平成28年自衛隊観閲式総合予行

朝霞駐屯地で今月23日に行われる3年に1度の観閲式。その予行が16日に行われました。たまたまチケットを貰ったので行ってきました。

観閲式の予行もひとつの見所なのですが、それとは別の場所で装備品の展示なんかもあるのです。自衛隊が全面協力したとかいう「シン・ゴジラ」に登場した10式戦車とか


99式自走155m榴弾砲とか、「いちおし写真スポット」としておすすめされてます。いや、もしかしたら、「シン・ゴジラ」クラスタ向けではなく「ガルパン」クラスタ向けかもしれません。


塹壕が掘ってあって、その装備も展示。


今も塹壕戦ってやることあるのかなと思いましたけど。いや、もちろんドローンも展示されてるんですけどね。


観閲式は、装備全般を見せるものなので、車両の行進もあります。人の行進がほぼ終わり、いよいよ車両の出番になったとき、我々が見ていた席の前に整列していた車両に自衛隊の人々がとりついて来ました。あ、あの車ってあんなところがドアなんだなとか、キャタピラーにも車止め(しかも派手な黄色)を付けてるんだとか、変なところに目が行く私。


戦車はよじ登るしかありません。ちなみにこの平たい戦車も黄色い車止めがついていて、中に取り込んでました。狭そうなのに大変ですね。


で、いよいよエンジンON! 当たり前なんですが戦車はエコカーじゃないんですよね。思いっきり黒い煙が・・・。よく考えると、展示されてる戦車は何度も見てるけど、動いてる戦車を見るのは初めてかも。


東京都の排ガス規制を上回ってそうな煙ですが、首都東京に入ってこられるのでしょうか・・・(最新のは平気なのかしら)。そしてあの重そうな図体と、回りにくそうな足回りの割に、素早い動きで走っていきました。

実際の観閲式は恐らく安倍総理大臣が来るのだと思うのですが、結構長い時間自衛隊の人の行進と装備の行進を見るわけで、そうとう好きじゃないと案外退屈なのかもなと思いました(失礼)。

航空隊の観閲飛行は面白いのですが、なにせ数が少ないので・・・



23日の本番は、ブルーインパルスも来るそうですよ。

和光市、朝霞、大泉学園前の各駅から無料のシャトルバスが出ていたのですが、和光市駅からは東武の路線バスを貸し切りにして案内していました。自衛官は皆大型バスの運転くらいできると思うのですが、さすがに東武のバスだけ借りるわけにはいかなかったのか、運転士は東武バスの人でした。でも駅の案内と、バスに一人乗ってくれる自衛隊の人は皆制服で、制服フェチとしては「やっぱり制服のほうが武装よりも良い」と思ったのでした。なお、彼らの列整理は若干甘いと思いました。彼らは命令は絶対だと教え込まれ過ぎてて、目の前のバスのドアが開いたら、それに列を無視して乗り込む輩がいるとか考えないのかもしれないですね。まあ彼らはイベントを開催するのが本業なわけではないから、気の毒に思いますけど。

お天気もよかったからか、大勢の人が見に来てました。今週末の本番も晴れるといいですね。

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