2017年を振り返って

私の今年1年を漢字1字で表すならば、「新」かなと思ってます。自転車もできるだけ今まで行ったことのない場所に挑戦し、新しいルートの開拓に力を入れました。東京は新しい建物が次々建ち、大型店舗も新規開業ラッシュ。主要駅の通路が毎月のように変わりました。そして11月から異動で今まで配属されたことのない別のキャンパスに行くことになりました。新たに色んな人に出会いました。もうこの歳になると新しいものばかりだと若干疲れるものですが、それでも新しいものを拒否し始めたら老化の始まりなので、来年も新しいモノ・コトにチャレンジしたいです。

では例年のように月別に。

1月 今年の登り初めは初めて熱海から箱根へ登りました。熱海峠は思っていた以上に厳しかったです。


そして初めて3Dプリンタでモノを出力してみました。このくらいの大きさのものでも「印刷」に1時間以上かかります。実用という意味ではもう少しかな。


2月 初めての伊豆大島。国内は本当にあちこち行ってるのですが、伊豆大島は初めて行きました。夜行の船も面白かった。今年から、東京マラソンが新ルートに。ゴール近くで応援しました。



3月 今年もしまなみ海道を訪れました。花見のつもりでしたが、残念ながら早かった。でも岩城島、積善山、そして海軍スカイラインなど新ルートを走れました。桜は次の楽しみにとっておきます。3月26日からは有楽町線にS-TRAINが走るようになりました。私にとってはただの邪魔者ですが。


4月 新豊洲(市場前)にIHIステージアラウンド東京がオープンしました。中央にある座席の周り360度に舞台を配置し、座席が回るというやや実験的な劇場です。こけら落とし公演は劇団☆新感線の「髑髏城の七人」。1年かけて花、鳥、風、月と4つの「髑髏城」が上演されています。せっかく近くに変な劇場ができましたし、一度劇団☆新感線の劇を観たかったということもあり、チケットを取って「花ドクロ」を観にいきました。最初のを見ればいいやと思いきや、これが非常に面白かった。別のキャストのも観たくなってしまい、結局「風ドクロ」も観てしまいました。そして来年頭に「月ドクロ(上弦)」も観に行きます。ほかにも年度始めにあたる4月は新店舗オープンラッシュでした。京橋の警察博物館がリニューアルオープン、そしてGINZA SIXがオープンしました(5月の連休に行って、あまりの混雑にすごすご帰ってきた)。


5月 連休中に出勤したので、GWは2週間遅れでした。能登半島を初めて自転車で走ってきました。お天気最高で、海がとっても綺麗でした。


6月 今年は空梅雨でした。6月に梅雨入りが宣言されてから、全く雨が降りませんでした。菖蒲に青空、紫陽花に青空。そんな6月でした。


7月 「豊洲ぐるり公園」の一部が7月7日にオープンしました。ぐるり公園は新市場を囲む公園です。当時開場するかどうかで揉めていた市場隣接部分の開園は当面見送られました。ぐるり公園の中でも旧豊洲埠頭突端部の広場は、夜景が非常に美しいです。


8月 初めて五能線に乗って旅してきました。リゾートしらかみと温泉三昧の旅です。何も無いのが面白い、そんな旅行でした。8月末に東京駅グランスタ丸の内が完全オープン。丸の内側に新しく出来た食べ物屋は、なんだかんだほぼ全て食べに行きました。茅の舎のイートインおすすめです。


9月 今年はとにかく東京駅が大変身していた1年でした。とうとう北側通路が一直線に繋がりましたが、この後はどうなるのでしょう。


10月 今年は埼玉のコスモス畑を初めて見に行きました。どれも綺麗でしたが、10月は本当に変な天気で、例年のように晴れが続かなかったり、台風がきたりして、こうした観光的な花畑はかなり苦労していたように見えました。


11月 今年の紅葉ライドは富士五湖周辺と、常陸太田に行きました。富士五湖ルートでは、初めて二十曲峠から綺麗に富士山が見えて感動です。また、奥茨城と呼ばれる地域には自転車で初めて行きました。走りやすいし楽しいしおすすめです。実はこのあたり、「茨城県北ジオパーク」として認定されていた地域だったのですが、推進委員会の組織体制や広報活動などに問題があるとして、12/22に認定を取り消されてしまいました。確かに伊豆や富士山周辺に比べると、ジオパークとしての印象は薄い(説明看板とかほとんど見なかった)けれども、自転車で走っていると地形的な面白さは確かにあると思うので、再認定に向けて頑張って欲しいです。


そして11月1日から新しいキャンパスへ異動になり環境が激変しました。まだ慣れずに仕事に追われている感があるのですが、早く慣れて自分のペースでできるように調整していきたいです。

12月 2年ぶりに皇居の乾通りが一般開放されました。紅葉シーズンに合わせた開放です。いよいよ平成も残り1年と4か月。誰にとっても初めてとなる今上の「退位の礼」と、私にとっては2度目の「即位の礼」がやってきます。もうすぐ新元号も発表されるのでしょう。平成になったときは、30年も続くとは思っていませんでした。でも振り返ってみると30年って短いですね。


今年の見た映画は、66本。いくつかドキュメンタリーを見たのですが、『メットガラ』はすごくよかった。METのファッション部門キューレターがどうやって大規模な展覧会を開催しているのかを追ったものです。豪華さに目を奪われがちですが、どうしても色眼鏡で見られがちなファッション部門のキューレターが、いろいろな趣向を凝らしてファッションをアートとしてみせる工夫をするところ、素晴らしいなと思いました。今年の中でベストは『女神の見えざる手』。彼女の一言で、全てがひっくり返るところは 爽快感がありました。ここ数年ヒューマントラストシネマ渋谷で、年初に「未体験ゾーンの映画たち」という上映が組まれています。日本では様々な事情で上映されなかった映画をかける取り組みで、今年は何本か観ました。中でも『エンド・オブ・トンネル』最高でした。来年もまた「未体験ゾーンの映画たち 2018」が開催されます。楽しみです。

今年は少し自転車に乗る時間が減ってしまったこともあって、3000kmちょっとしか乗れませんでした。Festive500はなんとか乗り切りましたが、目標の年5000kmは来年こそ。(と、毎年言ってるような)

今年も一年お付き合いいただいた皆様、ありがとうございます。良いお年をお迎えください。

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