2016年5月1日

[自転車]岩手山半周桜めぐり


ゴールデンウィークは雪を見に岩手に行こうと前から思っていました。八幡平アスピーテライン・樹海ラインです。というのも、ゴールデンウィークのこの時期だけ、東京6:00発の新青森行き臨時のはやぶさが設定されていたからです。通常期、はやぶさの始発は6:32で30分も違います。連休初日は新幹線が混むので翌日の4月30日に行くことにしました。

4月29日は荒れた天候の日でした。北海道や東北の山は吹雪となり、かなりの積雪があったそうです。アスピーテラインは29日は全日通行止めでした。この時期だし、1日経てば大丈夫かなと思っていましたが、結局30日も朝から終日通行止めが決まりました。想定はしていたので、とりあえずアスピーテラインの入り口まで行ってみて、後はちょうど見頃らしい桜をめぐって帰ってこようというプランに変更。桜も見たかったのですが、アスピーテラインはとても登ってみたかったので残念。近いうちにまたチャレンジします。

さて、盛岡着8:13。4月30日は連休の中日ということもあってか、臨時の新幹線は異常に空いてました。こんなに空いている新幹線に乗ったのは、通常の土日を含めても初めてかもしれません。1車両に半分も乗っていなかったのではないでしょうか。来年もこの電車が設定されることを祈ります。盛岡駅からは、いわて銀河鉄道へ乗り換え。かつてカシオペアで札幌へ行った時に、この線路は通っているのですが、列車に乗るのは初めてです。第3セクターとしては毎年黒字で頑張ってる鉄道だそうですが、欲を言うならば新幹線ともう少し接続が良いと嬉しいと思うのでした。


好摩で下車して八幡平を目指します。


「こうま」の駅の文字の下に啄木とあるのですが、ここは啄木のふるさとの駅だそう。本当は渋民の人だそうですが、当時は駅が好摩にしかなく、上京するときはこの駅を使ったそうです。そんな歴史のある駅であり、花輪線の始発駅でもあるのですが、あまり大きくはありません。

ここから八幡平までは正面左側に岩手山が見える絶景ロード、のはずですが、まだ昨日の低気圧の影響が続いているのか、山は雲に覆われています。


でも確かに桜は見頃のよう。田んぼや牧草地が広がる風景に、時折かたまって現れる桜が綺麗です。


八幡平に行くまえに少し寄り道。為内の一本桜が大更の近くにあり、そこを目指しました。


為内の一本桜は、小高い丘の上に咲くソメイヨシノです。強風に煽られてやや左に流されているように見えますが、文句なしの満開でした。

ここからアスピーテライン入り口まで上り。ただ、上りよりも山から吹き下ろす雪混じり(?)の強風のほうがきつかった。上は青空が見えているのに、何故か顔に冷たい水が当たります。

八幡平に近づくにつれてお天気は回復、桜の向こうに新たに雪をかぶった山が見えてきました。


しかし、やはり入り口には通行止めの看板が立っており、交通整理のおじさんたちが対応にあたっています。仕方ありません。実際は御在所沼にあるゲートまでは登れるのだと思いますが、風も強いのでここで引き返すことにしました。この看板の向かい側に物産館があるので、そこで少し休憩。観光協会の情報によると、山頂はマイナス8度で強風だそう。たとえ道路が問題なくて登れたとしても、自転車では危険そうです。


もともとアスピーテラインを上り、樹海ラインを下ってくる予定だったので、樹海ラインの出口方向へと向かいました。約40kmの上り下りをショートカットしたことになります。


下りの途中に上坊牧野の一本桜があるのですが、残念ながら未開花。ただ、天候の回復と共に岩手山も9割くらい顔を出してきました。新たに雪化粧しただけに、裾野の方まで綺麗です。


焼走り線という県道に出ますが、そこの桜並木が美しいのです。本来なら正面が岩手山なのですが、やはりまだ隠れてます。


一度国道に出て南下し、その途中道の駅にしねでお昼にしました。西根という地域はほうれん草が特産品だそうです。そのために強くほうれん草推し。ほうれん草カレーに、ほうれん草のソフトが売っていました。最初緑のソフトを持った人を見て「抹茶ソフト」を売っているのかと思いましたが、なんと「ほうれん草ソフト」、「ミルクソフト」と、「ほうれん草とミルクのミックス」しかないという徹底ぶり。さすがにソフトクリームを食べる気温ではなかったのでパスしましたが、夏に来たら食べてみたいかも。というわけで、お昼にはひっつみをチョイス。秩父ではおっきりこみを食べ、山梨ではほうとう、長野でひんのべ、そして岩手でひっつみを食べる。今年の春の花めぐりは、ひたすら粉モノ(?)を食べた1ヶ月でした。元々小麦粉を使った「すいとん」っぽい食べ物が好きなんですけどね。一番好きなおでんの具がちくわぶだったりしますし。

道の駅を出るときには、すっかり青空が広がり、岩手山が見えてきました。あとちょっと!



自衛隊岩手山演習場を迂回して、岩手山の南側に回ります。何故か自衛隊の演習場の周りは桜が綺麗です。


微妙なアップダウンにやられながらも、たまに現れる山桜に癒やされながら進みます。


木々の隙間から牧草地が見えてきました。次の目的地まであと少し。


小岩井農場の一本桜に到着!一本桜が見える道路は駐車場待ちの車で大渋滞でした。肝心の一本桜ですが、今年は花芽が少なく寂しい感じなんだそうです。確かに観光写真で見る桜と比べると、ボリューム感がないです。


でも、農場を貫く県道の桜がとても綺麗です。




桜並木の道路を下って行き、駅を越えて繋温泉のホテル紫苑で日帰り入浴してきました。pH8.5というアルカリ性の単純硫黄泉です。とても温まるお湯でした。お風呂に入っているうちに、すっかり天気もよくなり、岩手山が完全に見えました。


小岩井駅から輪行です。


盛岡駅まで戻り、駅前のぴょんぴょん舎で少し早い夕飯、そして駅ビルの中に出来たベアレンの直営店で樽生ラードラーと、おつまみのソーセージを頂いて新幹線で再び東京へ。帰りは新函館北斗から来た新幹線だったのですが、盛岡でも仙台でもかなり下車する人がいて、しかも大概の人が函館土産を持っていたので、東北ー北海道(というか函館)は新幹線開通によって格段に近くなったんだなと思ったのでした。

アスピーテラインは列車を選べば日帰りできそうなので、今度はお天気の良い日に登りたいです。

本日のルート



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