線に乗って北に向かうと荒川を越える時点でかなりの積雪が見られました。


ただ、北に向かうにつれてどんどん雪が増えるというわけではなく、仙台あたりはそれほど雪も積もっていなかったんですよね。やはり太平洋側はもともと積雪量がそれほど多くはならないのかな。

古川で降りて、陸羽東線で鳴子温泉駅へ。ワンマンの2両編成ローカル線は1時間に1本程度しかなく、新幹線の到着に合わせるような時刻表が組まれています。Suica利用可能。


さすがに山の方に向かっていくうちに、積雪量が増えてきました。現時点での降雪量も多く、今晩にかけて積もりそうな感じです。約1時間で鳴子温泉駅に到着。この伊達正宗ぽい飾りをつけたおにぎりは、この路線のすべての駅名看板に貼られていました。むすび丸って名前らしいです。



鳴子温泉郷は、鳴子温泉のほか、周りに点在するいくつかの温泉を合わせた呼び名です。本日の目的地は、もっとも山形側に位置する中山平温泉。


宿に行く前に、まずは鳴子温泉駅から歩いていける共同浴場の「滝の湯」に寄り道することにしました。pH2.8という酸性の硫黄泉。すぐ裏に源泉があるそうで、駅からもモウモウと煙が上がっているのが見えました。入浴料150円です。中は浴槽が2つ。手前は普通の浴槽で、高いところにある窓から伸びた太い丸太からお湯がザバザバ落ちてきてます。結構熱いです。奥側の浴槽はもう少し細い丸太から滝のようにお湯が落ちてきていて、打たせ湯になっています。こちらのほうが若干ぬるめ。いずれも源泉から直接丸太でお湯を引いているとか。洗い場は蛇口にはなっておらず、これまたパイプからちょろちょろとお湯が流れてました。滝の湯は大人の休日倶楽部「大人になったらしたいこと 宮城県「鳴子温泉篇」」の撮影場所の一つです。CMの吉永小百合さんが言うとおり「良い温泉でした」。


駅に戻るとちょうど宿の人が車で迎えに来てくれたところでした。さっそく乗り込んで宿に向かいます。宿の人に雪かなり降ってきましたねえ、陸羽東線、最近よく止まるんですよねえ、ちょっと前に最上で電車が動かなくなったとかいうお客さんを迎えに行ったんですけど、地吹雪でホワイトアウトになっちゃってとっても怖かったんですよ、とか不安なことを言われながら、15分くらいで到着です。本日の宿は琢琇さんです。


ここは源泉をいくつか持っていて、3つのお風呂があります。宿自体も広大な敷地に建っていて、歩いていると建て増しを繰り返している感じがしました。こういう建物は迷路感があって私は大好きです。宿の中で一番広いお風呂は男女別内湯と混浴露天風呂(東北って混浴風呂が残ってるところ多いですよね)、そして、2階にあるのが岩をくりぬいたお風呂と、樽桶の露天風呂。そして一番驚いたのが崖の下にある露天風呂。入り口がひとつしかないから、これも混浴なのかと躊躇しましたが、扉を開いてわかりました。まず外にでて急な階段を降りねばならないのです。この雪の中を。


宿の源泉は平均でpH9.4というアルカリ性の硫黄泉です。先ほど正反対の酸性の湯に浸かったばかりなので、アルカリ性の温泉にこのまま入ったら「混ぜるな危険」にならないか、ちょっと心配しましたが大丈夫でした。こちらの宿のお湯は、うなぎの湯と呼ばれるトロトロさが特徴で、確かに最初入った時は湯船の底がつるつるで、滑って沈みそうになりました。つるつるになって気持ちいいし、しもやけになりかかってた足の指が改善しました。特に先ほどの崖下の露天風呂には女性客なぞ一人もおらず、広い湯船を独り占め。ちょっとだけ屋根付きの場所もあって雪を見ながらお風呂を堪能しました。夕食も美味しかった。最初に出ている膳で全部(前菜、酢の物(岩魚の酢漬けまるまる1尾)、刺し身、ステーキに鴨鍋)かと思ったら、その後天ぷら、焼き物(鰆)、生姜汁(餅入り)、もちろん最後にご飯と味噌汁という我々でもちょっと多いと思われる量でしたが、食べきりましたよ。ええ。関東生まれ関東育ちの人間なので、遠くに行くと稀に味付けが合わないもの(京都の味噌汁とか)があるのですが、今回はどれも美味しかった。自宅用に朝食に出た自家製温泉卵も買ってしまいました。

しかし、若干心配なのは雪です。ニュースでも大雪警報が宮城県全域に発令され、外を見てもかなりの雪です。到着時には上の写真くらいの積雪だったのですが、朝起きたら下の写真になってました。あきらかに量が増えてます。非常口の看板が埋もれそうです。


とはいえ、JRも普通に動いてるみたいでしたし、8時過ぎには晴れてきて散歩に出かけられるくらいになりました。昨晩食べ過ぎましたから運動しなければなりません。鳴子温泉駅から車で送ってもらっているときに、「ここが有名な鳴子峡の橋なんですが、今の時期は人いないですねーたまにカメラマンとか立ってますけど、勇気があったら行ってみてください」って言われた鳴子峡まで歩いてみることに。

国道に出ると、除雪車が次々と通ります。道路は黒い路面が見えるようになってきていました。近くに「鳴子除雪ステーション」なる基地があるようです。


とはいえ、歩道の除雪はされておらず、さらに新雪がかなり積もっています。宿で借りた長靴が完全に埋まる状態で歩けません。自動車に注意しながら道路端を歩いていきます。

夏場は広い駐車場がある鳴子峡のパーキングは、今この状態。入り口さえわかりません。


鳴子峡の橋の上から。雪に埋もれた欄干の端が見えなくて、あまり近づけず(笑)


再び宿まで引き返しましたが、もうどこもかしこも雪に埋もれてます。昨日まではもう少し土地の形状がわかる感じだったのですが・・・。


この辺りもスキー場が近くないし、アクセスもあまり良くないので、冬はあまり人がいないようです。静かな温泉を楽しみたい方におすすめです。



2015年1月25日

[自転車]三浦半島で丼を食べる

Stravaの今年の月別グランフォンドは、100kmと150kmの二種類があります。せっかくなので、150km乗ろうと久々にセンチュリーライドしてきました。

土曜日の天気予報は北の風のち南の風。南を目指すと行きも帰りも追い風で楽そうです。160kmだと、だいたい三浦半島の南端まで行って帰ってくるとそのくらいの距離になります。一度三浦海岸までは行ったことがあるのですが、もう少し南に行ってみることに。長距離のライドのときは、昼食場所を目的地にすることが多いので、前から行ってみたかった宮川漁港のまるよし食堂を目指すことにしました。

自宅を6:40頃出発。実はこの日、今年から活動を開始したAR日本橋のブルベが開催されていました。ほぼ同じルートをトレースしていたため、品川辺りからトレインがいくつもあって結構引いてもらえました。いいペースで横須賀入り。

三浦半島のハイライトは、海岸沿いの道と、キャベツや大根の畑が広がる丘からの眺めかな〜と思っているのですが、どうでしょう。そこまで行くのにどうしても幹線道路を通らざるを得ないのが大変なんですが・・・。この日はお天気が良いということだったのですが、たまに雲間から光が漏れる程度で、ずっと曇りでした。お天気が良いと富士山が見えたり、海が青く見えたり綺麗なんですけどね。でも、やっぱり丘の上に広がる緑の畑の景色には癒されます。海の向こうには千葉の山も見えて、東京から大して遠くないのに、遠くに来たような風景です。




宮川漁港にあるまるよし食堂は、急な坂を下ったところにあります。



はばのりが名物のようなのですが(そしてたくさんの海苔が机に置かれていましたが)、マグロの漬け丼の誘惑に抗いきれず中トロ漬け丼を注文しました。でも海苔のかっていましたよ。美味しかったです。



漁港から県道へ戻って来るときに気づいたのですが、ガードレールにたくさんの大根が干されていました。食堂で出されたたくあんも、三浦大根だったのかな。漬物も美味しかったです。

帰り、蒲田の交差点にある気温表示が6度になっていました。天気予報では10度を超えるなんて言ってましたが大嘘でした。実は少し薄着をしようかと思っていたのですが普通に着込んで大正解。暑いのは脱げばいいけれど、寒いのは着ないとどうしようもないですからね。この時期は寒さ対策重要ですね。

本日のルート

2015年1月18日

大相撲観戦 - 初場所中日 天覧相撲の1日-

ここ数年、初場所を観戦するのは我が家の正月の慣わしのようになっています。今年も中日にチケットをとりました。が、このところの相撲人気でチケットの予約はどんどん難しくなっていて、今回は特別2人マスが取れずに椅子A席で観戦することに。

ところが、今回ちょっと雰囲気が違ったのです。いつものようにほぼ開門時間に国技館に到着。親方にチケットを渡し、対戦表をもらうとそこにあったのは、白い机と警察官。「手荷物拝見しています」とのこと。鈍い私はフランスでテロがあったからかなぁなんて呑気なことを考えていました。ちなみにうちの旦那は「あ、もしかして誰か来るのか」と思ったみたいですけど。


もう一つ実は変だと思ったことがありました。いつもなら入ってすぐのところに机が出ていて、パンフレットとか案内所とかあるはずなのに、何もない。あとテレビもあって、取り組みが放送されていたりするのに、それもない。これまた「今日は早く来過ぎたかなあ、まだ準備されていないのか」なんて、アホな私です。

とりあえず席に荷物を置いて取り組み表を確認。幕下以下だと毎日は出ないので、誰が出ているのかチェックします。一息つくと、そろそろ売店も開きはじめるので場内を巡ってみました。ここでもまた変なことが。いつもなら1階のエントランスホールで行われるはずのイベントの看板が、2階に置かれています。そして最後に正面側に戻ってきて「あれ、なんでここが開いてるの?」と思ったのが貴賓席(天覧席)のところ。入り口前では親方といかにも目つきの悪い鋭い黒服の人が打ち合わせ中で、中では掃除機の音がしています。さらに扉の前の床には何やらビニールシートが貼られているのです。しかもその上を通ると、妙にふかふか。こ、これは・・・


鈍い私もようやく気づきました。席に戻って、旦那にすごい発見をしたように報告すると、「だって手荷物検査があったじゃないか」とバカにされました。そうです。多分今日は天覧相撲なのです。そこでふと貴賓席側を見て気づきました。あら、天覧席ができてるじゃないの。


いつもはここは何も置かれてなくて、シートがかけられてたと思います。多分後ろのピアノの椅子みたいなのは北の湖理事長が座って説明するんですね。

とはいえ、陛下が来るのは早くても幕内だろう、幕内土俵入りまでに来てもらえれば、御前掛といういつもと違う形(こっちが本式?)の土俵入りが見られるので、早く来てくれないかなーくらいの気持ちでいました。

今日も国技館は食べ物がたくさん売っています。そして、なぜか相撲を見ているといつも食べ過ぎます。今日食べたもの↓


左上は新発売のひよちゃん焼き。ひよの山をかたどった今川焼きのようなものです。2階西側の焼きたて屋で売っていますが、開店時間(10時)に買ったので、まだ熱々でとてもおいしかったです。昼間は席にも売り子さんが売りに来ていました。左中央が白鵬弁当。名前付きの力士弁当は、各大関・横綱が監修した(あるいは好物の?)おかずが入っています。私は白鵬弁当がお気に入り。彼の好みは自分と似ているとか勝手に親近感を感じています。いつも昼頃売り切れたりするのですが、今は特に豪栄道弁当が人気なようでした。

中央は焼き鳥(売店ならどこでも。国技館の名物)と焼きたて屋の勝ち越したこ焼き。右上は売店のあんみつと、2階カフェのコーヒーで、右下が外のセブンで買ったお菓子。

左下は12時から地下の大広間で振舞われるちゃんこ鍋。今場所の中日は「湊部屋のみそちゃんこ」でした。豚も入ってるので、豚汁っぽかったかも(笑)。以前も書きましたが、これはおすすめ。最近は土日だとかなり並ぶみたいですが、11時半過ぎくらいに列が出来始めたかなというところで並べば、それほど待たずに入れます。

中日は新序出世披露という新しく番付に載る新人紹介があります。12時半ごろに行われるので、そのくらいには戻っていたほうが良いかもしれません。

本当は西外の通路に出ているピザ屋さんに初挑戦したかったのですが、前述のとおり天覧相撲で外側の通路は警備上難しかったのか、あるいは場所を開けておきたかったのか、出ていませんでした。残念です。これはまた次に。

このところ毎年行ってるのもありますし、昨年の九月場所に職場の人たちと行ったときに、すごく詳しい子に幕下以下の力士をいろいろ紹介してもらったお陰で、幕下くらいから名前がわかる力士が増えてきました。ので、13時頃から外で入り待ちをすることなく相撲を真剣に見てしまい、気づくと十両土俵入り。たまにトイレがてら1階に下りて西側通路に出たときに、旭日松と秋瀬山を見たのですが、入り待ちするのはこの時期結構寒いですね。近くで力士を見たい方は、西側通路で待っていると次々やってきます。大抵詳しい方が名前を呼んで声をかけているので、名前が分からなくても大体わかると思います。

というわけで、あっという間に中入の時間がやってきました。幕内土俵入り、横綱土俵入りがあった後、休憩時間中に翌日の取り組みが発表されます。そして大体この時間帯に「満員御礼」の幕が下りてきます。


そして中入の後から、正面の中央に寄った入り口が閉鎖されました。SPと親方が出ようとする客を別の入り口へ誘導しています。午前中から黒い服の警察官が目立っていましたが、とにかくあっちこっちに警察官がいます。中入前にトイレに立った時、右を見ても左を見ても警察官と目が合って、死角がない!って感じでした。



幕内前半は私のお気に入りの松鳳山が勝って終了、その後勝負審判交代です。勝負審判が入ってくると、いつもと違う光景が見られました。普通正面側の審判長は、土俵側を見て座りますが、正面側を向いたまま立っています。もちろん、東西の審判も正面を向いています。1階の観客、そして2階の観客も自然と立ち上がって正面を向きました。


西の中央通路には、大量のカメラがスタンバイ。


そして、天皇皇后両陛下が貴賓席にやってきました。ひとしきり場内の人たちに手を振ると、座って観戦されてました。後でニュースを読んだところ、皇后さまは「横綱全員勝って強かった」みたいなことをおっしゃっていたということでしたが、私には遠藤-勢戦を楽しみにされていたように見えました。勢、ようやく初日が出てよかったです。そして安美錦は負けてしまったけれども、白鵬をちょっとだけ慌てさせたように見えて場内とても盛り上がりました。

弓取り式が終わって両陛下退席のときも、みんな立ち上がって拍手。我々も荷物をまとめて退場です。通路に出ると、中央は完全に封鎖されていました。というか、テレビドラマか、ってくらい警備員と警察官がいます。


脇の階段から外に出ましたが、階段上から正面入り口を見ると、白バイと黒塗りの車が停まっているではないですか。おやおやと上から見ようとすると、SPに「見るなら下で」と言われました。はい、そうですね。御神輿を横断歩道から見下ろしちゃいけないのと同じですね。きっと。いや、単に階段に止まると危ないってだけだったのかもしれませんが。


車に乗り込み、そしてただの見物客たちに微笑んで手を振ってくれる両陛下にみんなで手を振り返しつつお見送りをしたのでした。警備の数がハンパなく、国技館内の封鎖エリアも大きい割に、この辺りは案外ゆるい感じでした。そして車道に出ると、あっという間に両国駅方向へ消えていました。道路は一時的に閉鎖だろうし、信号は全部青ですもんね。

不祥事のためか、天覧相撲は4年ぶりだったそうですね。舞の海が昨年の昭和の日に昭和の日に「天覧相撲」復活を想うという記事を書いていましたが、実現して本当によかったと思います。相撲人気はすっかり元どおり、いやそれ以上の盛り上がりになりましたし、また近々来てもらえると良いですね。というか、今度こういう機会があったら御前掛の土俵入りが見たい、と思う欲張りな私でした。さすがに天覧相撲だと横綱でさえ緊張しているようで、場内の空気がまた違って面白かったです。

2015年1月12日

[自転車]筑波山周回

今年は登るのが目標でもあるので、こんな寒い日でも登れる場所をいろいろ検討したのです。ヤビツ、再び富士山、伊豆、房総など選択肢はいろいろあったのですが、大相撲が初場所中なので、できるだけ上位の取り組みまでには帰ってきたいといったことも加味して、久しぶりに筑波山へ行ってきました。

つくばエクスプレスの快速で秋葉原駅から45分。この快速さえ捕まえられれば、確かに便利です。そんなに本数無いんですけどね。

つくば駅からまずは大池へ向かいます。途中、制限速度50kmという農道?から、筑波山が綺麗に見えました。写真には写ってないですが、さらに向こうには日光男体山も雪をかぶった姿を現していました。


大池から不動峠。今日最初の登りです。ここは最後の10%の登りが辛いのですが、距離はそれほどでもないですし、登っていくと都心(スカイツリーも見えました)や、富士山が綺麗に見えて楽しいルートです。


不動峠から今回は石岡側へ降りました。フルーツラインを真壁の方向へ向かいます。道端には、あちこちに果物の直売所や、観光農園がありました。今の時期はイチゴのようです。このフルーツライン、ちょっと交通量が多いのが難点ですが適度なアップダウンのある楽しい道でした。筑波山も逆方向から見るとなかなか面白いものです。



途中から県道7号に入り、今日2度目の峠へ向かいます。筑波山の裏側からまた表側へ尾根を越えていきます。この途中に加波山や足尾山へ行く分岐があるのですが、今回はただ真壁のほうへ抜けました。峠は展望が開けませんが、下りの途中で群馬・栃木の山が大きく見えて感動です。石岡側から登るとそれほど厳しくありませんが、桜川側から登ると直線の壁のような坂です。そういうのが好きな方は是非このルートを逆周りでどうぞ。

桜川に下りたら、そろそろ昼食です。桜川警察署の近くにあるハンバーグ屋さん「ペンギン」でお昼。とっても美味しかったです。ただ11時半の開店時には既にかなり並んでいますので、ちょっとだけ早めに行くことをお勧めします。このお店は「いばらき自転車サポートステーション」の幟が立ち、ちゃんとロードバイクを引っ掛けられるバイクラックが置かれていました。りんりんロードが近いからということもあると思いますが、自転車乗りの皆さんに特にオススメです。


少し戻って、りんりんロードに入り筑紫湖を目指します。実は筑紫湖はすぐわかるだろうとそのまま行ってしまったら、大分通り過ぎてしまって折り返し。筑紫湖から筑波山梅林まで、山を縫うように登る林道は、今日一番の厳しい坂でした。


梅林はまだ咲き始め。梅の香りが若干するかなーという状態です。県道に出て最後の登り。風返し峠に向かいます。


つつじヶ丘まで登ろうか迷いましたが、もう14時近くなってしまったので、表筑波スカイラインへ向かいました。当初の予定ではそのまま不動峠・朝日峠を越えて土浦に向かうルートを考えていましたが、常磐線よりもTXのほうがより家に近いところまで連れて行ってもらえるし、快速が捕まえられれば速いので、不動峠で下ってつくば駅へ向かい、そこから輪行しました。

筑波山、真冬でもいろんな方向から登れるし、尾根まで出ると展望も良いです。ただ、日陰は少し凍っていたりもするので、雪や雨が降った後は要注意かもしれません。

というわけで、本日のルート(全部舗装されています)

2015年1月4日

[自転車]走り初めは箱根で

ストアライドで走り初めに箱根芦ノ湖へ行くというので、じゃあ私は先に藤沢まで輪行して、お昼ぐらいに合流しようと朝から出掛けました。今日は寒かったですが、134号に出ると正面に富士山がどどーんと見えてテンション上がります。


しかし、ちょっと早く出すぎてしまって、大磯の段階でまだ集団(六本木から自走している人たち)は戸塚中継所を過ぎた辺り。どうせ登りで追い抜かれるし、先にお昼にしちゃって登ってようかなと思ったら、「今日は登らないです」との連絡が。箱根駅伝見てても結構積雪が残っているようでしたし、この寒さで凍結の恐れもありそうです。賢明な判断です。ところが私としては物足りない。東京から自走して箱根を登るのは厳しいので輪行したので、小田原まででは残念なライドです。じゃあ登れるところまで登ってようかな、と湯本の方向に向かいました。箱根湯本の駅前が大混乱、そしてその後も結構混んでいました。登れないというほどではありませんが、バスなどが来たら避ける必要がありますし、路肩には雪がかなり残っていて気を使います。どこで折り返そうかなと思いつつ、大平台を越えると車はいなくなり、逆に日当たりが良くなって路面はましになってきました。普段、芦ノ湖方面に登る時はいつも旧道です。国道1号を登ったのは、初めての山登りの時だけです。その時は、雨にもたたられ、塔ノ沢辺りで心折れてずっと押し歩きしたのでした。今登ってみると、箱根の一国は無茶な斜度の登りはほとんどないし、平坦も多く休める場所もあるので初心者向けだと思います。そう思えるくらいには成長したなと感慨深く思いながら、そして、むしろこの距離をSPDシューズで自転車を押しながらよく登ったな、と思いながら登っていきます。

さて、なんとなく小涌園まで来てしまいましたが、もう少し時間がありそう。30分もあれば降りられるので、12:00まで頑張ろうと登っていきます。しかし12:00になった時には、すでに恵明学園の所まで来てしまいました。最高地点まであと3キロ。時間は気になりますが、ここまで来て引き返すのはとても残念。このまま登っちゃおうと、そのまま進みました。12:25頃、国道1号最高地点到着。写真を撮っていると「もう昼食場所に着いた」という連絡が入ってしまいました。うー市場飯は食べ損ねました。


「湯本に降りたら連絡する」ということにし、そのまま湯本まで降りたのですが、これが厳しかった。登ってる時は温まってるので気づかなかった山の冷気が前から襲ってきます。鼻は痛いわ、指先の感覚はなくなるわ、しまいには体が寒くなって震えてきました。大平台からは渋滞が激しくなり、ストップアンドゴーを強いられた結果、足が攣りそうになりました。頭にはRaphaのウィンターキャップ、上はクラフトのシャツの上にジオライン中厚手、その上にRaphaの冬用ジャージを着て、アウターにRaphaのソフトシェルジャケット、下は真冬用のアソスのビブ、手にはRaphaのディープウインターグローブ、もちろん足はブーツタイプのカバーを着け、かなり防寒してたつもりだったのですが、全然足りなかったようです。

湯本に着いて再度連絡してみると、三枚橋で待てとの指示。待っていると集団がやってきました。そのまま旧道の途中にある天山湯治郷へ。お風呂に入る前はすごく寒かったのですが、ぐるっといろんなお風呂に浸かっていたら温まってきました。お昼を食べ損ねたので、ついでに喫茶でトーストセットを頂いて、人心地つきました。


みんなで小田原まで戻って解散。結局ストアのライドには最後だけ顔を出しただけの単独走になってしまいましたが、今年はもう少し登るぞ、という目標に近づく初ライドが出来てまあ良かったです。

そういえば、あまりに寒いし、みんなは既にお昼を食べてるだろうからと、実は湯本で「手打ちラーメン日清亭→」という看板に釣られて路地のほうに入ったのですが、これがもう14:00近いのにびっくりするほどの行列で諦めたのでした。有名店だったみたいですね。もっと箱根に人がいない時に寄ってみたいものです。

本日のルート

2015年1月3日

[exhibition]東京駅100年の記憶

昨年2014年の12月で東京駅は100年を迎えたわけですが、それを記念して東京ステーション・ギャラリーでは「東京駅100年の記憶」展を開催しています。正月も2日から開館しているので行ってきました。


私の中の東京駅のイメージは、戦後すぐに再建された2階建ての東京駅です。今では東京駅の周りも東京駅自体も大分変わってしまいましたが、東京駅の赤煉瓦駅舎は基本的に保存されています。ところが展示では、この東京駅、この姿を今に残すことができなくなるような危機が2度あったことが何度か語られていました。1度目は戦災。大正の大震災をなんなく乗り越えた東京駅も、米軍の爆撃には敵わなかったそうで、大打撃を受けました。しかし戦災でも震災でもあっという間に復興する日本人、1947年には私のよく知る東京駅へと建て直され再開業。そのまま復原再建が始まる60年後まで使われてました。よく考えると私が普段使っていた東京駅は、爆撃を受け、3階部分を取り払って再建した応急処置状態の駅舎だったわけです。よく使ってたなーと思います。もう1回は、1986年。地価が高騰し東京のオフィスが足りない状況になっていたところに国鉄は民営化が決まる。すると当時副総理だった金丸信が、「東京駅を建て替えて高層ビルにし、上は民間に貸し出す」という構想をぶち上げたそうです。大きな反対運動が起こったそうですが、結局1988年に学識者等の検討会議で東京駅は保存することが決まり、さらに10年後、JR東日本は東京駅を辰野金吾設計の初期の姿に戻すことを決めました。同じ頃、今度は丸の内の大家さんである三菱地所が、丸ビル等の建て替え計画を発表し、丸の内近辺は現在の高層ビルが立ち並ぶ姿へと変貌していきます。そんな中東京駅は逆に古い姿を取り戻して、2012年に復原されました。最後の部屋で、「東京駅高層ビル化計画時の完成図には、東京駅は高層ビルになっているけれども、周りのビルはそのままの姿で描かれている、しかし現実は全く逆となった。未来を描くのはたとえ20年後であっても難しい」という解説と共に、近未来の東京駅の姿として、造成中の駅前広場も含めたジオラマが展示されていました。

途中の東京駅の増築具合を年代順に図示した展示が面白かったです。天井からは東京駅の構造体(ホーム、地下道など)が吊るされていて、その現状になるまでにどのように増築がされたのかが壁の展示でわかるようになっています。日本一の地下街を持つ東京駅周辺。まだ建て替え中のビルもあるので、まだまだ増築されそうですが・・・。


ステーション・ギャラリーの見どころは、展示だけではありません。ギャラリーそのものも東京駅内という特殊な事情をうまく利用した作りになっています。まず、展示室を出ると南ドームの2階の一室に出ます。休憩室みたいなのがあって、丸の内側を素敵な窓から見られます。


そして通路に出ると、ドームを上から見下ろすことができます。


レリーフもちょっと近い。


そして最後はミュージアムショップの中を通るのですが、そのミュージアムショップ、珍しく入館料を払わないと入れない場所にあります。ここでしか買えない「東京駅土産」もありますので、そういうのがお好きな方は是非。ショップを抜けると、1階へ降りる階段です。壁は創建時に積み上げられたレンガがむき出しになっているので、一見の価値あり。というわけで、展示品もですが、ギャラリー自体も面白い東京ステーション・ギャラリー見学でした。

中央停車場として日本一のターミナルステーションだった東京駅は、すでに昇降客数では新宿や池袋に大きく水をあけられていますし、これから上野東京ラインも開通し、ただの途中駅になりつつあります。それでも東京駅復原計画は、東京の玄関口として100年後も使うことを想定して考えられたそうです。100年後は見られないだろうけれども、周りはどれだけ変わっても、ここだけ明治そのものが生きてるような駅がこれからも残ってくれるといいなと思います。