2016年11月26日

[自転車]都心イチョウ巡り


東京都のマークはイチョウの葉の形をしています。そしてイチョウは東京都の木として親しまれてます。東京の木を選定する際、イチョウ、ケヤキ、ソメイヨシノが争ったそうなのですが、選定委員はケヤキを推したものの、都民の約半数がイチョウに投票したためにイチョウになったとか。頑健で耐火に優れ、古代植物の生き残りとも言われるイチョウは、劣悪な環境にも強く、東京都心でも公園の樹木や街路樹としてよく見ます。都心で紅葉と言うと、実際は黄葉のイチョウのイメージが強いです。

というわけで、都心で黄葉を探すポタリングしてきました。

まずは靖国神社。ここ、桜の時期も早かったですが、やはり東京のど真ん中でやや暖かいのでしょう。イチョウはまだ緑の残る黄色。


市ヶ谷を回って、東宮御所の裏の急坂を登ると神宮外苑。今年は諸般の事情で屋台などが出る「いちょう祭り」は中止になりましたが、イチョウ並木は今年も見事に黄葉してます。こちらはもう終わりに近いです。



六本木へ出て、日比谷公園へ。昨年は12月に入ってからの紅葉が美しかった雲形池も、今年はモミジは終わり、イチョウも最盛期という印象でした。



グルっと回って25km。朝ライドはとっても寒かったです。東京が黄色に変わったら、もう冬ですね。

2016年11月14日

[自転車]那須塩原紅葉ライド


今年の紅葉狩りサイクリングも3回目。大分紅葉前線も南下かつ標高が下がってきて、栃木県の那須塩原市に行ってきました。随分前に日塩もみじラインを登ったことがあるのですが、その時はまだ標高の高いところだけが紅葉していて、もみじ谷大吊橋や、塩原温泉あたりはまだまだ青葉だったんですよね。ちょうど塩原温泉が見頃と聞いたので、那須塩原に向かいました。

もともと「もみじ」という言葉は「木が色づく」という意味の「もみず」が名詞化したもので、中でもカエデが見事に紅葉することから、カエデの別称になったそうです。赤く色づく紅葉の代表格、イロハモミジは標高が高いところには自生しませんし、北限も福島ですし、今年行った福島も長野も、オレンジ、緑、赤、黄色がそれぞれ混ざり合った紅葉でした。もちろんそれはそれでとても綺麗なのですが、「紅」が印象的ないわゆる紅葉を見てないなーと思ったのも、那須塩原を選んだ理由です。

那須まで来たので、那須高原をまずは回ることにします。県道17号を少し登り、りんどう湖を回って、那須と塩原を結ぶ県道30号を行きました。茶臼岳は山頂が既に白くなっています。昨年は雪が少なく暖冬でしたが、今年は普通に雪が降りそうですね。


那須の広大な扇状地の上部を横切る道路は、自転車乗りにとっては気持ちのよい(?)アップダウン。お天気も良くて最高です。


国道400号にぶつかると、今度は塩原温泉方向へ登ります。まずはもみじ谷大吊橋へ。自動車は駐車場待ち列ができていましたが、自転車は関係ありません。「奥にバイクが置いてあるから、そのあたりに置いて」と言われて、そこに駐輪しました。



駐車場周辺は綺麗に紅葉してましたが、全体としては少し遅かったかなーという感じ。

ここから少し行くと、新しく出来たトンネル「がま石トンネル」が見えますが、そこを左の旧道へ。大正浪漫街道と名付けられた旧道は、ほとんど自動車が通らず、静かな道路です。


途中、回顧(みかえり)トンネルという古いトンネルを通過します。確かにこれは見返りたくなります。(帰りに撮影)


上の写真右側に駐車場みたいなものがありますが、その先にこのトンネルのさらに旧道と思われる橋があります。橋の両端ともかなりしっかり封鎖され、「危険、通行禁止」と書かれてましたが、結構散歩してる人も。ただあれは確かに通りたくなるなと思える橋でした。いや、入りませんでしたけど。

このあたりは箒川が作る渓谷沿いに自然散策路が作られていて(かなりアップダウン激しそう、距離もあるのである程度準備は必要)、紅葉を楽しみつつ滝や吊橋を見られるようです。残念ながら自転車なので散策路には行きませんでしたが、散策するのも楽しそう。そんな自然散策路途中にある滝のうち、国道沿いからアプローチできるのが「連珠の滝」。その駐車場は、真っ赤な紅葉が素晴らしかったです。


塩原の温泉街に入ると、箒川にはいくつも橋がかけられています。川岸の紅葉は陽のあたり方が違うからでしょう。グラデーションが素晴らしいです。


温泉街の一番の名所は「紅の吊橋」。その名の通り、対岸の紅葉が本当に赤なんです。一番上の写真は対岸から紅の吊橋を撮ったもの。


ここ数日の強風で葉が落ちてしまったかと心配しましたが、全くそんなことなく、正に紅の橋を見ることができました。

手前側は塩原もの語り館という観光案内所のような場所。ちゃんとバイクラックもありました。2階がレストランになっているのですが、そこからの眺めも素晴らしいのです。


紅葉って面白くて、より日光が当たると赤が強くなるそうですが、それだけじゃなくて、木による個性とか、いろいろ理由はあるそうですね。ただ、日のあたり方が違うせいで、同じ木でも赤だったり、オレンジだったり、はたまたまだ紅葉してなくて緑だったり、様々な色が混じっていて面白いです。


再び国道400号に戻り、最後はみかえり温泉彩花の湯で汗を流して帰ってきました。この日帰り温泉は駅まで約17kmあるのですが、途中少しの登り以外は、ほとんど下りなのでまあ問題ないと思います。夏の暑い時期だと再び汗かいちゃいそうですが。もみじ谷吊橋の駐車場が混雑していたので混雑を心配しましたが、13時頃はまだガラガラでした。

本日のルート


2016年11月1日

[自転車]紅葉の松川渓谷と冬の足音


長野の山田温泉の周りは松川渓谷と呼ばれる紅葉の名所があります。千曲川の支流松川が作った深いV字谷の周りは落葉広葉樹に覆われており、色とりどりの紅葉が楽しめます。いつも志賀高原方向へ通り抜けるだけのこの道路が、紅葉に覆われる時期に行ってきました。

朝一のかがやきで長野へ。初めてモバイルSuica特急券を使ってみました。Suicaアプリから購入し。受け取るだけ。昔おサイフケータイを使っていた頃は、まだモバイルSuicaが出る前で、出た後もいろいろ制約があって使っていなかったんですよね。だからすごく簡単に特急券を購入でき、しかもiPhoneで新幹線の改札も通れることに感動。今日は、東京駅でパッキングして改札を通り、朝ごはんを買って長野駅まで新幹線に乗り、そしてボトルに入れる麦茶を買うところまで、iPhoneだけで出来ました。素晴らしいです。

お天気は良かったものの、前日から入ってきた強い寒気の影響で東京でさえ寒い日でした。真冬の恰好をしましたが、ちょうど良かったです。

志賀高原方面は少し雲が出ていますが、概ねいい天気。登りがきついですが、えっちらおっちら登っていきます。まだ須坂市内はほとんど紅葉していませんが、高山村に入るあたりから山が色づいているのが見えてきて、気分が上がってきます。

最初のポイントが高井橋。上の写真で真ん中に写っている橋です。


坂を登っているときも思っていたのですが、平地はまだ緑、このあたり(標高800m〜1200mくらい)は紅葉、そして2000m近いところは昨日の冷え込みで霧氷になっているようです。秋と冬が同居する本当に一瞬だけ見られる景色です。

光のあたり具合でわかりにくいですが、正面の山の上のほう、葉が落ちた稜線の辺りは白くなっています。



午前中青い空があまり見えなかったのですが、そのために霧氷が長く残ってくれていました。万座側は本当に真っ白ですね。



紅葉シーズンではない時期はほとんど人のいない八滝の休憩所、この日はなんと交通整理の警備員まで出てました。


山田牧場の標高は1400mくらい。ここまで来ると、さすがに落葉広葉樹の紅葉は終わり、カラ松が黄色くなりはじめてました。遠くには、朝走ってるときは平地からは雲に隠れて見えなかった北アルプス。昨冬の雪不足のために9月には白馬大雪渓が通行止めになったそうですが、遠目に見てもまだ冠雪してない気がします。


山田牧場のレッドウッドインでお昼。牛肉煮込みカレーか、りんごとはちみつのゴルゴンゾーラピザとものすごく迷ってカレーにしました。さすがにここまで来るとものすごく気温が低く、食堂ではもう薪ストーブがついてました。

お昼を食べているうちに天気がすっかり回復。青空が広がってきました。この上のほうも朝は真っ白だったそうですよ。


再び来た道を下ります。同じ道を通ってるはずなのに、行きと帰りって向く方向が違うので、また綺麗な紅葉を発見できたりします。




ただ陽が出てきても寒い!寒い寒いと思いながら降りてきて、最後は子安温泉に。


道路沿いじゃないので少しわかりにくいのですが、この大きな看板が目印。数年前にリニューアルしたとかで、入り口、脱衣所などはウッドハウス風になっていましたが、扉を開けて浴室に入ると、湯治場って感じの風情のあるお風呂でした。全体が板張りで、窓から入る光がモウモウと上がる湯気に当たって斜めに入ってきている様子がよくわかります。なんかアニメで出てきそうな光景だなと思いました。浴槽以外に洗い場などは無く、「源泉」と書かれた樋から出る桶と、水の桶があるのみ。顔を洗ったら、ものすごく塩っぱく、そして鉄の臭いがしました。ナトリウム-塩化物泉で、お湯は茶色。有馬温泉に似てるかなと思いました。ただこちらは源泉温度がやや低いので加温してます。ややぬるいので、ゆーっくり浸かってられますし、塩化物泉なので温まります。

最後に振り返って登った山へお別れ。松川が作り出した扇状地は刈り取りの終わった田畑が広がり、奥の山は紅葉の線が降りてきてるのがはっきりわかります。今年は秋なんて無かったと思うほど突然寒くなりましたが、やっぱり秋は秋ですね。


そのまま下っていくと、道路脇に農協の直売所があって、たまたま今日はいろいろ売ってました。一度買ってからりんごの中でもお気に入りの品種、シナノスイート(6個入っていて300円、傷物だから売り物にならないのだとか)を買ってきちゃいました。そのまま下って須坂駅へ。本日はここまで。



長野電鉄に乗りながらiPhoneで特急券を買い、再びそれで東京まで戻ってきました。やっぱり便利 >モバイルSuica。

この日のルート